楓の実、羽根の生えた種に
何か呼び名があった様な気がして
ずっと考えているのだけれど
思いつかない。
昨夜からずっと肌寒かった夜や明け方にも
空気が柔らかくて暖かくなってきている。
ミシガンでは
「野菜は5月の最後の月曜日のメモリアルデーを過ぎてから植える。」
と言われていてそれを過ぎるともう霜の降りる心配がないのだそうだ。
先週の日曜日にデトロイトのイースタンマーケットで行われた
年に一度の大きなお花市、flower dayで買って来た
lobeliaという小さな青い花を前庭に植える。
調べてみたらミゾカクシという種類に属するお花で
日本ではミゾカクシ、アゼムシロ、
山地ではサワギキョウと呼ばれる野草があるのだそうだ。
そしてふと
そういえば楓の種の舞い散る音も聞かなくなったな。
とすると
くるくると一羽の種が舞って来る。
見上げると雀が軒先から種を降らせたのだった。
思いがけなく重労働な庭仕事に
応援を贈ってくれたのかな。なんて。
冬が去り
大きな青い空と
そこに浮かぶ大きな白い雲。
色とりどりの小さな鳥達や水鳥達。
大小さまざまな松ぼっくりと
そして楓の木々に
ミシガンだなぁ。
いいなぁ。
ってつい見とれる。
今年の野菜達は元気に育ってくれるかな。
旅先のくじらから手紙が届いた。
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