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September 17, 2005
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カテゴリ:海熊楽天日記
 
 今日は旧暦の8月15日、満月だ。
 目の悪い人は昨日の月も満月に見えるようだが、厳密には完全に満ちていない。よってその人はうそ月だと言うことになりマス。
 そんなことはどうでもよろしい。
 かつて我が島に、トゥンガモーキャーという習わしがあった。
 あったと過去形で書くと、もう消滅したように思われてしまうが未だに名残は残っている。わが輩がこどもの頃は、まさに盗むという概念によって共通の理解を得られていたのだが、今は訪問してお願いするらしい。

 その昔わが輩が紅顔の美少年だった頃のお話。
 夕暮れの、月が昇りかけた頃我々は数人のグループをつくり近所をトゥンガモーキャーに走り回った。餅はたいてい庭のど真ん中、ひっくり返したバケツやそーめん箱に供えられていた。我々は順番を決め餅をかっぱらいに行くのだが、決して家主に見つかってはならないのだ。
 家主も心得たもので晩酌をしながら餅を見張っていた。
 いま思えば約束事で、盗人小僧を見つけては怒鳴ってくれたっけ。
 
 こどもたちは真剣にそのゲームを楽しんでいた。
 時には、匍匐前進をして傷だらけだった。
 ヤブの中に数十分も潜んでいヤブ蚊に刺されたこともあった。
 対立するグループに先回りをされ悔し涙を呑んだ。
 喧嘩をふっかけ餅をかすめ取った。
 あぜ道の草を結んで輪っかを作り、いじめっ子をこけさせたことも、すべて懐かしい想い出。
 さながら、五右衛門顔負けのスキル?で餅をかっぱらった。
 
 【トゥンガモーキャー】はこどもたちのビッグイベントだった。
 
 ところが今はどうだろう。
 名前は残ったが子供たちは餅を下さいと訪問するようになっている。これでは、もはやあのはらはらドキドキするような感覚との乖離は否めない。
 盗むという社会的に悪とされる観念を助長すると有識者が苦言を呈したのだろうか? この習わしで島からドロボーが多数輩出されたというニュースも聴いたことがないしね。
 
 振り返ると我々はトゥンガモーキャーを通して、社会との関わりを深く実感していたんだよな。
 さてさて、今夜は月でも見ながらガキどもの訪問を待つとしようか。



ようこそ与論島 パナウルマジックへ







Last updated  September 18, 2005 01:07:49 AM



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