8794723 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

パソコンとITの雑学ブログ アンクル・トム

AIR'S JAPAN BT-A4 AIR_SOUNDS HYBRID

    

ハイブリッド型 ステレオブルートゥースイヤホンマイク BT-A4

エアーズBluetooth対応イヤホンマイクのイヤーフック


[特長]
●モノラルイヤホンマイクとしても、ステレオイヤホンマイクとしても使えるハイブリッドタイプ
●Bluetooth無線技術を用いて約10m以内であれば、携帯電話と本製品が離れていても、音楽を聞いたり、会話を楽しめます。
●Bluetooth対応の携帯電話であれば、ほとんどの機種でお使い頂けます。
●高音質ハイスペックモデル!高音質ステレオで迫力のサウンドが楽しめます。
●高性能リチウムポリマー電池使用で電池交換せずに本体に充電
 最大連続通話が約3時間、最大約100時間の連続待ち受けが可能です。また繰り返し約500回の充電が可能です。
●通話相手との会話も高性能マイクにてスムースな会話ができます。
●音楽の再生・停止・早送り・巻戻し・ボリュームUP・DOWNの機能を備えています。また通話の着信ボタンとしても機能します。
●パソコンのUSBポートから充電できるUSBコードが付属。

株式会社エアーズジャパンは東京都武蔵野市にある従業員30名ほどの小さな会社です。
会社概要を見ると一部製造もしているようですが、最近のデジタル小物家電は中国や台湾からのOEM(買ってきてブランドを変えただけ)製品が多いのでおそらくこの商品もそうではないかと推察しています。

何故そう考えたかというと、自社製品にしてはスペックシート(仕様一覧)の内容がお粗末なため。そして実際の製品も日本人がデザインしたにしてはちとチープかなと。これはあくまで想像ですが、製品の裏側に貼ってある銘板を見ると”Made in China”とありますので製造が中国であることは確かです。

メーカー希望小売価格は4.480円とのことですが、ネットショップの実勢価格は3,000円~5,000円の間ぐらいです。手頃な価格の割に高機能であることは間違いありません。特に、私が知る限りBluetoothのAVRCPプロファイルに対応している製品はBT-A4しかありません。(平成24年2月時点)
AVRCPプロファイルとは、ヘッドホン側からiPod等のプレーヤー本体の音量や曲の選択ができるという機能です。これは自転車に乗ったり、通勤をしている最中にはとても便利な機能ですから願わくばすべての製品が対応して欲しいと思うのですが何故か殆ど実装している製品がありません。因みに、Bluetoothで音楽を聴くための規格はA2DPプロファイルになります。


【 A2DP:Advanced Audio Distribution Profile 】
A2DPでは、モノラルもしくはステレオの音声データを、ACLチャンネル上に高品質にストリーミング配信するための手順や、使用する他のBluetoothプロファイル・Bluetoothプロトコルなどが定義されている。対応するフォーマットはSBC(SubBand Codec - A2DPを実装する機器では、このフォーマットへの対応が必須である)、MPEG-1オーディオ、AAC(MPEG-2/4 AAC)、ATRAC。

【 AVRCP:Audio/Video Remote Control Profile 】
AVRCPでは、ある2つのデバイス間において、片方をコントローラ(操作内容を送信する側。CT)、もう片方をターゲット (操作内容を受信する側。TG)と定義し、TGをリモートコントロールするための手順や、使用する他のBluetoothプロファイル・Bluetoothプロトコルなどが定義されている。

BT-A4は両方のプロファイルに対応している製品です。

次にiPod Touchと接続した時のBluetoothの電波強度については、十分強いと評価しました。
数メートル離れたままの状態でも切断されませんし、自転車に乗る時ハンドルの前にポーチを付けてその中にiPod Touchを入れていても全く大丈夫です。唯一電波が途切れる事があったのはジーンズのポケットにiPod Touchを入れて犬の散歩をしている時でした。振動にはあまり強くないのかも知れませんが、この場合もシャツの胸ポケットに入れておく分には大丈夫でした。

従って方耳ヘッドホンとしては現状で考えられる全ての機能・性能を備えていることになり、価格が安いのもあって一番のお奨め製品になっても良いのですが、残念ながら音質と耳への装着方法の2点で他の製品に劣ります。

まず音質ですが、iPod Touchで聴く場合は是非ともイコライザーの調整が必要になると思います。
私の場合は”Bass Reducer”つまり低音域を抑える設定が最適でした。調整前だと低音域がボンボンいって音楽の中心である中音域がよく聞えません。また調整をした後も一応は聴けるかなという程度、全体的にぼやけた感は否めません。しかし音楽を聴くに耐えないかというと、そういうことでもありません。

音質のことを云々するのであれば、そもそも片耳より両耳の方が良いに決まっています。(この製品には両耳用のイヤホンも付属しています)それを押して尚音楽が聴きたい欲求が強い人のための機器ですから、音質についてはこれで良いと考える人も多いのではないかと思いました。私が子供の頃はどこの家でもステレオセットがあったわけではなく、ポータブルプレーヤーでEP盤レコードを聴いていた中高生が多かったはずですが、当時のレコード売上に貢献していたのは主にそういう人たちです。音楽そのものを楽しもうという気さえあれば何とかなるものだと思います。


それより、私が現在BT-A4を殆ど使わなくなった理由は耳に装着する時の問題です。BT-A4には装着用として耳にかける器具が付属していますが、この装着感はあまりよくない。長時間していると痛くなります。しかし、この器具を使わないと普通のカナル型イヤホンと同じゴムだけなので耳から落ちてしまうし、それを防ぐために耳に強く押し込むと音がこもってしまいます。他社の製品には、耳にかける器具が無くても耳から落ちないような形状のイヤーパッドが付属していますがBT-A4にはそうしたものは付属していません。

そして尚悪いことに、この耳に装着するための器具を本体にはめる部分が何度も付けたり取り外ししているうちに緩くなってしまうのです。
これは耐久性のことは何も考えてないんだな、と思わざるを得ません。この器具を破損したり紛失したりした場合も実質的に使えなくなってしまうことを考えると、私は全体的な商品としての完成度が低いと評価しました。

従ってこの製品の位置付けは片耳ヘッドホンを手軽に試してみたい入門用、それで半年ぐらい使えれば良いと割り切って購入されることをお奨めいたします。メーカーさんには、耳に装着する際のイヤーパッドを工夫されることを進言したいですね。それによって音質ももっと良くなるように思います。

尚、携帯電話とのペアリングですが私はCASIO CA004との接続に成功したことはありません。サポート情報では接続可能である事になっていますが。

[主な仕様]
通信方式=Bluetooth V2.1+EDR
対応プロファイル=HSP1.1,HFP1.5,A2DP1.2,AVRCP1.0
最大連続通話時間=約3時間
最大待受け時間=約100時間
充電時間=約2時間(初回時の充電時間のみ3時間)
バッテリー=充電式Li-polimer 3.7V(バッテリー交換不可)
充電方法=USBケーブル
通信可能距離=約10m以内
使用周波数=2.402-2. 480GHz
本体サイズ=L49.5mm x W15.5mm x H10mm
重量=約13.5g


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.