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ユニークフランクトランク

ユニークフランクトランク

作成中。

※暗い重い話になります。嫌いな方は要注意!!

※またこのページは試しに作りますがいつ消去するかわかりません。
 あしからず。

※自己満足なページになると思います。
 なのでアドバイスは受け付けますが苦情は受け付けません。
 (勝手ですみませんが打たれ弱い子のなのでご了承下さい。)



最近新聞の記事で児童虐待の話を読みました。TVでもよく放送されてますね。


一番最近のニュース
(※リンク切れの際は教えて下さいm(_ _)m)


私は以前卒論で児童虐待について調べました。
かなり不十分な調査の上、中途半端で終わってしまったのですが
(結論もはっきりでないままでした)
これを機にちょっとかいてみようかな、と思いフリーページにこのページを作りました。

これは『児童虐待』に関する文です。
自分で色んなものを使って調べ、覚えている部分をかきます。
説明は下手だし、文章も不十分な部分が多々あると思います。
見苦しい文章になるとは思いますが、それでも良いという方だけお読み下さい。



長い長い説明から入りましたが、自分の中にも書く事への迷いがあるので…
(正直気持ちのいい話でもないし。)
何かしらの役にたてれば…と思いますがきっと役に立つサイトは他にいっぱいありますよね。

ま、それはおいておいて。

まず『児童虐待』の種類をかいておきたいと思います。
(定義などからかくべきかもしれませんが忘れました。
 っていうか定義なんてつけれるものなのでしょうか??)


<<児童虐待>>

1・身体的虐待
2・精神的虐待
3・性的虐待
4・ネグレクト(育児放棄)

たしかもう一つあった気がしましたが忘れちゃいました。
(多分「代理ミュンヒハウゼン症候群」だったよーな…)
今は脳みその中にある情報のみでかいてます。


1・身体的虐待

これはいうまでもないですね。でもあえてかいておきます。

体に傷を負わせる虐待です。
例)蹴る/殴る/ひっかく/つねる/たばこの火を押し付ける 等々

程度がひどくなるにつれ死の危険があります。

2・精神的虐待

心に傷を負わせる虐待です。
ひどい事を言ったりプレッシャーを与え過ぎる事もこれにあたります。

3・性的虐待

父親が、もしくは母親が子供に対して性的暴行を行う事をいいます。
(父母だけでなく身内の大人も加わると思います。もちろん他人だって。)

4・ネグレクト(育児放棄)

子供の世話をしない、学校に通わせない、病院につれていかない、等、
親としてすべき事をしないことを言います。


とりあえず種類としてこの4つにわけられます。
ですが、大抵の事は複合しておきます。


☆ ☆ ☆ 追記分 ☆ ☆ ☆

・代理ミュンヒハウゼン症候群(名称間違ってるかも><)

これは本来「ミュンヒハウゼン症候群」という名前で、
近年様子が変わってきたということで「代理」という文字がつけられています。

基本的な意味では病気でないのに病気であろうとすること、でしょうか。

例えば自分で自分を傷つけ病院へ行く。本来は他人を巻き込みません。

それが最近では子供に針を飲ませたりのように親が子供を傷つけ病院へ行く。
これが「代理」ミュンハウゼン症候群です。

そこには「病院へ行きたい・自分を見て欲しい」という欲求があるようです。
断れませんもんね、病院て。自分で行けば。

色々違う部分もありますが大体こんな感じの意味だった気がします(汗)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


少し考えればわかる事ですが、例えば身体的虐待を受けた子供は
心にも傷をおいます。つまり身体的虐待+精神的虐待を受けた事になります。

また性的虐待というのは身体的虐待や精神的虐待も付加されますよね。
体も心も痛みます。ケアが一番大事なのではないでしょうか。

ネグレクトだって食事が与えられなければ衰弱します。(身体的虐待)
大きくなってもその状況が続けば心にだって傷を負います。(精神的虐待)


児童虐待に関しては、数年前に法整備が少しずつ整ってきましたが、
まだまだ不十分です。

その理由としてはいくつかがあげられます。

まず日本には古くから家庭内の事に他人が首をつっこむ事を
あまり良しとしません。「躾だから」と一括されてしまえば
なかなか連続して口や手出しをする事は難しいです。

また児童虐待防止法には強制力があまりないです。
その為警察なしで家庭内に踏む込む事はできません。
この為子供の状態を知る事も難しいですし、そうなると救出も難しくなります。

他にも問題点はあります。(続)


ちなみに「虐待」というと皆さんはどのように起こると思いますか?
誰が、誰を傷つけていると思いますか?

私が持っていたイメージで「継母/義父」など
血の繋がらない親子間に多いと思っていましたが現実は違います。

実の母親が虐待をする事が多いと統計で出ています。

また「虐待の連鎖」というという言葉がありますよね。
自分が虐待されていた親は子供を虐待してしまう。

100パーセントない、という事はありませんが、
必ずしも被虐待者が虐待をする側になる、という事はありません。

誰でも加害者になりえます。

私は「虐待の連鎖」とは食い止められなかった虐待全てだと思います。

児童虐待のニュースを見て「またか」と思う事。
これが連鎖なのではないでしょうか。

虐待をしてしまう背景の中に、「孤独」というものがあります。
子育ては母親(に準する人)が行うもの、できて当然、
そんな考えが母親を追い詰め加害者にし、子供を被害者にします。

だれしも一人きりで子供を育てた事なんてないはず。
きっとどこかで手を借りているはずなのです。

それが近所付き合いの希薄化、核家族化により子供を、
母親を支える手が不足してきた事により、不幸な事が起こるのだと思います。

子供は「母親」が育てるのではなく「地域社会」で育てるもの、
だから自分の子供でなくとも悪い事をしたら怒っていいし良い事をしたら褒めたらいいと思います。

最近モンスター ペアレンツという言葉をよく耳にします。
そういう親は結局自分で自分の首を絞める事になるのではないでしょうか。


また、一番上のニュースを見て頂いて、さらにすぐ上の文中にも出てきますが
「核家族」という助けが少ない場所で虐待は多くおきています。
でも忘れてはいけないこと、それは核家族でなくとも虐待がある、という事です。

祖父母がいても虐待というのは起こりえます。
そうなったときの子供の気持ちを想像してみてください。

家の中には大人ばかり、味方は一人もいない。
こんな残酷な檻の中で、小さい子供が耐えている現実もあるのです。
絶えさせないよう早めの保護が大事だと思います。

中には親をかばう子供もいると思いますしそう簡単ではないと思いますが。

大変そうな人を見たら一声かけてあげられるといいですよね。
これまた簡単そうに見えてなかなか難しい事ですが。(私には難しく感じます。)





・・・・・・つづく・・・・・


上記文章により「児童虐待」というものに興味をもたれた方、
最近では本も色々出版されていますのでそちらも合わせて読んでみてください。

日本のではないのでちょっと違うところもありますが、
根本的には同じという事で御紹介。

*トリイ ヘイデン(Torey L. Hayden)著のもの。
(ごめんなさい、題名忘れましたがこの方のものは有名ですので。)

*「スモール・サクリファイス(上)(下)」
 『虐待の連鎖』『ママがわたしを撃った』
 

スモールサクリファイスの方の本はある事件をおった
ノンフィクションです。軸は虐待とは違いますが大きな意味を持つ本だと思います。

本を読み終えて一つ自分なりに思った事がありました。

「虐待とは子供を子供のままでいさせない事ではないのか。」

本の中の被害者である子供達は大人に育てられる状態が続く事はありませんでした。
正確に言うと生き延びる為の育てられた時間や
わずかながら大人に育てられた時間があった事もたしかです。

ですが、親に翻弄された子供達が事件が起こる前にしてた生活は
わずか9才の子供が弟妹の世話をし、親の心配までしてるものでした。

親は逮捕されましたが、子供は親の事を心配してたというのです。
どうなるのか、の心配ではなく日常生活の心配です。
(親はちゃんと食べているのか、大丈夫なのか、と気遣うものでした。)

10才に満たない子供が大人と同じ事をさせられる、
自分の事だけ考えててもいい年齢の子供が…

子供達はいい里親に巡り会ったと本にはありました。
すごくホッとしました。本の中の事ですが、あまりに痛ましかったので。

本の最後の方に興味深い記事がありましたので
要約してかこうと思います。

「性的虐待を受けた子は自分の肉体から自己を離そうとする。
これは本来守ってくれるハズの大人から裏切られ
自分を守る為に自分の中に逃げ込むのである。

これは一種の小さな死といえる。

男女を問わず、売春婦の大半は子供の時性的虐待を受けている。
体を他人に自由にさせ、その間感情を「殺して」しまう事を
幼い頃から覚えてしまうからである。」

アメリカでの虐待の定義は日本程細かくわけられてなく
大きく2つにわかれています。内一つが性的虐待です。
(州によって違う事も。あと日本とは比べ物にならない程厳しい)

虐待の定義でもやはり随分変わってくるだろうとは思います。

ですが、一つ、大変興味深いのは
虐待を受けた子の行く末ではないでしょうか。
(必ずしも被害者がこうなるとは言ってませんのであしからず。)

売春婦の多くは被虐待者であるという記述を見てハッとしました。

日本の少年院に入っている加害者もまた
虐待を受けた子が多かったという統計を見た事があったからです。

幼い頃に受けた傷は子供の心を深くえぐりつけます。
まだ何も耐性がない、柔らかな心を傷つけるのですから
その傷を直すには膨大な力がいると思います。

一体自分には何ができるのだろうか、
そんな事を考えながらも
「もし虐待が疑われる場面に遭遇したとして
 自分は何かできるだろうか。動けるのだろうか」
そんな事も自問します。

簡単に「やりましょう!」と言っても実行は難しそうです。
でも心にとめて置く事くらいはできるはずだ、と思い
今日もこの記事をかいています。

皆さんも一度、考えて、頭の片隅に置いておいて下さいね。


※つづきがいつかくことになるかわかりません。
下手したらこのままかも…つづきがあったらいいのに、という方は
メールで催促してください。(無精者なので。)





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