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テーマ:大学生母の日記(2960)
カテゴリ:女子大生
今日は仕事がお休み。鬱陶しい花売り場の応援業務も昨日で
終了。本当に清々した!あの売り場の人達は、他の売り場の 人達が自分たちの仕事を後回しにして応援に来てくれて いるのに、本当に不親切で居丈高だ。私以外の応援者たちも 「感じ悪いよね」と怒っていた。 1年で1番忙しい時期だから、余裕がなくてピリピリするのは よくわかる。でも、それってどうよ?と思う事が多々あった。 こういう時は念仏のように「人の振り見て我が振り直せ」と、 呟くにかぎる。わざわざ揉め事を起こすのもバカバカしい。 明日からは溜まっていた自分の仕事がやっとできるし、嫌な 事はさっさと忘れよう。 まあそんな感じで今はカーネーションを見るのも嫌な気分だ。 実母も義母もこの世を去って、母の日に贈る相手もいない。 杏はサークルの合宿で昨日からいない。 娘に関しては、私に心配や気苦労をかけなければそれで上等。 とっても親孝行だと私は思っている。なので、今大学でのびのび している杏は、かなりの親孝行娘なのだ。 サークル、合宿、大いに結構。高校の時のように変に病まなければ、 充分ありがたい。 そういえば、今私は杏から「おかあやん」と呼ばれている。 ひどいと「おっかあ!」と呼ばれる事もある。何、このダサい 呼ばれ方?遥か昔は可愛らしい声で「ママ」と呼んでくれたのに。 だいたいあの娘は女の子にしては、かなりの低音ボイスなのだ。 合唱でも「アルトでもきつい。テノールが1番いいかな」という くらい。カラオケでは女性ボーカルの歌なんて「キー、高くて 無理っす」と言って、男性ボーカルの歌しか歌えないし。 その低音で「おっかあ」と呼ばれると、複雑な気持ちだ。 幼稚園の頃の杏は、よく折り紙で花を折って私に「はい、ママ」 とプレゼントしてくれた。お手紙もよくくれた。可愛く 折りたたまれた便箋を開けると、「ママ、大好き」と書いてあって それらは私の宝物だった。 あの子はそういう日々を覚えているのだろうか。 いや、忘れてくれていた方がいい。 私は絶対忘れないけれど。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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