三宅島2007(その3)
さてさて、火山活動中の山頂付近ドライブ・・・なんとか無事に下道まで降りてくることができこの後は恒例の一周ドライブですまずは、会社の元後輩の実兄がやっているアクセサリーショップというか工房へ・・・M’sクラフトというお店なのですがツゲの木を削り出したアクセサリを作る工房で、ひとつひとつ手づくりのため同じ作品でも微妙に違いがあり一点ものなのです私もイルカを持ってます。もう十年くらい前に買ったのですけどツゲの木と言うのは硬くて丈夫なので、加工は大変ですが長持ちします三宅島といえば、御蔵島でのドルフィンウォッチの出発基地としてもすっかり定着されてきましたこのためかイルカのアクセサリは人気があるようですその他の作品もこんな感じさてさて、この工房をやっている浅沼実さんと島の事を少しお話ししてきました結局のところ、復興といってもまだまだだし、主なお客さんは釣客さんのみだとかもっと若い人が遊びに来てくれるようにならなければ、なかなか活性されないことだとか島では海の釣やダイビング以外でも、サーフィン・ウインドサーフィン・スキンダイビング・淡水魚の釣りなども楽しめるポイントは沢山あると言うことを語ってくれましたただし、サーフィンは波のパワーが凄く強いので、初中級者には向かない・・・らしいです^^;伊豆の島では新島が有名ですが、三宅は上級者が好む大きくパワフルな波が多いようです浅沼さんはサーフィンと・ウインドの両方をやるんです。私はウインドをやっている姿しか見たことが無いのですけど^^;A実際この日は台風9号の影響か、「三池」や「釜の尻」の浜にはビックウエーブが・・・私はサーフィンはやらないので風向きは良いのか悪いのかよく判りませんでしたけど波は特大でしたね(^_^)vサーフィンの分野では三宅島はまだまだマイナーですけど、その分人も少なくワンランク上の波に挑戦するには良い環境なのではないですかね?そういうことをPRして年齢層の若い方にも目を向けてもらいたいところですそんなことを話しながら、また来年も来ることを約束して、M’sクラフトさんを後にしましたさて、その後三池方面に進むと途中でデカい牛の置物が・・・ここは岡太楼本舗というお店今となっては数少なくなってしまった三宅島のお土産のなかでも一番の売れ筋「牛乳せんべい」を作っているところ島のお土産屋さんには大抵置いてあります昔、山頂に村の牧場があった頃はその牛乳で作っていたのだそうですが・・・^^;この製造元を訪れると、焼きたてのせんべいを振舞ってくれます商品になる前のせんべいは不思議な食感でこれはまた楽しいのです素朴で飾りのない、純正三宅島のお土産ということで、思わず3箱も買ってしまいました^^;Aその後は私が三宅島で一番好きな風景を眺めに・・・三池浜の北側に三七山(さんななやま)展望台というところがあるのですがこの展望台より北側には、昭和37年の噴火の時に流れ出た溶岩流の痕が広い範囲に残っていて海まで続いているのですがこの景色がハワイ諸島のハワイ島に似ているのです地球の息吹が聞こえる島と言う点だけではなく通じる所は多いような気がしますさてここで、またも三線を取り出して海に向かって吠えてみたのですが友人のカメラで取ってもらったのでこの写真は、非公開で(笑)三池の港を過ぎると空港があります随分前に日記にも書いたのですが、11月に三宅島でオートバイのレースをやるという構想を知事がぶち上げて、趣旨には賛成できたのですけど・・・やはり島の周回道路でのスピードレースは危険ということで規模はかなり縮小されたようです島を回らなきゃ意味がないと思うのですが・・・危険な事は確かでしょうね道路も一生懸命整備していますがやはり狭隘であったり、路面状況の悪い場所が多く整備が間に合わないと考えられますでレースはドラッグレースにして、会場はこの空港になるそうです・・・どうなるんだかね^^;Aまぁ、楽しみにしていましょうそして来年の春には空港も再開の予定です空港を過ぎて少し行くと長太郎池の入口です、車は絶対にすれ違えない狭い道をトコトコと入ってゆきます・・・狭い坂を下ると長太郎池という、自然のタイドプールがあります普段は子供が遊ぶのに丁度良い自然のプールが出来るのですが・・・今回はさすがに南東向きの海は荒く^^;タイドプールは水没し、でかい波が打ち寄せていました・・・こんな長太郎池はじめてみました^^;A最後にもう一回温泉に行こうと言う事になり最後にひと風呂・・・^^;その後、ふるさとの湯の前にある「ふるさと味覚館」で昼食本日のお勧め、海鮮丼1,000円也が三宅島の締めです船は宿のすぐ近く、錆ヶ浜港に着くので時間まで宿のロビーで涼んでまだまだ数少ないお土産屋さんを見ながら港へ・・・定刻どおりの着岸・離岸でした・・・が!この後、船内で急病人がでたため大島に寄り、病人だけ大島からヘリで搬送するとの放送が・・・1時間ほど遅れるとのこと・・・^^;そういうことなら・・・仕方が無いですねぇ・・・でもこの後、お医者さんと看護婦さんが乗り合わせていたため診察してくれたそうで病状が安定したので大島には寄らないと言うことになりましたが、その時には既に大島の近くまで船は来ていたので遠回りをした分遅くなりそうです・・・結局30分ほど送れて9時30分頃竹芝に到着・・・解散でしたお疲れ様でした(了)