感動!歓喜!号泣!
WBC世界フェザー級タイトルマッチでした。地元のボクサー東洋太平洋フェザー級チャンピオン越本隆志が世界に挑戦しました。 世界戦は実は2度目。2001年1月、初めての世界挑戦は9回ノックアウト負け。 この時越本は29歳。周囲からは引退もささやかれたけど“夢”を諦めなかった。 翌年、東洋太平洋フェザー級チャンピオンに輝くと、その王座を7度防衛、今回のチャンスを掴み取った。「すべてを捨てても叶えたい夢」これ聞いたときに、心が震えた。私にはそういうものはないな~って。父親でありジムの会長でもある英武さんは、自ら営業活動を行い、息子・隆志に食事を作り、 トレーニングでも常に息子のパンチを受け、世界戦を目指してきた。 地方ジムのハンデに負けず二人三脚で戦ってきたのだ。こういうすごい試合が行われるというのに、残念なことに地元でも越本をしらない人は多い。私は、彼の試合を今まで何度も見てきた。実は、私は、彼の熱烈なファンというわけではない。彼は、とても綺麗なフォームで綺麗な戦い方をする。上手いな~と思う。でも派手さもない、荒々しさにかけるというか私の好きなファイターではない。だけどやっぱり地元だし、今回は世界戦。勝ったら世界チャンピオン。二日酔いなんて言ってる場合ではない。応援にも力が入る。今日の世試合1ラウンドから興奮状態の私。応援で声もかすれ、感情が入ってしまい泣きながら応援していた。今まで大好きな畑山君の試合でさえ泣きながら応援したこと1度もなかったのに。これまでに見たこともないすごい気迫。「すべてを捨てても叶えたい夢」この言葉が何度も私の頭をよぎった。面白い。越本の今までの試合で一番いい!勝ちたいんだ!勝つんだ!ってキモチが伝わる。セコンドや応援席にも知り合いや知人、友人の姿が見える。試合は12ラウンドまで持ち越し、ついに判定。私は、泣きながらこの結果を待った。越本は目の上からすごい出血。結果は、越本判定勝ち!!やった~~~(#^.^#)越本、会長(越本のお父さん)、会場のみんな、そして私みんな号泣してた。35歳で世界チャンピオンになった越本。世界スーパーウェルター級の王座を32歳9ヶ月で獲得した輪島功一を抜き日本人最年長記録を更新した。フェザー級の日本人王座としては34年ぶり、そして福岡のジムからは初めての世界チャンピオン。嬉しい。嬉しい。本当に嬉しい。地元のチャンピオンが今日誕生した!心からおめでとう!