カテゴリ:日々の出来事
昨日実に10年ぶりの徳川美術館を訪れたのは、「初音の調度」展を 観たかったから。 ![]() 前に訪れたのは娘が高校生の時。 初音の調度とは、3代将軍徳川家光の長女千代姫が、尾張徳川家に 嫁入りする時携えてきた婚礼調度の事である。 その時千代姫、僅か3歳。 金銀珊瑚をふんだんに使った蒔絵が主の婚礼調度。 その豪華さと言ったら! まさに徳川将軍家の威信をかけた嫁入り道具な訳だ。 さすが祖父ちゃんは家康。パパ将軍。弟たちも将軍なこの世に2人といない お姫様だ。 ![]() 私が1番素敵だと思ったのは、この真珠の小箱。現代でも充分 ありそうなデザインだ。 ![]() 豪華な駕籠。どんな高貴な方を乗せていたのか。 ![]() 蒔絵の赤手箱。 数々ある婚礼調度は豪華すぎて圧巻だ。 たおやかなお姫様ではなく、なかなかの強い気質だったという 千代姫。 身分、立場がそのような性質を作り上げたのだろうか。 江戸時代に思いを馳せる楽しいひと時だった。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.04 20:09:10
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