2010/04/19(月)12:05
常世の国~♪
今日は義母の50日祭でした。喪が明けたのですが...
この期間は思いがけなく賑やかな出来事が重なり...伝統的で厳格な視点で見たとき
喪に服した期間になったのかどうか大変申し訳ない限りです。それでも母のことを振り返りしのび
嫁さんと改めて母の偉大さを再確認した期間でもありました。無知な小生...
この度あたらためて知ったのですが...神葬祭は故人の御霊をその家にとどめて
家の守護神となってもらうための儀式だそうです。脳梗塞で倒れて左半身が不自由な体になりながら...
病と闘った母の18年間でしたが今は体の不自由さから解き放たれ自由な身となって
近くにいてくれる存在になったのですネ~日常は死んだ後のことを考えることなどあまりないのですが
いろいろと考えさせられたこの期間でした。50日祭のあとの埋葬祭(納骨)も
息子たち若者パワーの絶大な協力もあり難なく終えたその後で...姉家族と叔母家族と小生の家族で法宴を行ないまして~
なんと!フランス料理をいただきました。日立のフランス料理といったらなんと言ってもデュ・バブレン!
子どもたちもかしこまった雰囲気の中でしたがおいしく残さずフルコースをいただきました。それにしても
古代人は亡き人の行く世界を常世の国(とこよのくに)と呼んで
それは海の向こうの遠いところにある理想の国のことだそうです。それは...とこよ~みたいな感じですが...奈良時代に編纂された常陸国風土記には
現在の茨城一帯を常世の国と評しています。 土地が広く
海山の産物も多く
人々は豊に暮らし
まるで常世の国(極楽)のようだ。母は昔も今もこれからも常世の国に住むようです。(○'ー'○)ノ ※写真は裏山にある雑木の新芽で~す。
ちなみにデュ・バブレンは新芽というフランス語による造語だそうです。