うに~。
昨日より、藤本タツキ氏の読み切り「ルックバック」の劇場版が放映開始しました。
先月の記事でも書いていた通り、前々から楽しみに待っていたので早速観てきましたよ。
内容については大きく触れないですが、ネタバレを含みます。
・・・・・・・・・・
■映像
ルックバックの感想で一番挙がっているものになり恐縮ですが、
やはり、漫画の表現を損なわない素晴らしい作画だと思いました。
綺麗すぎない線だからこそ生き生きとした姿が強調されると思っているフシがあるので。
とにかく監督さんの努力と、熱いこだわりを感じました。
加えて、背景美術にもすごく心が震えました。
特に印象に残っているのは、救急車に運ばれるシーンの、快晴と車の跡の残る雪の道路です。
■声
あまり声優さんについて詳しくないのであまり言えませんが、物語の中でノイズになるようなことはありませんでした。
特に最後の藤野の泣き声は、大げさな演技も無く、リアルなので好きです。
■劇判
個人的にはイマイチだと感じました。。
音が大きすぎるというか・・・音の無いシーンとの差別化も意図としてはあるのかもしれないですが、
そもそも音のない状態で魅せてくる漫画(だと思っている)ので、特に感情を左右する音楽に関しては控えめでもいいんじゃないかなと思いました。
■音
静寂の中で、ペンを動かし描写する音がとても心地よかったです。
ぜひ映画館で体感してもらいたいポイントです。
・・・・・・・・・・
話の内容はわかりきっているので泣くとかは無かったですが、それでもじんわりとしみるものがありました。
映像になってより強調される藤野・京本の感情がダイレクトに伝わってくるからでしょうか。
最後に、
入場特典、豪華すぎるだろ。
それでは~。