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海に片思い・・

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有亮丸

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Jun 19, 2010
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カテゴリ:エピソード



大波を受け海に投げ出された瞬間はまったく

何が起こったのかわからない!

海中にいるのだけはかろうじて分かった・・。しょんぼりしょんぼり



「ゴポッゴポゴポポポ・・・ブッはああ」



ようやく海面に顔を出せた!!!ウィンクウィンク


周りを見ると荷物は無残に散乱し、3mほど手前にマイボートが

ひっくり返って浮かんでいる!!びっくりびっくりびっくり


「あ、あれに捕まれば助かる!!」


と泳いで行こうとするが転覆を見て近くに助けに来てくれた

シーカヤックの男の人が「ボートに捕まるな!!またのまれるぞ!!

もう船と道具は諦めろ!!」



と言われ一瞬躊躇した・・・その時!!



後ろから先ほどと同等な大きさの第二波が迫ってきていた!!!


「ザッバーン!!ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・」


再度波に巻き込まれる・・・!!号泣号泣号泣


また必死に泳ぎあがり海面に顔を出すとその第二波で

マイボートははるか前方に流されていくのが見えた・・・。


そして・・・すぐに第三波が迫ってきていて、その後ろには

4波目・5波目の盛りあがりも確認する・・・。しょんぼりしょんぼりしょんぼり



この時点でもう海水を結構飲んでしまっている・・・



「もう駄目だ、死ぬ・・!!」



諦めにも似た感情、覚悟を決めるところまで追い込まれた。



「俺、こんなところで死ぬのか・・・

つまんない人生だったなあ、みんなゴメン・・・」号泣号泣



何故ここまで溺れたのかと言うと原因は2つあった!!



一つはいつもは必ず着けているライフジャケットを

脱いでしまっていた事!!しょんぼりしょんぼり



もう一つは「ウェーダー」


ハイチェストウェーダーでわき腹まで水の浸入を防いで

くれるが、一度水が入ってしまうと・・・それは下半身、

特に足の自由を奪い、単なるオモリと化す!!びっくりびっくり


必死で足で漕いでも海面で口だけ出すのがやっとの状況になる。



これらすべては当然自分の危機管理責任の欠如、

自業自得なのだ。号泣号泣



しかし・・・第三波を受けた時、ようやくウェーダーが

足の自由を奪ってる事に気がつく!!


「コレを脱げば・・・・助かるかも!!よし、冷静に、次の波で

自分から潜って焦らずに外そう!!!」



ここに来て少し冷静になれた自分がいた・・・


しかしこの判断が明暗を分ける事になる!



断続的におこる大波で救助にきてくれている人たち

(パドルサーフィン・シーカヤック・サーファー)

も近寄る事ができない・・・何もする事はできないのだ。号泣号泣



海面に口を出すたびに・・・


「助け・・ガバウ、て・・死ぬ・・助けて~ガバウ・・」


と必死に言うが無理なものは無理なのだ。



「大丈夫、絶対助かるから!頑張れ!冷静になれ!」


と波間に微かな励ましの声を確認する事はできた。



そして・・・大きく息を吸い、第四波のブレイクに自ら潜水した。


ウェーダーは肩から前の部分にかけてゴムとプラスチックの

接続具でとまっている(サスペンダーみたいな感じ)


それをまずは外し・・・今度は体を丸めて靴底らへんを持ち

右足からゆっくり脱いでいく・・・!!!


「よし、右足は脱げた!」スマイルスマイル


残り僅かに肺に残った空気を搾り出しながら左足も脱ぐ事ができた!!


水を含んだウェーダーはオモリのように


薄暗い海へと沈んでいった。。



「ブッはああ!はあ!はあ!」



と海面に顔を出すがさっきとは明らかに違うぐらい顔が出せる!!



そして後ろを見ると・・・「第五波」・・・


これはもう一度潜ってやり過ごす。。



そして次に海面に顔を出した時・・・

ようやく大波の周期は終わり、周りには白い泡が


「シュワシュワ」と音を立てて自分を包み込んでいた。



つづく・・・






Last updated  Apr 9, 2011 01:06:02 PM
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