テーマ:心理学の悪用(138)
カテゴリ:心理学の利用
芸能界やプロスポーツ界のスーパースターは、子どもや若者の羨望の的だ。一芸に秀でているだけで、年間数億、十数億という収入を手にできる。職業としてもカッコイイ。
こういう一芸に秀でたスーパースターは、一般大衆から好意的に見られる。ちょっと微笑んだだけで、いい人と見られるし、趣味を披露すれば、多彩な才能の持ち主ということになってしまう。 ところが、一芸に秀でた人ほどやっかいで、人間的にも信用できない場合がある。 というのは、とことん一芸に秀でた人というのは,その一芸以外は並以下、普通の人よりはるかに劣っている場合が多いからだ。例えば、大女優などは家事などあまりしないもの。スーパーに買い物に行って、料理をして、洗濯をしてという、主婦にとって当然のことをしないから、生活にリアリティーがない。 当然、感覚は庶民とずれていく。大女優にふさわしい生活をしてきたのだから、庶民として生きる知恵も努力も必要がなかったはずだ。そういう人に、世間と同じ常識を求めても無意味というもの。 最近は人生相談に芸能人がコメンテーターとして出演するテレビ番組が多いが、悪い冗談としか思えない。彼らは皆、普通人ではない。タレントとしては優れているかもしれないが、庶民的な常識や感情は欠如していることが多い。 この道一筋何十年という職人にも厄介な人がいる。こういう人には、「すばらしい芸ですね、匠の技ですね」と、遠巻きに称賛しているのが無難で、個人的に付き合ったら耐えられないし、とんでもないことになる場合もあるだろう。 裏返して言うと、他人の目や気持ちを気にするような人には、その道を極めることは難しいと分かるだろう。 クリックによる応援をお願いします PR 天然石腕輪で金運 ギャンブル運向上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.27 11:19:23
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