テーマ:愛する家族(1616)
カテゴリ:娘のこと
この土日は出勤だった。 母の日の特設会場は大賑わいで、お小遣いを握りしめてカーネーションを 買いに来るお子さんを見るとつい口元がほころんでしまう。 もらった方はどれだけ嬉しいだろう。 娘も小さい時は、折り紙で作ったカーネーションやたどたどしい字で書いた お手紙を私にくれた。 「ずっとだいすき」 そう書かれた手紙は、今でも私の宝物だ。 これは私がこの世を去る時、棺の中に入れてほしいと思っている。 そして、今年は娘と離れて暮らす初めての母の日だ。 一人暮らしで必要なものを少しずつ買いそろえている娘に、余計な 出費はさせたくない。だから辞退、って言うのをすっかり忘れていた。 光る君へをかぶりつきで観ていると、帰宅した夫が玄関に アマゾンの箱がきているよ、と言う。 中を開けると 娘からの母の日のプレゼントだった。メッセージカードが入っている。 素敵なロゼのスパークリングワイン。 ワインはロゼが好き、泡が好き、という私の嗜好にぴったりだ。 急いでお礼のLINEを送る。 嬉しくて、可愛くて、勿体ないことこのうえない。 やはり口元がほころんでしまう母の日だった。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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