『あなたの王道スイーツはなんですか?』 思い出とともにあるスイーツは永遠
ゼリーと寒天は夏の定番。ぜりーは動物から、寒天は海草から。あなたはどちらが好きですか?昔は、春・秋 年に2度運動会がありました。5月の運動会は、初夏 新緑香るさわやかな日汗ばむ陽気の中 お父さんが裏山から竹を切り出し、一節ずつに切ります。お母さんは海から採ってきた天草を煮て寒天を作ります。台所の上がりかまちに20個ほど並べた竹節の中に寒天液を流しいれます。(入れる前に貴重な砂糖を少しだけ溶かしてあります。)寒天の固まる間に飼っていたニワトリの玉子焼きとご飯の弁当を作ります。父は弁当と20個の寒天竹筒を背負って母は運動会に出ている小学生の4人以外の幼子2人の手を引き1人をおんぶして高台の小学校に急ぎます。もうお昼近くで徒競走。家族そろって応援してくれるのが嬉し恥ずかし。(去年は母が出産で来てもらえなかった。隣のおばさんに結ってもらった髪は「犬の耳」って笑われた・・・そんなんで恥ずかしくて走れなかった。)ドン!今年は皆いっしょ、早朝に結ってもらった髪も「かわいいポニーテール、モダンだねっ」てほめてもらった。得意な徒競走で1番とって嬉しい!友達に寒天分けてあげるんだ!父に節のとこにキリで穴を開けてもらい「反対側からチュルルウって吸うんだよ」竹筒寒天は大好評。と母は この連休里帰りした私達に子供時代の初夏の思い出を語ってくれました。