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マイケル・ムーアが、米国の製薬・医療業界をテーマに、次回作に向けて取材を開始しているという。本人曰く、次回ドキュメンタリーの暫定タイトルは「Sicko(病人)」だそうである。ロスアンゼルスタイムズ紙エンターテイメント欄のスクープ記事から、冒頭部分を抜粋して以下に翻訳(強調は訳者による):
具合が悪くなる(Giving them a sick feeling) ---映画監督マイケル・ムーアに戦々恐々とする製薬業界 アメリカの製薬業界は、自らの健康に対する最新の脅威に戦々恐々としている。その脅威とは、マイケル・ムーアのことだ。 ムーア監督は、過去にゼネラル・モーターズ(『ロジャー&ミー』)、銃擁護団体(オスカー受賞作『ボウリング・フォー・コロンバイン』)、そしてブッシュ大統領(『華氏911』)を標的にしてきたが、次回作では医療業界、保険業界、健康管理機関、FDA(食品医薬品局)、製薬業界に狙いを定めているという。 米国内医療業界の内、少なくとも大手6社は、すでに社内で従業員達に注意を促し、待ち伏せ取材に備えている。 「わが社では社内報で、ムーアが次回作のドキュメンタリー制作に着手していることを記事にしていますから、野球帽を被ったむさ苦しい男を見つけた際には、それが誰かすぐに判別できるのです」ファイザー社国際調査開発部門の広報担当者、スティーブン・レドラー氏は語っている。 今年9月と10月に、業界第二位の規模を誇るグラクソスミスクライン社、アストラゼネカ社、ワイエス社は、社内向けにムーア警報を発令し、メディア及び映画制作者から質問を受けた際には広報部に引き継ぐ旨、従業員に通達している。 メルク社、アボット・ラボラトリーズ社、イーライリリー社、ブリストル・マイヤーズスクイブ社、 ノバルティス・ファーマ株式会社、テバ薬品産業社等は、メディア対応について社内で定期連絡を行っているが、ムーアを特別扱いはしていないという。ジョンソン&ジョンソン社からはコメントを得られていない。(以下略) 次回作でも、ムーア監督は相当取材に苦労しそうな雰囲気である。 PR 簡単アンケートに答えて!!マックカード500円分を 555名様にどどーんとプレゼント♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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