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海に片思い・・

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有亮丸

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Jun 22, 2010
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カテゴリ:エピソード


大波の周期が終わり、次の波がこない事を確認してから

最後の力を振り絞り、パドルサーフィンの方の呼ぶほうへ泳ぐ・・・。


「もう大丈夫!捕まって!」と言われ


サーフィンの先端部分に捕まった。


ここで初めて

「た、助かった・・・本当に・・助かった・・」と思えた。




でも!? 


「友達!!僕は友達と一緒に乗ってたんです!

友達は大丈夫ですか?生きてますか?」



とそこでようやく別の恐怖に気づく!!


はっきり言ってあの状況では助ける余裕はお互いに無い!号泣


しかし船長である自分が運転して沈没してしまっている!

これで死んだなんて言ったら・・・


想像しただけでも背筋が凍りつく感覚に襲われた。しょんぼりしょんぼり


友達もライジャケは外しがちだが、今回はちゃんと

着させていたのがせめてもの救いだ。


「友達は自分で長者ヶ崎の方に泳いで行ったから多分

大丈夫じゃないかな?でも浅場で波に飲まれる方が岩なんかで危ない

からなあ、大丈夫だと思うけど・・」と言われるが



それでも必死に「友達は?友達は大丈夫?ですか?」


としつこく聞くと・・。


「あ、あれそうじゃないかな?今、長者ヶ崎の岸壁を歩いてるよ!大丈夫だ!」


その言葉を聞いてようやく少し「ほっと」した。。ぺろり


「マジですか?よかった、本当に良かった・・

有難うございます、有難うございます!」



泣きながら感謝したのは生まれて初めての経験だった。



そのままゆっくりと岸方面へ曳航してもらっていると、

岸から和船が向かってきている。


「大丈夫かあ?今行くから待ってろ~」


と、後で分かった事だが救助にきてくれていたシーカヤックの方が

一足先に岸に戻り、事情を説明し、民宿で持っていた和船を

出してもらうようお願いをしてくれていたのだ。。



どうやら私が溺れている際に「役割分担」をしっかり話していたようで・・

「乗せて陸まで向かう人」

「助けを呼びに行く人」

「散乱した荷物を拾う人」・・・



浮いていた荷物 (クーラーボックス・ラジアルボックス・

リュック・コマセバケツその他)も手分けして回収してくださっていた。


和船はパドルサーフィンの横につけてくれて、

「ほら、こっちに移れ」と言ってくれたのだが・・・


もう手の力も足の力も腹筋も残っていない・・・


「だ、駄目です、ち、力が入らない・・・」号泣号泣


すると・・すごく重たいワカメを海から収穫するかのように・・


「よいしょ!」と引き上げてもらった。



安心したのも束の間、足が、全身が震えだした。。しょんぼりしょんぼり


恐らく長いこと寒い海にいた事により低体温症になっており、

かつ寒風を浴びていて、気力も体力もすべてを使い果たしているので

痙攣に近い状態になってしまっていた。号泣号泣号泣



「あっち見てみな、2~3艇ボートがひっくり返ってるよ

でっけえ波だったからなあ」と言われ見ると他にもボートが転覆

しているではないか・・・



やはりかなりの波だったようだ。びっくりびっくりびっくり


和船はそのまま波に漂っている私のボートの所まで行き、

ロープで繋いで岸まで一緒に曳航してくれた。大笑い大笑い


その間にもカヌーの方やパドルサーフィンの方が寄って来ては

浮いていた荷物を和船に乗せてくれている。大笑い大笑い


「有難うございます、有難うございます」と言うのが精一杯だった。


そしてようやく陸についた・・・


友達もずぶ濡れながらちゃんと生きていて

「大丈夫か??」と声をかけてくれた。


しかし、私の体は自由が利かず四つん這いになったまま号泣

震えるだけでまったく動く事ができなくなっていた。しょんぼりしょんぼり


海水も結構飲んだので肺に入ってしまっている可能性もある。


野次馬含めまわりにも人がどんどん集まってきていた。。


「救急車呼んであるから、もう少し我慢して」

と、もう救急車も手配してもらっていたようだ・・・。


ほどなく遠くの方から「ピーポーピーポー」と聞き覚えのある

サイレンが聞こえてきてその音はどんどん近づいてきていた。


そして浜の近くでその音が最大になり、止まった。。びっくりびっくり








Last updated  Apr 9, 2011 01:05:17 PM
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