年末恒例 カニ鍋
冬には、温かい鍋と日本酒が最高ですね。今回使用したカニは、約10Kg、サイズはなんと「5L」です。まず、井戸水で10分~15分程度、流水解凍します。※自然解凍は、身の水分が流れ出してしまい風味を損ないますので、 流水解凍がおすすめです。 反対に、冷凍ゆでがには、冷蔵庫で自然解凍がおすすめです。カニをさばくとき、出刃包丁を2種用意しました。結局、小回りのきく小出刃の出番が多かったです。カニのさばき方として、よく足を胴体から切り離すことが多いですが、私のやり方は、少し違い、胴体をカニ足に沿って裂きます。この方が、胴体だけを切り離したあと半分に切るより、茹であがったときに身がとりやすいです。まず、足の殻を削いでいきます。出刃をよく研いでおくとこの作業は簡単に進みます。包丁で切れ目を入れるだけより、食べやすいと思います。続いて、カニのハサミ部分の処理です。ハサミの肉は、塊で食べる方が醍醐味があるので、こちらも削いでいきます。ハサミの殻は足の部分より固いので、少し切りにくいです。腕の部分は、関節に沿って切れ目を入れておきます。殻に切れ目を入れなくても、身がとれやすくなればOKです。(前回は、丁寧にハサミ部分の殻を割りましたが、 今回は、少し手抜きしました。)さぁ、これでカニの準備は整いました。カニの準備できましたので、次は、野菜、キノコ類、豆腐と・・・そしてお酒を用意しました。カニ鍋は、土鍋を2個用意します。カニ専用と、カニ&野菜用です。まずは、大鍋でカニばかり煮ます。茹ですぎに注意!赤くなったら引き上げます。(およそ三分)その間、お酒の用意です。そして、茹でたカニをひたすら食べます。ただ、ひたすら。今回は、「カニカマか!」というほど大きな身で食べ応えタップリでした。その後、カニ&野菜を食べます。カニ専用鍋は、中盤以降は、カニ&野菜用になります。ボイル蟹でないため、カニミソは缶詰で調達です。お豆腐にカニミソをつけると、お酒のアテにいい感じです。セコガニのボイルが入手できれば、内子もカニミソも楽しめていいですね。甲羅に燗した日本酒を入れて。今回のセコガニは内子もカニミソも濃厚でお酒がすすみました。カニを食べるのに疲れたら、日本酒を呑みながら中休み・・・以下続くそして〆の雑炊です。※昔、カニだけを茹でた鍋で雑炊を作ったことがあります。 完成した雑炊は、カニの風味は濃かったのですが塩分が強すぎました。 その時に、やはり雑炊を作るには、野菜の甘みもないと・・・ ということを学びました。 (よろしければクリックお願いします。)