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先日の日曜日、久々に号泣してしまった。 それは予期せぬ出来事であり、不意打ちのように現れた、青空から天候が急転し土砂降りが突如として降って来たようなものだった。 10年近くぶりに椎名林檎の「ギブス」という歌を車の中で聴いていたら、涙が止まらなくなってしまったんですよ。 日曜日に訪れた図書館の音楽CDコーナーで、たまたま目に止まった椎名林檎の文字。それで、手にしたそのCDを何気に借りて帰宅途中の車の中で聴いていたら、咄嗟に堰を切ったように涙が溢れたのでした。 「なんか懐かしいなあ」そんな気分で最初は聴いていただけだったのに、この歌の途中でカート・コバーンとコートニー・ラブについて歌われる箇所で不意打ちのように涙が流れたんです。 思いがけずに号泣してしまったことで、自分自身、かなり混乱してしまったわけだけど、でも後になってみたら、「久々に泣いたら気持ちよかった」と思えてきたこともまた事実。 これまでの人生の中で、この人のことを思い出すと涙が止まらなくなる、そんな風に思える人物って、とりあえず僕には二人しかいない。 一人はプロレスラーの橋本真也選手。 もう一人は、前述したカート・コバーン。 この二人のことは、普段、あまり思い出さないようにしている。 なにかの拍子に、ふと思い出してしまうことがあると、涙が止まらなくなってしまうから。 先程に、映画「レスラー」について綴った他者の日記を再読し、どういうわけか僕は橋本真也とカート・コバーンを思い出した。 「レスラー」という映画に主演しているミッキー・ロークも多分、橋本真也やカート・コバーンみたいな人間のタイプなのだと思う。 ミッキー・ロークの半生も実に波乱万丈。 何ヶ月か前にプロレス雑誌で読んで知ったのですが、ミッキー・ロークの生き様を知ったら誰だって大泣きすると思いますよ。あまりにもバカで不器用で堕天使みたいだから。「お前バカじゃねんのか!」と想いながら抱きしめたくなる。 そもそもの今回、ミッキー・ロークが久々に映画界にカムバック出来た要因となったのが、これを知ったら日本人は驚くかもしれませんが、なんと、あの元ボクサーのガッツ石松さんらしいんです。 身も心もボロボロになり半ばホームレスのような生活を送っていたミッキー・ロークを心配したガッツ石松さんが、はるばるアメリカにまで飛んで親身に助言したことが、ミッミー・ロークの背中を後押ししたといいます。 ボクシング仲間として、かつての栄光とは程遠い生活を送っているミッキーを見るに耐えなく思った、ガッツ石松さんの友情、そして真心。 こういう話に触れると、とても心を打たれる。 まったくもって、ギブスな愛、人生だ。そして日々、土砂降りだ。 しかし、人は前に進まなければいけない。”明日には明日の陽が昇る” ってヤツを信じて淡々と生きてゆく。 メインの楽天ブログはコチラです。 是非、気軽に遊びに来て下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.24 22:44:25
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