032765 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

さあ、いくわよっ!

さあ、いくわよっ!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

カテゴリ

楽天カード

フリーページ

2010年05月09日
XML
カテゴリ:スイーツ
ゼリーと寒天は夏の定番。
ぜりーは動物から、寒天は海草から。
あなたはどちらが好きですか?

昔は、春・秋 年に2度運動会がありました。
5月の運動会は、初夏 新緑香るさわやかな日
汗ばむ陽気の中 お父さんが裏山から竹を切り出し、一節ずつに切ります。
お母さんは海から採ってきた天草を煮て寒天を作ります。
台所の上がりかまちに20個ほど並べた竹節の中に寒天液を流しいれます。
(入れる前に貴重な砂糖を少しだけ溶かしてあります。)
寒天の固まる間に
飼っていたニワトリの玉子焼きとご飯の弁当を作ります。
父は弁当と20個の寒天竹筒を背負って
母は運動会に出ている小学生の4人以外の
幼子2人の手を引き1人をおんぶして高台の小学校に急ぎます。
もうお昼近くで徒競走。
家族そろって応援してくれるのが嬉し恥ずかし。
(去年は母が出産で来てもらえなかった。隣のおばさんに結ってもらった髪は
「犬の耳」って笑われた・・・そんなんで恥ずかしくて走れなかった。)
ドン!
今年は皆いっしょ、早朝に結ってもらった髪も「かわいいポニーテール、モダンだねっ」てほめてもらった。
得意な徒競走で1番とって嬉しい!友達に寒天分けてあげるんだ!
父に節のとこにキリで穴を開けてもらい
「反対側からチュルルウって吸うんだよ」
竹筒寒天は大好評。

と母は この連休里帰りした私達に
子供時代の初夏の思い出を語ってくれました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年05月09日 15時09分24秒
コメント(0) | コメントを書く


サイド自由欄

「遠くのものはつかめない」
虹をつかむことはできますか。
雲をつかむことはできますか。
近寄ると見えない虹。
雲は近づくと雲ではない。
リンゴ狩りをすると遠くのリンゴが赤く見えます。遠くの木まで行き、採ってみるとなお遠くのりんごが美味しそうです。山岳の花、海中の貝、宝石のように輝いている川底の石も拾い上げてみると、とたんに輝きを失います。
自分の周りの煌めきにはなかなか気づきません。
12月・・・自分の感性を磨きじっくり周りを見てみよう。


「人間は弱い」
父の口癖「人は弱いもんだよ」
「人間は体も弱い。意志も弱い。誘惑に弱い。」
だから、現金を見えるところで数えたりすると、悪事を誘うようなことだと怒られた。
人に優しく、自分に厳しく、清く正しく貧しく生きた人。自分のしたことには責任を取る。逃げない。書いていると息が詰まりそうだ。
「人は弱いものだから、お金や情実で裏切ったりもするさ。でも怨んじゃいけないよ。」
だが、父は自分を裏切った人を許せなかった。死ぬまで交流しなかった。できなかった。
人は弱いものでしょう?なぜ許してやれなかったのだろう。心から「許す」というのはまず、相手が「許し」を請うてきて始まるのかもしれない。私は父を裏切った人が亡くなった時、火葬場で父に会った。父はずっと怒った表情で黙ったままだった。彼女は謝らないまま旅立った。「死」は和解の機会を永遠に奪ったのか。それとも「死」は恨む対象が存在しなくなることで、父の心に氷解をもたらしたのだろうか。

「幻の選択」
もしあの時こうしていたら・・・「自分の人生を振り返った時、ふと考えてしまうんだよなあ。こういうのを『幻の選択』っていうんだよ。」
ベッドに横たわる老人は、自力で食事もできない状態でしたが、わずかに微笑んでいました。彼は自分の夢を捨て、家族のために生きたことを後悔していたわけではありません。愛する者のためなら命を捨てることも躊躇しない男でしたから。
ただ、長い人生の中では何度も岐路に立ち、その中には夢をつかむチャンスもあったのでしょう。
「幻の選択」は、終焉にて彼がみた甘く切ない『夢』なのか。
パラレルワールドがあるのなら、その人生では自分の夢を選択してるのかなあ。いや、彼はどの世界でも、家族とともに歩む。そして最期にちょっと感傷的に自分の『夢』を思い出すが、「わが人生、幸せだった」と微笑むに違いない。

「死」
彼が亡くなった。もう二度と声をきくこともないのだと思うと悲しかったが、その「死」はなんか遠い信じられないものだった。お棺の中の死に顔を見た時、「美しい死に顔で・・・。」というささやき声が聞こえたけど、私は怖かった。
まるで粘土で作られたお面のような顔、「生きている」はずもないが、「生きていた」という感じも残っていない。本人でなく別人、いや別物、「物体」になってしまった。
生きる実感を得るために死に近づく人がいるが、「生きること」は何なのか考えてほしい。いや、教えて欲しい。「生きること」は「苦」ですか?


© Rakuten Group, Inc.
X