うみうしがいどぶっく。

2006/06/01(木)16:48

ゆびきりげんまん。

くじらから毎日のように届く ツアー先からの手紙や葉書達。 いつもなんだかへんてこりんで すごくあったかい。 こんなに離れているのは 引っ越して来てから初めてで いつもとは違う生活の流れが 別の穏やかさで気持ちがよい。 メモリアルデーの3連休だった週末 家族と北の森の中で過ごした夜 急に ぎゅっとなって ちょっと。 泣いてしまったけれど。 デフィーバーファミリーは 殆ど皆 車やバイクが大好きで 森の中 バイクで駆け巡る。 私はと言うと くじらと過ごす森の静けさを想いながら いつものように 森の中をあちこち寄り道して過ごす。 こんなに早い時期に 森を訪れたのは初めてで 春の風景に 目をみはる。 思いがけなく90°F... 30℃を超す夏日になった連休は こんなに暑くなる事もあるんだと いつも涼しい森の中にも訪れて 分厚いコートを着る事も無くて 完成したばかりのシャワーが気持ち良い。 毎年この時期に森を訪れる叔母達も この時期はいつも寒くて暖炉に火をいれるし シダも伸びていなくて 花も咲いていないのよ。 と 驚いていた。 かわいい花達にドキドキしている私をみて お花好きの叔母は 道に生えている草花は どうせバイクに乗る私たちにやられてしまうから 根付くかはわからないけれど 持って帰っても良いわよ。 って ええっ。いいのなかなぁ。 森の野草は敷地内とは言え 何だか 持ち帰るのをためらわせる。 でもうれしくて。 庭に植えられている大きく育った杉の木の下になら 同じこの森から来た木の側でなら きっと語り合う事も出来て寂しくはないかもしれない。 夜の8時頃やっと帰り着いて 5時間の長旅にすっかり疲れている花達に ひかれてしまってもやっぱり あのままが良かったのかも。 とちょっぴり後悔の念。 まだ陽の落ちないミシガンの夜に感謝しつつ 出来るだけ早く土に戻そう。 と木陰にそっと植えてみた。 次の日はさっそく芝刈りの日で えいえい芝刈り機を押しながら 何度も 木漏れ日に佇む花を見に行く。 うん。 ちょっとうれしそうかも。 森の中よりも きっとうるさいけれど。 サワークラウトをサリーちゃんと作りながら お昼ご飯の後 彼女にも お花達と 化石を見てもらう。 野草ってなんだか 控えめなのに 輝いてる。 凛として 気持ちがよい。 沢山のキャベツと格闘して 指をざっくり切ってしまった。 サリーちゃんが吃驚してくれたので 私はとっても冷静で 夜ご飯に来たカレンとも 楽しく過ごしたのに 今夜は何だか眠れなくって こんな夜遅くに日記をかきかき。 寝ている間にぱっくり開いて お布団が血だらけになるのも心配なのだけれども やっぱりちょっと 吃驚しているのかもしれない。 でも おいしいサワークラウトが出来ると良いな。 一つは紫キャベツも混ぜてみたんだよ。 瑞々しいキャベツで塩揉みしてすぐにもう 沢山の水があがって来て すでに綺麗な紫色で。 もうすっかりあっつーい夏日のミシガンでは 元気に発酵する姿が目に浮かぶ。 一週間もすれば随分成長している事だろう。 野苺の花が散り始めて もうちいさなあおい実がつき始めている。

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