2006/08/22(火)00:36
ミズノ
ミズノは、海外戦略を強化する。「スポーツで培った機能性の高い靴や衣料品の
販売は、海外で伸びる余地が大きい」(水野明人社長)ため、「プーマ」「ナイキ」の
ような、カジュアルファッションとしても国際的に通用するブランドの確立を目指す。
27、28日には、海外事業の統括責任者らを一堂に集めた「グローバル経営会議」
の初会議を大阪市内の本社で開いた。アメリカのグループ会社の社長を含む全役員
11人のほか、中国、欧州の責任者、ゴルフ事業やスポーツ事業などの市場戦略責任者、
生産部門の統括者らで構成し、今後も3か月に1度、効率的な市場開拓や営業戦略を
議論する。会議のテーマに合わせて、衣料品の生産部門やスポーツ用品の生産現場の
社長らも随時、加わる。
ミズノはこれまで、陸上などのアスレチック事業部やゴルフ事業部など、スポーツの
種類ごとに海外担当者が集まり、海外戦略を決めていた。同社は2010年に
海外事業の売り上げ規模を、05年度の2倍の850億円に増やす目標を立てており、
全世界での経営戦略を強化することで弾みをつけたい考えだ。
引用元:読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20060729ke03.htm