012864 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

随筆の樺の木

全22件 (22件中 1-10件目)

1 2 3 >

2008.10.09
XML
カテゴリ:小説を読書
奥泉光『バナールな現象』の読書会を開く。
参加者は四人だったが途中で一人抜けてしまい実質は三人で行うことになる。正直、読書会で今日ほど盛り上がらなかった回はなかったと思う。
まず題材が複雑な構成が失敗を呼んだのかも。
湾岸戦争と同時期に発表された本作は当時の湾岸戦争がまるでテレビゲームのようにしか見えなかった(「nintendo war」と揶揄される)こと、リアルに触れることができなかったことに結びつけて、時系列を欠いた物語で突拍子もないフィクショナルな事件や戦争が脈絡なくでてくる。ほんとうにそれこそゲームのように。
一回、読んだだけじゃどこがどうなってこうなったのか、ちんぷんかんぷん。大江健三郎の『個人的な体験』をもとにしているそうですが、筒井康隆の『脱走と追跡のサンバ』を思い出しました。

そしてこの小説はよく「砂漠」がでてくる。主人公の木苺(きいちご)はニーチェの研究者だけあって、ニーチェの『ツァラトゥストラ』の砂漠(ヨーロッパの人間中心主義から逃れるための自由になるための砂漠?)をモチーフとしているそうですが、ぼくはよく分からず、友達もそうなのか?て感じだった。
話はずれるけど、あと浅田彰『構造と力』の最後の「砂漠へ」も気になる。そしていとうせいこうの小説『ワールズ・エンド・ガーデン』でも「砂漠(デゼール)」って単語が散見されたと思う。

一体、砂漠ってなに?

って問題にせまろうとしているのが東浩紀のゼロアカ道場のやずや・やずやさんなんじゃないか。ゼロアカの公式ホムペでやずやさんの自著の素晴らしい構想が読めますが賛否両論が激しく分かれると思う。友達はけっこう批判的な意見でした。

そして耳よりな情報。
いま「団地」を舞台にした小説を書こうと思っているんだけどって友達に話をしたら『見張り塔からずっと』ていう重松清の作品がどうやら団地ものらしい。俄然読みたいって思ったのは上野千鶴子の『家族を容れるハコ 家族を超えるハコ』。これはなんと団地論だそうだ!はやく読みたい。






Last updated  2008.10.09 10:51:41
2008.09.26
カテゴリ:音楽
にちゃんねるの手嶌葵スレを読んでいたら、気になる歌手をみつけた。

以下はそのスレの引用です。
九州のローカルラジオの手嶌葵がパーソナリティ(?)を務めている番組で、彼女のオススメの音楽や小説、絵画を毎回、紹介してもらえます。



428 :名無しの歌姫:2008/09/23(火) 12:06:30 ID:ANTNaDKw0
「手嶌葵 Songs of Love」 9月18日放送
今晩は、手嶌葵です Songs of Love
この番組では、私自身の事、私の好きな音楽やアーティストに
ついて皆さんに、ご紹介して行きたいと思っています
Thank you for tuning in tonight show, This is Songs of Love
朝晩涼しくなってきました、皆さん秋の準備は出来ていますか
今夜はこの曲から

1曲目 ♪~Masters in China~♪
Priscilla Ahn アルバム「A Good Day」から”Masters in China”
彼女を知ったのはアルバムの一曲目「Dream」のシンプルで
綺麗なモノクロのPVを見たのが切っ掛けです
優しい歌声と自然な彼女のモノクロの映像に思わず引き込まれてしまいました
アルバム「A Good Day」からのライナーノーツからご紹介したいと思います
「木々の間でおままごとをして、お客様に樹脂や葉っぱをごちそうし
緑の床の上で笑っていた少女、いま20代半ばの彼女は樹脂や葉っぱを
言葉やメロディに変えて振る舞っている、そうしながら幸せな気持ちになって
笑っている、遠い昔に見た夢、形の共合わないはずのそれを彼女はここに歌にしてみせる」
確かにプリシアの歌声を聞くと柔らかい光や美しい森で耳を澄ましている様な気がします
そんな彼女を送り出すのはブルーノートレコード、魅力的な声を持った女性シンガーと言う意味で
ノラジョーンズなど、素敵な声をまた私たちに届けてくれています
プリシアはジャズよりもフォークにルーツがある様で、ジョニミッチェルやニックドレイク
アコースティックギターのメローな音色が大好きだそうです
プリシラアーン、今とても気に入っているシンガーソングライターさんです
これからも注目していきたいなぁと思っています

2曲目 ♪~Moon River~♪
手嶌葵 「The Lose」から ”Moon River”
来週の「Songs of Love」は特別編成のため夜11時35分からの放送となります

さて、この番組では皆さんからのメッセージもお持ちしています
皆さんの忘れられない曲や、その理由なども教えて下さい
メールは761@lovefm.co.jp FAXは092-715-7610でお持ちしています
そしてメッセージを送って下さった、アキラさん本当にありがとうございます
アキラさんから頂いた言葉、胸にとても届きました、ありがとうございます
では来週、またこの時間にお会いしましょう
Songs of Love お相手は手嶌葵でした See You Next Time Bye bye

~Dream~ Priscilla Ahn
http://www.youtube.com/watch?v=MKfDwChOoHI




ようつべのこのプロモを聴いていると声の印象が本当によく似ている。
これはアルバムを買ってみなきゃ!






Last updated  2008.09.26 22:11:53
2008.09.01
カテゴリ:徒然に
『人生の日付を求めて』の評論を書くことをお約束したのですが、誠にお恥ずかしい一身上の都合で時間をとることがしばらくできず、おそらくどうやら10月初旬ごろにアップされると思われます。
その時は1000文字と言わずどしどし長いのを書くので、関係者の皆様、誠に申し訳ありません。
ブログもしばらく更新できないと思います……。すいません。






Last updated  2008.09.01 23:24:33
2008.08.27
カテゴリ:小説を読書
♪ちゃーららら…ららら…らーっらら…るーるるるる

みなさんごきげんよう。あちこちで藤田という苗字をみかける藤田です。

今日ミクシーで、『アメリカ 非道の大陸』(多和田葉子)のレヴューを書き、以前にレヴューを書かれた人のをおぼろげに読んでいたのですが、小説の世界を手繰りよせる素晴らしいお方に出会えました。

ここに勝手にではありますがご紹介させていただきます。
まっしろな気持ち






Last updated  2008.08.27 11:29:46
2008.08.26
カテゴリ:映画
ふと、
誰かに呼ばれるように『ハプニング』(Mナイトシャマラン監督)を観に行った。

※以下ネタバレにご注意

映画が始まるまでに、我々はポップコーンを食べたり友人や恋人、そして家族と談笑している。こちらが映画を「観てやる」という意識で座している。
しかし、逆に映画がこちらを「観ている」ような胸騒ぎを感じる。
冒頭の雲が流れていく場面。
息苦しさのような時には嘲笑の表情さえ垣間見えるような無気味な雲である。

観客、とくに後ろにいた女子中学生2人は「え、もうはじまったん?」という感想をもらした後すぐに映画とはまったく方向の違う話題に向かってしまう。

依然として悠然と雲は流れていく。

そこに突如として、切り替わる公園の場面で、その公園に集うすべての人が足を止める。大勢の人がシンクロして、動く時はなぜか笑いを誘うけれど、その止まった姿勢のまま大勢の人は自殺をするのだ。

何かが彼らを襲った。その時、雲に退屈していた観客もドッキリしてしまう。

ある原因があってアメリカ東海岸に自殺をする人々が増加していく。

その原因は目に見えない。目に見えないものから、逃げる恐怖。

映画をみていてホラー映画に関わらずどうしてアメリカの映画は何かから逃げる映画がかくも多いのだろうと思った。

ハリケーンやアナコンダ、隕石、浸水、ロボット、恐竜、サメ、宇宙人、老い……。

立ち向かうのは、男と女のペアである。老いは男と女の闘いかもしれないけど。









Last updated  2008.08.27 00:49:25
2008.08.21
カテゴリ:音楽
学生生活最後(?)の夏が日蔭の中で過ごすパソ&読書ライフでは悲しすぎるが
ぼくにとっての唯一のアイドルが大阪にやってくるのです。

☆[LIVE]
9/6(土)「HERBIS AUTUMN LIVE」
15:00スタート
会場:大阪・ハービスPLAZA ENT 3Fバルコニー
入場無料
お問合せ:ハービスPLAZA ENT 06-6343-7500
http://www.herbis.jp

なんと入場無料!

この日何を着ていくか、今から思案せねば。







Last updated  2008.08.21 15:01:58
2008.08.19
カテゴリ:徒然に
再び化石となったこのブログ。

なぜ今回更新がとどこおったかというと…

ミクシーが案外楽しかった。楽天のパスワードを忘れてログインできなくなっていた。

悩んでいたのです、将来のことでいろいろ

だからお詫びに少ない読者のための≪夏休み特別企画≫

なんか評論かきます

1000文字ぐらいの……。

調子のいい発言ですが、わたしに論じてほしいものをコメント欄にカキコしてください。

どんびきするほどえらそーうなテンションですがたまには無礼講で、芸能人ブログのノリで。

一週間程度で書きあげるので、一週間内に読めそうなしろもの、手に入りやすそうなもの、高額(二〇〇〇円が限度)を超えない範囲でリクエストお願いします。

条件が簡単すぎるだろ!と言われてしまっても平謝りしかできません。

『失われた時を求めて』とか「劇団四季の演劇」とか「楳図かずおの漫画」とか言われてもつらいんので。

リクエスト多数の場合は抽選します。

ジャンルは何でもいいです。

こんだけ条件書いたんで、本気を出して書くことを約束します。

リクエストなし/不可能リクエストばかりの場合は、自動的に筆者の興味の中心である多和田葉子を論じることになります。

リクエストの期限は、一週間後26日まで。

ぜひリクエストおねがいします。









Last updated  2008.08.19 21:19:06
2008.07.29
カテゴリ:小説を読書
『白バラ四姉妹殺人事件』
その小説の巧みなことに、野望を刺激されてしまい…こんな現代作家がいたとは…おらは、田舎モンだったとただただ恐縮の日々に、明るい嫉妬をこめて書く鹿島田への讃辞と決意。

デュラスをほうふつ、というかもうほとんどデュラスが書いたんじゃ?
と疑いの目を向けてしまう自分が悔しすぎるほど天と地の差を感じた小説。
とりあえずここ一週間はデュラスと鹿島田から、勉強しよう。

そしてラブレーを読むぞ。なんとなくだけど、やっぱり自分の中で心の師を見出しておくのは良いことかも。
自分の世界と伸縮が上手くかみ合えば、
というかできれば卒論に小説創作ではなくてラブレーの研究をやろうかな。






Last updated  2008.07.30 10:01:53
カテゴリ:まんが
高校時代に萩尾望都をはじめとする、少女まんが世界にどっぷりとはまり込んだ身として
“男”のまんがは、あまり受け付けなくなってきてた。

もともと少女まんがを読み、打ち震えたのは自分とは違う思考世界を築いているからだと思います。大学になってから、ラテンアメリカ文学に胸をときめかせたのもまた。

『北斗の拳』をバイト先の後輩から、かりて読ませてもらっている。(並行して読んでいるのは『ママレード・ボーイ』なのだが)

ユリアが死んでいることに驚いた。まだ序盤なので、蘇っていくのかもしれないが。
だから、ケンシロウが守るべきものは既にない。
ジャンプのヒーローは、始めから分かりやすい野望を抱いているのにケンシロウの夢・希望をみつけることができない。

圧倒的にモダーンなノリでばっかばかと屈強の怪物を倒すのに、その根底にはポストモダンの精神が寝転がっている(?)






Last updated  2008.07.29 19:17:22
2008.07.25
カテゴリ:音楽
『ポニョ』の関係でまた『ゲド戦記』の悪評をきく日々が戻ってくる。
映画は著作権にもしかり、なように一人の手によってつくられたわけじゃないから宮崎吾朗をそんなにせめてもだめである。

そこに可憐で、無防備な歌ごえのヌシを探す方が先決ではないか。

もともと手嶌葵が心の中で、どんどん膨れ上がったきっかけは『ゲド戦記』公開の特番から。
「人と話すのが苦手で」―そう彼女が言った時に、救われた気がしてた。
その頃、自分のコミュニケーション力のなさを悲観していて、おそらく自分以外のすべての人、ましてや芸能人はみんな世渡りを上手くしているんだなっと思っていた。

でもそこにはテレビから見ても明らかに不器用な生き方のヒトがいた。
その姿勢に共感して、その歌声に驚いて、職人肌でありつづけるディーバに憧れた。

最新のシングル「虹」は、民謡のようなファルセット(裏声)をつかう手嶌葵の新しい歌唱法がみれた。

こんなサイトがあった。みれなかった人はぜひ!






Last updated  2008.07.25 10:13:26

全22件 (22件中 1-10件目)

1 2 3 >

PR

Profile


藤田朋文

Category

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

藤田朋文@ ネットってすごい! どうも、はじめまして。緊張しています、…
やずや・やずや@ はじめまして はじめまして。突然失礼いたします。 ゼ…
藤田朋文@ ただいまをもちまして 青野聰『人生の日付を求めて』を読むこと…
藤田朋文@ 光栄です。 ようこそ、木戸さん!マイブログへの投稿…
木戸善時朗@ 論じてほしいもの こんにちは、初めて投稿します。木戸善時…

Freepage List


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.