2006/10/16(月)23:13
恋と音楽
5月に天に召される寸前だった私の車が(by自損事故)昨日無事に我が手元に舞い戻って参りました。お帰りなさい。
これでようやく通勤中に音楽が聴けます。
【10/11発売 新作CD】OLIVIA inspi' REIRA(TRAPNEST) / Wish/Starless Night 《初回盤》【CD+DV...
約10分強しかない通勤時間を有意義に過ごすべく、私が最初にセレクトしたのがやっぱりOLIVIA。
前シングルの「a little pain」もかなりヒットでしたが、今回の「Wish」も期待に違わずものすごいいい出来。私は漫画の「NANA」をほとんど流し読み状態でしか読んだことがない人間なので、REIRAという人物がどんなもんだったかこれまたさっぱり記憶の彼方なのですけれど、YUNAよりはOLIVIAの方が確実にオリジナルに近いんじゃなかろうかと思う。
つーかOLIVIAの持つ強さとか弱さとか儚さとか、それでも突き進もうとする前向きさとか、女という生き物であるならば、たぶん誰もがきっと共感できる気持ちなのではないかと。
彼女はデビュー仕立ての頃はそれなりに順調だったけど、ソロとして活動し始めてからは、本当にすごく苦労してきていたと思う。
ビジュアルが際立つ分、音楽性に目をなかなか向けてもらえないところがあったりとかしてたしね。
今は「NANA」のREIRAという枠の中で一つの音楽性を出しているけれど、それでも根っこにあるのはOLIVIAというシンガーで、そこは揺ぎ無く歌声を紡ぎだしている。
彼女の歌い上げる世界観は、私にとってはめちゃくちゃディーヴァなのですよ。本当に表舞台にあがってきてくれてありがとうと心から伝えたいくらいに。
彼女のオフィシャルサイトで視聴も出来るので、是非一度聞いて欲しいです。
何でこんな素敵な歌声をしているシンガーがアングラ的なCDの販売しかしばらく出来なかったのかと不思議に思うくらい、何もかもを凌駕しているのがきっとわかってもらえるんじゃないかなあ。