[フローリストへの道]の記事一覧 | ウナボンの泣き泣き日記

起業ワークショップ

８／１１で全５回の起業セミナーが終わった。最終日は資金計画。基礎知識といいながらも私にとってはハードな内容だった。理由１：基本的な単語を把握するのが大変理由２：生まれてから今日までお金に縁がなかった理由３：なんてったって自己資金がゼロ！！！！！そんな訳で起業までに『技』と『現金５００万円』（目標）を用意しなければならないとわかった。そして自分の幻想をもう少し具体化させたいと思い、８／１６・１７はワークショップにも参加してきた。「相当な腕がないと花屋として相当厳しい」とバッチリ数字で出てしまったので、自分で出来そうな事で他店との違い（セールスポイント）は何なのか？を考えた。自分の今までやってきた仕事＆持っている資格と花との融合…お、なんだか見えてきた。セミナーの講師にちょっと思いつきの野望を耳打ちしてみた。講師は更にナイスなアイデアを加えてくださり、「これはいいですよっ！！！！！今までないですよ。　起業大賞に申し込んだら、賞、取れますよ！！　是非この書類に記入してください！！」と言ってくださった。しかし、何度も言うが私には花に関する肝心な『腕』と『資金』がない。こんな私にお金を貸す人は犯罪者以外の何者でもない。とにかく、当面の目標が定まった。「貯金」と「花と＋αの知識を増やす事」そしてステキなバイト先を見つけてひたすら働くこと。何年かかるかなぁ。自分が成功したことを常に思い描き、頑張るんだ、私！！その前に、何をもって『成功』とするのか決めておくのも大切だ。私、がんばれ！！頑張れ、私！！！

癒しフェアに行ってきた！

東京ビッグサイト『癒しフェア』に行ってきた。「花と癒しの関係」をどう結びつけてどう提供しようかと素人なりに考えている私にはもってこいのイベントだった。出店している店舗は様々。カウンセリングスクール、パワーストーン、アロマ、マッサージ、ホメオパシー、フラワーレメディ…私はフラワーセラピーに興味があるので、まず自分が受けてみようと某カウンセリングスクールのフラワーセラピーブースに立ち寄った。（ちなみに無料カウンセリング）テーブルには白・ピンク・赤・オレンジ・青のバラが置いてある。そして一枚の黄色い花瓶の絵を見せられ「この花瓶にどの色のお花を入れたいですか？」次に４つのテーブルの絵を見せられ「どのテーブルにこの花瓶を置きたいですか？」という具合。私はちょっと気持ち悪い青いバラと一番目立つ位置のテーブルを選んだ。「え～、青は冷静になりたいとか、　一人になりたいという事を意味します。　そんな状態ではありませんか？」「まぁ、そんなもんです」（担当の女性「ほ～らね」と、してやったりの表情。）「このテーブルの位置は未来とか将来を意味します」「って事は？」「冷静に将来の事を考えたり、切り開いていきたい！　という心の状態を表します」…すいませんが、そんなの私でも見当つきます。『青が冷静』『目立つ位置が未来』ありがちな話です。「あの～、フラワーセラピーですよね？」「あ、はい」「私、フラワーセラピーに興味があって立ち寄ったんですが　何で同じバラで診断するんですか？　カラーセラピーと変わらないですよね？　花で行う意味はあるんですか？」とうとう言ってもうた。しかも無料のブースなのに…（笑）「あ、あの、スクールの方では花の種類やアレンジの形、　細かくカウンセリングをしているんです…」ま、無料だからそれ以上質問しなかったけど結局のところ「カラーセラピーが基本なのかな？」とは思った。フラフラ歩いているとフラワーアレンジにアロマをプラスした新感覚のフラワーアレンジと謳っているブースに辿り着いた。小さめのアレンジで２０００円。「元気を出したいあなたに」というアレンジはオレンジ。「ゆっくり眠りたいあなたに」というのは淡いグリーン系でキレイだな♪と、手にとって香りを確かめるとん？んんん？？？虫除けスプレーのニオイだ！！‘これじゃ少なくとも私は眠れないなぁ’多くの客に喜んでもらえる商品というのは難しいようだ。それに色ってのは結局好みで左右されるものであろうと気付いた。元気を出したいからオレンジ！！と言われてもピンクが好きな人なら結局ピンクの花で元気出そうな気がする。私、最近よく考える事があって『情熱を持ちたい人には赤！』と一般的に言われているけど過去に赤で嫌な経験（事故で大量の血を見たとか）があった人にも安易に赤を勧めていいものなのか…とても疑問に思うわけです。花と癒しの関係を私なりに考えていく日はまだまだ続きます。他にも癒しのエネルギーを宇宙から吸収するという、もう信じるしかないブースや頭にピラミッド型の帽子を被った人が「脳のエネルギーが…」とミョ～な説明を受けているブースがあったりと見ているだけでかなり楽しかった。で、結局私が何に一番癒されたかというとお昼に食べたうどん屋のオヤジの笑顔だった。（笑）

起業セミナー３日目！！

「生花店の業界動向が載っている資料が　あったら教えてください！！」と、講師のＹ先生に前回お願いして帰った。そして今日Ｙ先生からその資料をいただけた。それは生花店のみならず花を扱う業種ほとんどが載っていた。なんてありがたいことでしょう。仕事がデキる人って必ず＋α があって頼んだ事以上のことが返ってくるからスゴイ。私もこんな接客を心掛けたいと思う。前回のセミナーで『仕入れ販売が一番儲からない』の一言を聞き結構考え込んでしまった。決して儲けだけを考えている訳ではないんだけどゆくゆくは障害者施設などでボランティアで活動もしていきたいと考えていたのである程度の儲けは必要だな…と思っていたところだった。その他にも「値段というのは後で下げることはできるので　まずは商品に最高の値段をつけ、それについて工夫するように」との事で、『なぜ花はこんなにも高いのか？』という日頃の疑問に反発して花屋起業を考えた部分もある私にとってはまだ考えている段階なのに早くも苦しい状況となってきた。花をただの花として売る以外、相当な工夫が必要な事は事実のようだ。いただいた資料にも「消費者に提案できる何かをプラスしたい」と載っていた。…そりゃそうだ、素人の私だってそう思うさ。改めて自分が大きなことにチャレンジしようとしていることに気付かされた。また自分で‘今は育児中だからアクションを起こすのはもう少し先’と、制限（諦め）をしてしまっている事も間違いのような気がしてきた。もっとよく考えれば他にも今出来る事があるのでは？と思う。頭の片隅にでも問題点を意識して過ごしていればきっと何か気付きがあるはずだ！（…と自分を励ます　苦笑）午後はまたゲスト講師が登場！企業ＨＰ＆ブログ作成の要点についての講演。この内容の濃いこと、濃いこと！！泡を吹きそうになりながら、喰らいつく感じで聞いた。企業として持っている情報（知識や決算なども）を出す事で社会的信用を得られ、新たな情報を掴む事にも繋がるのだそうだ。なるほど～。その他、ＨＰの作り方など内容てんこ盛りだった。帰宅後、その先生のブログにお礼のコメントを送ったら「ボクも楽しかったです。応援しています。」と素早いレス。『応援しています』なんて誰にでも言うのだろうけど今日はやたらと心に沁みるぜ。今、私に出来ることは何なのだろう？どんな工夫をしていこう？頑張れ、私！

起業セミナー２日目！

今日はゲストの先生がいらしていた。マスコミにも登場している発明の先生。その方がサラリーマンから起業するときに・悩んだこと・最終的に決断させたもの・仕事が減った時の不安解消法・ポリシー・教訓その他モロモロお話してくださった。本にも載っていない（載せられない？）生々しい内容だったので先生のことがとても身近に感じられた。特に印象に残った言葉は『ひらめきは財産、行動も財産』行動して初めてアイデアが具体的になるとの事だ。私も行動することの大切さをひしひしと感じている。動くことで情報も得られる。動くことで応援してくれる人も現れる。本当にそう感じる今日この頃だ。そして先生が思う成功とは‘好きな仕事を続けられていること’そんな訳でゴールはないらしい。先生の資料は次の文章で締めくくられていた。強い人が勝つとは限らない。すばしこい人が勝つとも限らない。『私はできる』そう考えている人が結局は勝つのだ！！ガンバリマス！！

なるほどセミナー

商工会議所のセミナー初回、ギリギリ到着した私。受付をすると勝手にグループ分けされていた。始まって３０分も経たないのに「みなさんは今どんな仕事を始めようと思っていますか？　それは何故ですか？　また収入はいくらが目標ですか？　従業員は何人にしていこうと考えていますか？　グループ内で一人ずつ発表してください。　話す順番はここから一番遠い住所の人です。　グループ内で誰が遠いのか、まず話し合ってみてください。　よーい、はじめっ！！」そんな訳で全く知らない者同士で話合いをする事になった。いきなりで驚いたが、経営者の仕事とは「日々知らない人と交渉する事！！」だそうだ。私、知らない人と話す事にほとんど抵抗がない。（というか、モジモジする事の方に抵抗を感じる）「どちらからですか？」暫定司会者としてとりあえずまとめた。少し話すと和んできて、起業したいというワリにガッついた人のいないグループと判明。（隣の隣のグループはコワそうだったなぁ）私の近くに座った人は（これも縁なのか）アロマやマッサージなどの癒し追求型の人が多かった。早速ナイスな情報も得られてホクホク♪行動すると必ずいい事があるもんだ。全５回、楽しんで出席したいと思う。そして朝から夕方まで保育園に預けられた娘は…へっちゃらだったらしい♪う～ん、頼もしい。娘、私たちナイスなペアだね。さ、次回もがんばろう！！　

ローラン・ボーニッシュ氏のデモンストレーション

３／２２、池袋の西武百貨店で行われたローラン・ボーニッシュ氏のデモンストレーションに参加した。花の雑誌でよく見かける有名フローリストだ。フランス人の彼。いや～、素敵な容姿だ。バラがこんなに似合う男性は初めて見た。バラの香りを確かめるサマなんてウットリ見入ってしまった。フランス語で説明をしながらブーケを作る。説明なのに彼が話すとまるで愛のささやき。（笑）「散る様子も花の美しさ」という彼は花の持ちより香りを大切に感じているそうだ。そんな彼と志を同じくしたある農園で作られたバラが用意されていた。私はバラの中に鼻を突っ込むようにして香りを味わった。バラなんだけど今まで味わったことのない香り。深く、優雅で、何より香りが強い！！まだ市場に出回っていないものまで数種類あったがどれも香りが違ってそれぞれ美しい香り。またブーケを作る様子は同じ種類の花を４～５本づつまとめてキュッキュとギッチリ詰めて作っていた。なるほど～の連続だった。淡い色ばかりでなく適度に深い色も入っていて美しいブーケに仕上がった。最後にテーブルブーケも作ってくださった。これまたキュッキュと空間を空けない。麻の紐でグルグル巻き、彼がデザインしたカップ＆ソーサーにポンと入れて出来上がり。デモンストレーションが終わると前列に座っていたオバサマ達が必死にカタコト英語で彼に話し掛けていた。彼が英語も話せるかは知らないが、でも、私は知っている。彼が日本語を話せる事を・・・。約３０名の女性が最後彼を囲んで質問攻めだった。みんな目がハートの形になっていた。そりゃそうだ、花を操る彼は素敵だもん。気の利いた質問がさっぱり浮かばない私は押しつぶされそうになりながらその女の群れから離れた。花を思う気持ち、作品に対する気持ち、色々考えさせられた。店内に託児室もあったおかげでとてもいい刺激を受けられ、このデモンストレーションに参加できた環境に感謝した。そして「これから頑張らなければならない！！」と自分を奮い立たせることもできた。