テーマ:心理学の悪用(138)
カテゴリ:心理学の利用
「言霊」という言葉がある。言葉にはそれ自体が力を持っているということだ。だから、何度も繰り返していっていると、本当のことになったりする。
「億万長者になりますように」と、毎晩寝る前にバカの一つ覚えのように口に出して唱え、祈って、実際に億万長者になったという話もあるくらいだ。 逆に、「顔色が悪いね」と、会う人事に言われ続けると、本当に病気になったりする。 言葉は繰り返されると実体になるのだ。この言葉の力を活用しない法はない。取り込もうとする相手をくり返し、くり返し褒める。 「寸鉄人を刺す」世間通、人間通の随筆で知られた山本夏彦は、何十年も繰り返し同じ事を書き続けたが、その理由は「繰り返せば人は信じる」からであると著書の中で述べている。 いつも褒められていると、初めのうちはそれが甘言であると分かっていても、やがて人は信じるようになるものだ。つまり、実体のない褒め言葉であっても、繰り返すうちに相手を動かし、それは真実になる。言葉にはそういう魔力があるし、実体以上の力を持つことだって珍しくない。 そして、褒められる快感を知ってしまった人は、もう後には戻れない。エサを前にお預けを食らった犬のようなもので、ただ褒められたいがために、積極的に近づいてくる。こうなると、煮て食べてようと焼いて食べようと、こちらのもの。ゆっくりと時間をかけて、目的に向けてたらしこんでいけばいい。 クリックによる応援をお願いします PR パソコン初級者の方もデータ入力等のスキルにあった仕事が可能。 学歴も資格もない私でも、在宅で楽しく稼いでます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.21 19:06:29
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