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随筆の樺の木

2008.06.21
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カテゴリ:小説を読書
気づいたら、もうすぐ半分ですがまったくストーリーの予測ができない。
こんな芳醇な伏線がどう、ひとつの糸に紡がれるのか、疑問と心配がわきます。

小説の語り手が語り手を意識しているのは、ありそうでなかったかも。この語り手が主人公のフォギーと同一人物なのかよくわからない。それというのも、過去の自分のことを語るようで一人称単元にきわめて近くフォギーの主観に入り込むときも、あれば冷徹なほど距離をとる場合もある。

哲学をテツガクとかわいく女性らしく(?)表記するときもあれば、博識な学者のように音楽史を語る場面もあり、この不思議な語り口こそが偉大な狙いのもとに構成されているんじゃないかと疑っています。

しかしこんな壮大無比な世界を確実に積み上げれる奥泉光は、底がみえない。
気づいたらはじまるファンタジー。






Last updated  2008.06.21 20:55:47
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