500円=5,000円
殿と殿の友達で大型スーパー内のゲームセンターで遊ぶ約束をしてきたので、私が車で連れて行きました。殿にいくら持ってきた?と確認するとお財布を見せてくれて「500円」と。一緒にいた子の表情におや?と思いひろし(仮名)はいくら持ってきた?と聞くとひ「1万円ちょっと・・・」私「は??????1万いくらね?」ひ「1万1千円くらい」それを聞いてそんなに持って行かす事はできないから私に1万円札を預けるように言ったが買い物をするものもあるというのでいくらなら預けれるか聞くと両替してきて6,000円預けるという。5年生の持ち金が5,000円納得いかないが全部使わない無駄使いしないと約束した。暫くして迎えに行くとゲームの景品といってお菓子をたくさん持っていてみんなに配っていた。5,000円をほとんど買い物ではなくゲームで使ってしまったという。5,000円稼ぐのに親がどれだけ一生懸命働いてるかとかお金を持ってることでのトラブル(カツあげなど)懇々と言い聞かせ、又今度こんなに沢山持ってたら連れて行かない。私が連れて行くときは、いくら持ってるかちゃんと聞くよと言い預かってたお金を返した。そのお金を財布に入れようとしたひろし。ふとみると財布の中に1000円札が沢山まだ入ってた。最初に持ってる金額を聞いたときに私に嘘をついていたのだ。本当は16,000~17,000円くらいあったらしい。更に私は、いる分しか持ってくるな大体いくらくらいならOKか親とちゃんと話し合うように言った。(言葉で書くと短いが20~30分は説教してた)いくらくらいってどのくらい?と聞くのでお金の事はその家でそれぞれ違うから私がいくらとは、言えないからちゃんとお母さんと話し合いなさいと念を押すと5,000円くらいならOKなんやろ?とあ~だから11,000円持ってると嘘ついて私に6,000円預けて計算上の残りは5,000円。私の子なら5,000円は絶対にダメ。うちは500円。だから殿は、いくら持っていっていい?と聞きもしなかったがうちでは、それが相場。殿の相場 500円ひろしの相場 5,000円大人になるとそれぞれの稼ぎの差もあり私にとっての100万が誰かの10万、1万くらいの価値の差が出てきたりすることもある。でも小学生でこの金銭感覚は末恐ろしい。お母さんは、ひろしがいくら持ってるかいくら使ってるか知らないのだと。おばあちゃんから貰ったお金はお母さんに言わずこっそり持ってるらしい。お母さんにこのことを伝えたらうちは厳しくしてるからお金全部没収でしばらく外出禁止にしますとのこと。そんな厳罰のことよりお金の大切さや使い方を教えてくれればいいけどそういうお母さんではないようだ。子供を怒鳴り飛ばしている姿をよく見かける。ひろしはお母さんに怒られなければお母さんに見つからなければいいと思ってる。悪知恵がよく働きごまかすのが上手い。でも、ひろしはとても子供らしくて可愛い。可愛いから私も自分の子供と同じように注意する。だけどいくら言い聞かせても金銭感覚は、他人に1~2回言われたところで変わらない。殿の500円=ひろしの5,000円とても将来が心配な衝撃的な出来事だった。