新政酒造元杜氏古関弘氏が三重県に新酒蔵？！

2025年03月15日

カテゴリ：日本酒

酒蔵を新たに作ることは非常に困難です。
いまの日本では、日本酒をつくるための免許の新規獲得が原則として認められていないのです。

これに挑んでいるのが、元新政酒造の元蔵人であった岡住修兵さんです。
岡住さんは現在、クラフトサケ醸造所「稲とアガベ」を運営されています。

免許の新規獲得が原則として認められていないとはいえ、既存の酒蔵の免許を流用すれば新生酒蔵としての免許は可能なようです。
とはいえ、新酒蔵を作るには多くの課題があると思います。

今回、SNSで新政酒造元杜氏古関弘氏が新酒蔵をつくろうとされている？！という情報が流れてきましたので、経緯を見守りたいと思います。

（元新政酒造杜氏古関弘氏と店主)　画像引用元：facebook ぼでが日本酒とおばんざい

以下、ぼでが（@bodega2012）に掲載情報からの引用です。

『
【三重の新酒蔵とはどんな酒蔵? 古関氏が話! 会】

常連さんは3連休を取って今頃歩いてるんだろなあと思ってるでしょう。行かなかったんです。東海道五十三次歩き旅。今年のチャレンジなんです。

＜中略＞

「神戸に行くわ。設計図も持っていくし。ぼでがで飲も!」と古関さんからの電話。
このタイミングで!!笑
ということで、東海道五十三次歩き旅は先延ばしに。
そして古関さんを囲ってのお酒の会を開催しました。
せっかくなので、古関さんの杜氏の時のお酒

◆新政緑やまユ　2013
◆新政頒布会2014 92% なまざけ
古関さんが鵜養で作った酒米のお酒
◆農民芸術概論2019
スタートの乾杯は
◆亜麻猫スパークリング2023

緑やまユ2013と農芸2014はまったくひね無し。
古関さんが造ろうと考えてるお酒は、これよりもっと甘みをおさえた感じのものらしい。だけど翌日「奇跡のお酒」という表現で感想のLINEがきた。これよりももっと上手にお酒を造ってみせると。 10年近く経って、造った本人と一緒に飲むという最高の幸せ。参加されたお客さまも感じたと思います。
プレゼンで使う資料を持ってこられて、新酒蔵のお話を参加者限定でお話してくれました。外に漏らさないという条件で参加。
内容はまったくお話出来ませんがすごい計画です。
新しい試みがいっぱい。
古関さんの知的さとユーモアを交えたお話はいつまでも聞けます。この酒蔵のお酒が置けるお店にふさわしくなるよう、選ばれるように頑張りたいですね。
その前に、ここのお酒が買える財力がいるなあ笑。

オーナーの歴史を学び、建設予定地を見学し、設計図を見せてもらい、次は着工し始めたら見に行きたいですね。
新しい蔵のお酒を熟成させて、10年先以降にこうしてまた飲めたらいいなあと夢を見てます。

#新政 #緑やまユ #農民芸術概論 #亜麻猫スパークリング
#新政頒布会 #ぼでが
』

（新政酒造のお酒古関さんに縁のお酒）画像引用元：@bodega2012 Instagram

最近の新政酒造のお酒は、熟成向きでないという話もちらほら聞くなか、古関さんの醸造したお酒は安定の味わいのようです。

私は、新政酒造の蔵元が、秋田の鵜養に木桶工房と醸造蔵を作ると宣言したとき、醸造蔵の杜氏は古関さんかなと推測していました。

現実は、20224年4月（3月？）に新政酒造を退社されました。
aramasa.kosekiでのインスタグラムの更新は4月14日を持って終わっています。

古関弘氏が醸す新たなお酒を味わえる日が楽しみです。

【関係記事】
・ぼでが10周年記念パーティー　新政酒造古関さんと稲とアガベ岡住さんがゲスト
・NHK番組新政酒造「たんぼ物語　限界集落で究極の酒造りを！秋田鵜養」
・新政酒造「農民藝術概論2019」ブックレット（小冊子）のご紹介
・【悲報】新政酒造古関氏、ハチに再び襲われる
・新たな　新政colors「アース（大地）」誕生しました ※表記変更：大地→産土
・陸羽132号（愛亀）　宮沢賢治「稲作挿話」
・新政酒造「農民藝術概論2019」陸羽132号稲作挿話
・松本日出彦氏五蔵で「武者修行」
　（冨田酒造、花の香酒造、白糸酒造、せんきん、新政酒造）