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ここには、中学と小学と、保育園に通う、3人の子供がいます。音水小屋側にある居間で一緒に過ごしましたが、みんな素直な、いい子でした。
「五戸の暮らし」という小冊子には「ホームステイ」のような、農家民宿です」と書いてありますが、その通りでした。 到着後、一家5人を伴って、家の前の坂を登って、食べる野菜を収穫するたに、畑に向かいました。3歳のお嬢ちゃんは、お母さんに抱かれています。 歩きながら、ご主人に「ここら辺では、クマとか蛇は出ますか?」と聞くと、「蛇はよく出ますが、クマは見かけたことがない」との返事で、足元を注意するようになりました。 程なく畑に到着し、野菜を収穫しました。子供たちもお手伝いをします。私も根菜を引っこ抜く真似をしましたが、基本的には、収穫した野菜を持つ係になりました。 ここの野菜は無農薬で、不耕起栽培をしています。不耕起栽培とは、田や畑を掘り起こさないで、そのまま植える栽培方法です。 最初にこの語を知ったのは、南米パラグアイを旅行した時です。亜熱帯の気候で、雨季と乾季がはっきりしています。雨期になると激しい雨が続きます。 日本人が移住していたイグアス入植地では、そのせいで、表土が流れてしまい、肥沃な土が育ちませんでした。そこで、耕さない農法を採用すると、根などが残っているため、肥沃になった土が残りました。 栽培した大豆は、日系人の主力作物となり、日系人農家を潤すことになりました。それまでは、政府機関の指導では、様々な失敗を繰り返していて、絶望的な状況にも、陥っていた経緯がありました。 佐藤さんの御主人の話では、植える段階では、既に雑草が生えており、どこに植えたか、分からないこともあるそうです。 収穫した野菜は早速、夕食に出ました。今の並びに台所があり、調理は居間側を見ながらします。 階段を登ると、宿泊する部屋が2部屋あります。暖簾がある所は台所への入口です。丸いのはトランポリンで、3歳のお嬢ちゃんが遊んでいます。 薪ストーブがあります。燃料は廃材です。周辺の人たちが持って来てくれます。この上でお湯を沸かしたり、蒸し物をしたりします。 夕食の前に、まきば温泉に行きました。1週間に1度は行くそうです。すぐ近くに倉石温泉があったのですが、ボイラーが壊れてしまい、今は営業していません。 まきば温泉は、お風呂自体はそうでもないのですが、洗い場が暑く、上がり際に水を何度もかぶりましたが、汗が引きませんでした。 サウナもあり、出口付近に水風呂がありました。しかし、散々水をかぶった後なので、入る気がしませんでした。露天風呂もあるようです。こちらは冷気で、汗が引きそうです。 私は毎日寝酒を飲む習慣があります。場所が場所だけに心配になり、自宅から第三のビール500mlを2本持参しました。 これは杞憂でした。本物のビールと、地元五戸産の日本酒・菊駒、それにワインが出ました。しかも飲み放題です。嬉しくなりました。 ただ、飲み放題といっても、私は酒が弱いので、それ程飲めません。 宿泊2日目に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.21 10:03:13
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