八戸・鍛冶町に朝の交流拠点 せんべい喫茶のコミュニティー引き継ぐ
八戸の、2023年12月12日朝の八戸の風景です。午前11時には、14cm積雪しています。踏むと締まるような雪です。粉雪でも、春先の重い、湿った雪でもありません。気温は0度。雪かきしましたが、重かったです。八戸にしては風がなく、雪は真っすぐ、地面に落ちています。東西南北の窓を全て開けましたが、雪が吹き込むことはありませんでした。道路の除雪はしていませんが、車が通ている所は、溶けています。中央部分には雪があります。)●八戸経済新聞の記事の転載です。(場所は少しずれていますが、閉店した「せんべい喫茶」を引き継ぐ人が現れました。)コミュニティースペース「喫茶ヘバナ」が12月1日、鍛冶町通りバス停前の総菜店「京華(きょうか)part III」(八戸市鍛冶町)内にオープンした。(吹上方面から来ると、上舘煎餅店、その先に今回閉店した煎餅喫茶があります。更に進むと登り坂になり、ゆりのき通りに達します。その少し手前、左側に「喫茶へばな」はあります。)八戸市鍛冶町地区の上舘せんべい店(類家)が早朝に営業していた「せんべい喫茶」が11月20日に閉店したことを受け、ゲストハウス「トセノイエ」(吹上3)を運営する鈴木美朝(みのり)さんがオープンした同店。せんべい喫茶から引き取ったテーブル、パイプ椅子、ソファ、コーヒーメーカー、コーヒーカップなどを使い、同店の面影が感じられるようにした。コーヒー、甘酒のほか、京華 part IIIの店主・田村圭さんが腕を振るうせんべい汁、おにぎり、唐揚げ、コロッケなどを提供する。バス停の利用客にも立ち寄ってもらおうと、テイクアウトにも対応する。「朝からせんべいとコーヒーを楽しみながら交流する八戸の素晴らしいコミュニティーを守りたかった」と鈴木さん。上舘せんべい店が1991(平成3)年から約33年営業を続けたせんべい喫茶は、店主の上舘一雄さんが焼く名物の「てんぽせんべい」と妻の京子さんが入れるコーヒーを求めて集う常連客の情報交換の場として親しまれた。鈴木さんは「こういうことはスピード感が大事」と、田村さんや20~30代の知人に相談し、せんべい喫茶の閉店から10日でオープンにこぎ着けた。初日の1日には、せんべい喫茶に通い続けた地域住民や鈴木さんの知人が駆け付け、あいさつを交わしたり、談笑したりするなどして新たな交流拠点のスタートを祝った。鈴木さんは「店に入った瞬間に『この家具やコーヒーメーカー、見覚えがある』と話す人もいて、新しい店なのに懐かしさを感じてもらえた」と笑顔を見せた。「へばな」は南部弁で「また会おう」の意。英語で「良い一日を」を意味する「Have a nice day」と「へばな」の響きを重ね合わせて店名にした。運営を手伝うアーティストの高砂充希子さんはアメリカで生活した経験を念頭に「アメリカでは出勤の時にコーヒーを買うと『Have a nice day』と応援されることが多かった。この店も、朝に元気をもらえる場所にしていけたら」と話す。鈴木さんは同地区で活動する八戸三社大祭の山車組「鍛冶町附祭(つけまつり)若者連」のはやしにも参加するなど、地域住民と交流しながら同地区の活性化を模索する。「鍛冶町は昔、商店や工場が並び、歩いているだけで楽しい場所だったと聞く。今は状況が変わってしまったが、少しその名残を感じる。この喫茶をいろいろな世代が交流できる場所にしていきたい」と話す。 営業時間は6時~9時。日曜定休。●東奥日報の記事の転載です。青森県八戸市小中野地区の新丁(しんちょう)商店街にあり、1927(昭和2)年2月創業の老舗木村書店(田中麗子社長)は11日、今月27日で店頭での営業を終了するとX(旧ツイッター)で発表した。かつて市内に3店舗を展開、近年は手書きのポップ(店頭広告)で話題を呼んだ書店は、96年の歴史に幕を下ろす。●青森テレビの記事の転載です。青森県では、この時期としては異例の大雪と着雪注意報が一時、三八上北地方にも出されました。八戸市では午前中積雪が14センチになり、各地で雪による車の事故などもありました。午後6時現在、各地で積雪は大きく減少しましたが、12月1日以来、11日ぶりの積雪となった八戸市では、午前中の積雪が14センチとなり、街が雪に覆われました。この雪で朝から雪片づけに追われる市民の姿が見られました。 八戸市民は 「重い雪で大変です。今年は(積雪が)早いですね」 「家の周りの雪がすごかったので、車出してもらえるように駐車場の雪かきしてから来ました」また、高速道路などでは雪による事故のほか、道路上で動けなくなる車などが相次ぎ、各地で渋滞が発生しました。 気象台によりますと、13日は冬型の気圧配置となり、県内は雪やくもりの見込みで、引き続き積雪による交通障害などに注意が必要です。