ホームカラーアドバイス(種類別編)
当店で「グレーカラー」をなさっている方、お染めした後、2週間ほど過ぎたころに、根元が気になりますね。そんなときに、「自分で根元だけ染めてもいいですか?」とのお声をいただきます。あくまでも“応急処置”としての考え方で、サロンで修正が可能なカラーなら問題ないでしょう。しかし、市場には様々なヘアカラー剤があり、とても多様化しています。薬局等で探したりするときも、ご自分での選択に迷われることと思います。そこで、失敗しないように市販のカラー剤の種類、性質などのアドバイスをさせていただければと思います。自然派さん向け 香草カラー、ヘナなどの“植物系”のカラー≪メリット≫ しっかり染まり持ちも良い、髪にも全くダメージがなく地肌にも優しい≪デメリット≫ 色の種類少ない 手間がかかるじっくり派さん向け 一般のアルカリカラー、“1液,2液”を混ぜるタイプ、泡カラーなどもこのタイプ≪メリット≫ 比較的手軽に塗れる 明るくしたい場合向き、色味の選択が豊富≪デメリット≫ ダメージが心配、選択した色を合わせにくい(ブリーチ力が強いため)、刺激が強い、毎回毛先まで塗布すると傷みやすいので、できるだけ根元だけにつけることこまめ派さん向け “利尻昆布入りカラーマニキュア”など。最近は通販などでの販売が多い≪メリット≫ シャンプーのたびに、こまめにお染めすることで少しずつ色が重なる≪デメリット≫ 色味が少ない、希望の色にならないことも多いお手軽派さん向け タッチペンタイプのもの、ハケのような形状のものも・・≪メリット≫ ピンポイントで塗れるので簡単、塗るたびに少しずつ色が染まるものも。≪デメリット≫ 色味が少ない、量が少ない、色落ちしやすいものもあるので注意(注意点) サロンでのカラーの明るさより“暗いもの”は使わないように、あまりかけ離れた色は使用しないように!サロンで修正ができにくくなります。塗る範囲は、あくまでも「パートの部分」や「顔の周りのみ」に留めておくのがいいでしょう。“泡カラー”は手軽ですが、性質上、根元のみにつけるのには適していません。個人差がありますので、迷ったら相談してくださいね!