|
カテゴリ:カテゴリ未分類
朝日新聞DIGITALの記事の転載です。
京都大と国立がん研究センターは11日、iPS細胞からつくった免疫細胞を卵巣がんの患者に移植したと発表した。 iPS細胞を使ったがん治療は、千葉大などのチームに続き2件目。 今回は安全性や副作用を調べるのが主な目的の治験で、今のところ患者に拒絶反応などは起きていない。 患者は、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)を受診している50代女性。 卵巣がんを再発、がん細胞が腹膜にも散らばっており、有効な治療法がない状態だった。 9月に3回、京大側が作製し保管しているiPS細胞からつくった免疫細胞のナチュラルキラー細胞計数千万個を、患部に近い腹腔(ふくくう)内に注射した。 免疫細胞ががん細胞を攻撃する働きに期待する。
Last updated
2021.12.03 10:42:23
コメント(0) | コメントを書く |