P.S. アイラブユー
友達に映画(1日なので1,000円)に誘われました。P.S.アイラヴユーが見たいと。番宣で何度もみました。死んだ夫からさまざまな方法で10通の手紙が届く。という内容。数日前に命日を迎えた私がみて大丈夫な内容か?倒れそうなくらいに落ち込んでしまわないか?などすごく考えましたよ。だって命日後すぐなのに、なんでこの映画に誘う?他の映画沢山あってるのに・・・友達はラブストーリーを私が好んで見ないのを知ってるのに。行く前に姫から「ママ、今日はマスカラもアイラインもしていかんほうがいいよ。どうせ大泣きするやろうから」と言われた。なので、ビューラーで頑張ってあげるだけにした中途半端なヘンテコメイクだった(笑)うちのパパって殿と同じLDだったからお手紙なんか書きません。いいように解釈したら書きたかったけど書けなかったのかも。生涯ただ1通だけ、パパから貰った手紙は・・・それは感動のラブレターでもなんでもなく普通の人ならたぶん捨てているだろうと思われるメモ。○○様へ今日は焼肉です。ヨロシク××よりしかも○○は私の名前が漢字で書かれてますが微妙に漢字間違ってます(笑)そんな手紙をたった1通の手紙だと後生大事にとっている私もどうかと思いますが・・・亡き夫から10通もの手紙をもらえるなんて羨ましすぎるお話です。さまざまな方法で手紙が届くのですが夫のぬくもりと愛を感じながら、それは二人の幸せだった頃を思い起こさせるものや、自分を後押しするもの、新しい人生を踏み出してほしいと願うもの・・・大泣きを予想してましたが、1回も泣けるシーンは私にはありませんでした。むしろ大爆笑していたことが多かったです。でもやっぱり死んだあとにこうやって10通もの手紙が届くなんていいな~と思いました。夫の大きな愛であふれました。手紙の最後には必ずP.S.アイラヴユーと書かれていました。せめて私も1通くらいはパパからラブレター欲しかったですね。内容は、納得いかないシーンも多々ありましたが映画に誘ってくれた友達にありがとうって気持ちになりました。死別経験者には、見るのに勇気がいる映画だと思うしそれはないやろ~とか周りの人の言葉にムカついたりとかまあいろいろ思うこともある映画でした。P.S.アイラヴユー・・・死んだ夫が本当に伝えたかったことはきっとこのことだったんだろうな。一番伝えたかった言葉はこれだったんだろうな。この映画の夫の手紙の内容のようにうちのパパも思っていてくれると信じたいですね。自分で書けなかったのでこの映画を見せることで伝えてくれたと思うことにします。