カテゴリ:イベント
今日は先日行ってきた「確定申告」について書きます。
確定申告は、普通の会社に勤めている人にはあまり縁のない、毎年恒例の「イベント」です。 普通の会社を辞めて、派遣や工務店の社員になってから始まった「イベント」も今年で6回目位?になりました。 初めの頃はすべて手書きの手計算だったので、何枚もある用紙(複写式ではありますが)に戸惑っていました。ここ3年は国税局のホームページで簡単に申請書を作成できるようになり、作成も提出も楽になりました。 そこにあらかじめ記入されている380000円の控除。これがなくなるというニュースが先日報道されました。もう過去の話題になってしまって、あまり耳にすることがなくなっていますが、私はこの申請書の控えをみるたびに不安になります。この380000円の控除がなくなると、所得は変わらないのに所得税が高くなる→住民税も高くなる→当然健康保険も高くなる→生活が厳しくなる→食費が減る。そんな悪循環が頭を回ります。 政治家の方々や一部の公務員の方々は、立地条件のいい場所にお安いお家賃でそこそこ広いおうちにお住まいになられているようですが(テレビで見ました)、私のような低所得者はかなり我慢して妥協した場所に、生活すれすれの家賃を払って住んでいるわけで、そんな人は今の世の中たくさんいると思うし、だからといって世に逆らって税金滞納しているわけではなく。 かなり愚痴ってますが、ついでにもうひとつ言わせてもらうと、政治家や公職に就く人間が悪いことして使ってしまった国民の税金を、なぜ返済せずにうやむやになって終わってしまうのでしょうか? なぜそんなことした人間が、給料をもらえたり退職金をもらえたりするのでしょうか。なぜまた政治家に立候補できるのでしょうか。(選ぶ国民も国民ですが・・・) 一般の会社で赤字が出たら、その穴埋めは当然会社が行い、そのツケは社員の給料やボーナスにまわってきます。もちろん、横領や使い込みが発覚したりしても、当然その本人が返済し、ツケは社員にまわってくるでしょう。 国が赤字になったのは国民のせいなのでしょうか? 話がそれてしまいました 確定申告を行いに税務署にいくと、たくさんの年配の方々がいます。 ひとりの受付時間がとても長くて、大切な昼休みを削って申告しにいく私にとって、申し訳ないけど・・・・です。 しかしわかりにくいという気持ちもわかります。あの手引書見ても初めての人にはわかりずらいかも。 私は提出して特に何も言うことも聞くこともないので、さっさと納金して終了しますが、知り合いが行った税務署では2時間待たされてようやく相談窓口にたどりつき、職員に基本的なことから質問したら「しおり読めばわかる」とか「読んでからきてください」と逆切れされ、このふたことで相談終了、2時間が無駄になったと激怒していました。おそらく全職員がそうではなく、たまたまそんな職員に当たってしまったという不運。 税務署の人も忙しいのはわかるけど、相談窓口はそのためにあると思うので、もう少し考えて欲しいです。そのひとりの職員のせいで「税金なんて払いたくない」という感情を生み出してしまい、「払うつもりで行ったのにもうニ度と行かない」ということになります。 義務は義務。義務を果たした上で権利を主張する。 やっぱり確定申告はしないといけませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 16, 2006 11:47:29 AM
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