2021/06/11(金)00:55
真の贅沢を知る酒 清都酒造場 「勝駒」(勝駒が購入できるお店)
今年は、初めて「勝駒」(清都酒造場)の限定酒「かちこま」(平仮名かちこま)を購入することが出来ました。
出荷量がそう多くはないので、日本酒好きでない方には知られていないお酒、そのひとつが「勝駒」かと思います。勝駒は富山県の地酒です。
「かちこま」は、「勝駒」の本醸造酒の生酒です。
(清都酒造場「かちこま しぼりたて本生」
(清都酒造場「かちこま しぼりたて本生」「勝駒」)
蔵元である清都酒造場は、前田利家の世継ぎ前田利長が開いた城下町高岡市にて明治39年(1906年)に創業。
日露戦争の際、騎兵隊に所属していた初代清都慶介が帰国後、造り酒屋を開業し、戦勝を記念して「勝駒」と名付けたことに始まります。
(馬のことを駒と呼びます)
清都酒造場は総製造量300石ほどの小さな蔵で、「不容偽」(偽りを容わず)を掲げ、酒造りをしています。
ラベルの「勝駒」の文字は、多芸な芸術家 池田満寿夫氏の直筆によるものです。
池田氏も勝駒のファンの一人でした
『
小さな手造り酒やですから年に、そう、こっぽり(沢山)とはできません。
勝駒
造り手、僅か五人で、こつこつと一心に醸っています。
これまでも、そうでした。これからも、そうです。
年に少量。でも、量産では出せないうまさを醸り続け、守ってゆきたい(「真の贅沢を知る酒」--そう評して下さった方がいました)。誇りをもって--「わたし達は、富山でいちばん小さな造り酒やです。」
』
一枚のラベルでぐるりと裏まで回り込み、裏ラベルに記載されることの多い、使用米、酵母等の情報も1枚にプリントされています。
2020年は、初めて「勝駒 純米吟醸」を購入することができました。
そして2021年は、初めて「かちこま しぼりたて本生」を購入することが出来ました。
私の中での食中酒として「勝駒」は秀逸で、特約店を知らなかった頃は、一時、有楽町にある「いきいき富山館」にちょくちょく顔を出して、「勝駒」や「羽根屋」などの入荷をチェックするのが習慣になっていました。
築地でマグロなどを購入し、それにあう日本酒を購入できれば幸せでした。
あるお酒の会で、年に一度は富山の蔵元に行き、勝駒を購入するという方にお会いしました。
そういえば、昔の勝駒のラベルの左隅にはさらに小さな文字でこのような記載がありました。
『
お米って、仕込むと、とてもフルーティーな香りがするんですよ。その時季、蔵の中は、うっとりするような香りに満ちるのです。いちど、その芳香をかがせてあげたい。小さな酒蔵ですが、その香りに逢いにいらっしゃいませんか。店主をあげて、歓迎します。一緒に飲みましょうよ
』
東京から蔵元のある富山県広小路駅までは3時間余り。
機会があれば、一度、蔵元に伺って購入したいものです。
清都酒造場へのアクセス
JR各線「富山駅」からあいの風とやま鉄道「高岡駅」乗り換え、
万葉線「広小路駅」下車、徒歩10分
(富山県高岡市 高岡大仏)
(富山県 氷見漁港 寒ブリ(氷見ブリ))
勝駒が購入できるお店
・かがた屋酒店
https://www.kagataya.net/shopdetail/000000002364/
・焼酎・日本酒の「酒の勝鬨」
・さかや栗原麻布店
https://www.sakaya-kurihara.jp/item/2015ho-1046/
・なかやす酒販
https://www.nakayasu-net.jp/
・酒のひろせ
http://www.yanaizu.com/sake
・酒商 田尻本店
http://www.tajirisaketen.co.jp/sake/kachikoma.htm
・いきいき富山館
https://www.kotsukaikan.co.jp/product_sightseeing/266/
・清都酒造場(蔵元)
※特約店では必ず購入できるとはかぎりません。
※蔵元では、商品が品切れの場合は、試飲のみとなる場合があります。
勝駒の飲めるお店
・日本橋とやま館
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