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カテゴリ:海熊楽天日記
【味噌汁シリーズ第2弾】えっ、いつからシリーズに?
「天女の羽衣」 ひょうたんときゅうりとかぼちゃ、最近この自家製野菜が我が家の食卓を独占している。 とりわけひょうたんは、味噌汁の具として活躍中だ。 具は、三食ともひょうたんをメインに豆腐やかぼちゃ・ほうれん草、たまににんじんを入れる。 今朝、冷蔵庫を開けるとひょうたんが一人ぼっちふてくされていた。 昨日、忙しくて買い物をサボったせいだ。 ひょうたんを歯のこぼれた包丁でしこしこ半月切りにしていると、赤いピーラーがわたしを指名してとつぶやく。 誘惑に負けてひょうたんをピーラーで沸騰した鍋に飛ばしてみた。薄く長くスライスされたひょうたんが、鍋の中へ天女の羽衣のように舞い降りる。 ひょうたんだけでは寂しいなあ。 よっしゃ、卵を入れてみよう。 卵は溶かずに半熟がよさそうだ。 これにねぎか三つ葉でもあれば完璧だが、贅沢は言うまい。 できたての味噌汁を茶碗に注ぐ。 半熟の黄身を箸で潰し、ひょたんと一緒に口にする。 えもいわれぬ味覚と食感。 これはうまい、まるで渓谷に舞う天女の羽衣のようだ。(見たことはないが) ところで、我が輩の場合食は作る過程も重要な要素である。 ひょうたんを優雅にリズミカルにスライスする(ここが重要)技術がなければこの味噌汁を作ることはできない。 腕に自信のある方のみお試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 7, 2007 12:02:04 AM
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