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カテゴリ:ココロ
朝6時、携帯電話に、祖父母宅より着信
祖父は去年年を越せないと言われていたから、いやな予感… 出てみると案の定、疲れ切った祖母の声。 祖父がもう今日か明日か、らしい… おじいちゃんが死んじゃう… そう思っただけで涙が次から次に出てくる。 祖母はとりあえず今から眠るとのこと。 今日また昼過ぎには病院に戻るとのことで、 あたしも同行することに。 とりあえず出社し、急ぎの件があれば片付ける… 先生とマネージャーに報告し、午後休をもらって帰る。 しかーーーーーし!! 11時45分に、退社する!言うてんのに 「とりあえず引き継ぎして行って」って、11時15分に ぽやーっとした男性事務員を連れてくるってどういうこと!? 早く行かないと…って焦る気持ちで引き継ぎ… 12時15分ころやっと退社。 大阪発12時40分の快速に乗ったら、病院行きのシャトルバスに乗れる。 けど、快速に乗れなかった…(=_=£) 最寄駅についてK叔母さんに電話するも、みんなまだ家にいるとのことで、 一旦祖父母宅へ。タクシーで1220円 昼食を摂ってなかったので、海老カツサンドを買って 祖父母宅で食べる…食べながら昨夜からの顛末を聞く。 なんでも、 5/8は祖父の90歳のお誕生日だったと。 本人の希望で、お寿司パーティを披いて、 祖母、あたしの母、伯父夫妻とその子ども(いとこ)達と 楽しく昼食会をして、おひらきなった後、食べた物を全て 戻してしまった… ちょっと疲れたと言って、お昼寝。 お昼寝から目を覚まして、落ち着いたと、おかゆを少し食べて TVを見てたけど、19時くらいにまた戻して、これが血混じり。 慌てて救急で病院に入って、処置。 でももう血液循環が止まってた… 一刻を争うということで、お腹を開けてみると… もう血管はカチカチのボロボロ… とりあえず直接の原因になってる血管は通して、 もう様子を見るしかない、と処置終了… 明け方、病室に入った頃には、肌は真っ黒、 唇は青紫だったと… で、祖母は「これはもう戻ってこない」と覚悟して 帰宅して、あたしに電話をくれた… ってのが顛末。 ★ 泣きそうになりながら病室に飛び込んでみると… 二人部屋を一人使いにして機械がいっぱい! おじいちゃん!って顔を覗き込んでみると んんんんん?? 顔色…イイよ!?(@∀@? ダレよ、あたしに 「お別れだけ、しにきて」って言った方! ナニよ、お別れ詐欺?(♯>3<)ノ 記録を見ると、午前11時くらいから自発呼吸が起こって、 血液が回って、指先もほっぺも温かくなったみたい。 血圧は110-80と、正常値。 そして血液の検査?でも内容は悪くなかったて。 先生の予想よりすこーし、祖父の生命力が勝ってた。 とはいえ、「生命の維持」が最低限行われてるだけで、 心臓はもう治らないし、血管も次々と詰まるだろうし、 自発呼吸もいつ止まるかわからないから、機械を外したら 当然に亡くなるって。 あたし「意識が戻って、機械をはずして、歩いて帰れる可能性は?」 先生「(ちょっと考えて)0ではない、とだけしか」 あたし「じゃあ、このまま亡くなる可能性は?」 先生「高いです(即答)」 あたし「くすん(;_;)」 ほっぺたも温かいし、このまま亡くなるなんて 信じられへんよ。 戦争からも、ロシア抑留からも帰ってきたし、 胆石の時も、何度かの心筋梗塞も乗り越えたし、 祖父はLuck値が高いから、今度も帰ってきてくれるかも… 先生から、明日もし条件が整ったら、輸血するとのこと。 血を入れるのと、血液の成分?を入れるのに 承諾書が必要とのことで、祖母に説明があって承諾書が渡された 先生曰く、もし見込みがないなら使わない。 けど、ここぞと思うときがあったらすかさず輸血するとのこと。 ただし、リスクとして、大阪でも年間1人くらいは、 ばっちり合ってる血液でも、アレルギーで死亡する。 それと、肝炎やエイズの感染も0ではない。 だから、あてずっぽうには使わない。 けれど賭けかもしれないけど、やってみる方が良い場合は やりますよ!と。 祖母はすこし考えたいみたいだから、持ち帰った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/05/09 09:00:05 PM
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