テーマ:心理学の悪用(138)
カテゴリ:心理学の利用
爽やかな顔、というのがある。例えば、かつての青春スターの森田健作。今の若い人は知らないだろうが、昭和三十年代の青春スター、三田明だって、若いころはそれは爽やかだった。
それに比べ、現代のスターやタレントには、爽やかな顔がめっきり少なくなったように思える。 日本人は経済的に豊かになって、子どもは子どもらしくなくなった。爽やかさを失った。若者は若者らしさを失った。 一方で、成人した後、三十歳、四十歳を過ぎても爽やかな顔の人がいるが、一体どういう性格、人間性なのだろうか。 爽やかな顔は、年齢のわりに人間性の訓練が不足しているか、あるいは人間的に薄情であることを表している場合が多い。人間的に訓練されていないと、言いも悪いも情が薄い傾向がある。 人間関係において、ややこしいことを嫌う。 また、深い思考をしないので、物事を単純に考えるきらいがある。だから、やたらと、きれいごとや理想を語ったりする傾向もある。情が薄いため、冷酷な人もいるが、他人に対する執着も薄いので、その点、友人、知人として付き合いやすいという長所もある。ただし、親友として濃密な付き合いを求めるのなら、物足りなく感じるだろう。 このタイプの男性は、五十代になって皮膚が衰えてきても表情は爽やかなため、ちょっと見には若いが、何か変。ちなみに、異様ななでに爽やかな顔は洗脳された人にも見られることがある。 クリックによる応援をお願いします PR パソコン導入を検討の方にお得な情報を!まずは『富士通WEBMART』の優待登録を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.30 09:35:34
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