カテゴリ:漫画
うに~。
突然ですが、私は小さい頃から家で犬を飼っている愛犬家の端くれです。累計4匹の犬たちと暮らしてきて、その内2匹は息を引き取り、所謂虹の橋のたもとへ旅立ちました。 今回は、 それくらい犬を飼ってきたような飼い主経験のある人、 犬は飼ったことないけど大好き!な人、 犬は吠えるから苦手or飼い主ごと嫌い寄りな人、 とにかく様々な犬に関心を持ったことのあるすべての方に読んで欲しい犬漫画をご紹介します。 作者名:みやうち沙矢 本日10/22(日)からアニメ放映開始の激アツ作品でもあります!(私は都合が合わずリアルタイム視聴できませんでしたが、再放送と見逃し配信もあります) 現在10巻まで出ており、11巻が現在予約受付中。 アニメ化を機に知った新参者の私ですが、とにかくこの漫画のいいところをご紹介します。 犬の表情がリアル 犬は感情豊かな生き物なので、表情や仕草で感情を表現します。漫画ではどうしてもデフォルメされがちな犬たちですが(デフォルメが悪いということではないです)、絵柄に加えて、怒ったり、怯えたりといったネガティブな表情の機微もリアルに描かれており大きく感動したのを覚えています。 犬のしつけの勉強になる 本作には、犬のことを知らないまま犬を飼い始めた主人公がドッグトレーナーと出会い、彼のもとで新米ドッグトレーナーとして働き始めるところからストーリーが始まります。そのため、ドッグトレーナーから犬のしつけやコミュニケーションについてイチから指導が入るのですが、その際に犬のトラブルやしつけ豆知識的なページが入るので、しつけ本としても勉強になります。恥ずかしながら、20年以上犬を飼ってきた私は古いしつけ本の知識からアップデートできていない部分があり、この漫画を読むまで知らなかったこともたくさんありました。 ![]() きちんと飼い犬と向き合った経験があれば強く共感できる 本作には老犬や病気に罹る犬、しつけが上手くいかない飼い主がたくさんでてきます。本記事のタイトルになっている1巻の第4話~第5話には、家族3人で犬を飼っている家庭がでてくるのですが、めんどくさいお世話だけ一人に押し付けて可愛がるだけの家族というテーマで、家族の中に犬に対しての意識が低い人がいると非常に憤りを感じるのでとても共感しました。また、病気やシニアの介護など飼い主の責任として目をそらしてはいけないこともあります。正直面倒ごとも多いです。治せない病気や老衰は途方に暮れる日もあります。なので、きちんと向き合ってきた人にとってはとても共感できるお話がたくさんあり、たまらず目頭が熱くなります。 笑いあり、涙あり 基本的に漫画のテンポは良く、読みやすい部類です。ギャグ調の描写も結構あるので、重いテーマの話とのバランスもちょうどいいと感じました。犬をきちんと飼った経験がある方は強く共感できるので、涙なしには読めませんが、飼育経験がないと泣ける!というところまではいけないかと思います。また、登場人物のドラマもありますが、いずれも犬絡みです。 これまで共感うんぬんと書き散らしましたが、冒頭にも書いた通り犬を飼ったことがない人にも読んで欲しいと思えるくらい、新しい視点として得るものが多い漫画です。犬ってこんなに感情豊かなんだなとか、飼い主次第で犬が問題犬になるんだなって考えるきっかけになったら嬉しいです。また、しつけは厳しくコントロールするものではなくて、信頼関係を築くツールとして認識してくれる人が増えるといいなとも思います。 それでは~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.22 21:16:58
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