露天掘り | うなどん浜松のオオクワサイト

露天掘り

＜露天掘りの仕方＞

露天掘りとは、蛹室内の環境が悪いと判断したときに、蛹室の上部を取り除き、蛹の羽化の安全を図るものである。

○環境悪化
　1）蛹室内の水気が多い（蛹室の壁に水滴が多い）
　2）蛹室内にキノコが発生
　3）ビン交換をしようとして掘り出そうとしたら、蛹室を作っていた。
　4）羽化は酸素を多く必要とするので、露天掘りをすることで、酸素を多く供給する効果がある

○作業方法
　1）蛹室の場所まで、慎重に掘り進む
　2）蛹室の上部が空いたら、ピンセットで、周りの壁を取り除いていく
　3）少々の崩れは気にせず、作業を進める
　4）道具が蛹に触ると☆になる可能性が大なので、要注意
　5）蛹が容易に取り出せるようになるまで掘る
　6）大きめのスプーンをそっと蛹にあてがい、ビンを傾けて蛹をスプーンにのせ取り出す
　7）蛹室内を掃除する
　8）スプーンに蛹を乗せ、静かに戻して終了
　9）蛹室の状態が下記の場合、別に記述の人工蛹室を検討する
　　　・蛹室が異常に狭い、短い
　　　・蛹室をかなり壊してしまい、羽化が困難だと思われる

この蛹室の場合若干小さめなので、人工蛹室に移し変えました。

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