忙しくなくなった
だからいまは風流の中で生きている。基本的にはメシを我慢している。睡眠も。きのう大学にいってそれで徹夜で本やら漫画やらを読んでいた。朝になったので、マクドナルドに行った。つまりは朝マック。ソーセージエッグマフィンが食いたかったのに、ハムが挟まってるやつだった。エッグマックマフィンというものらしい。もっと、「肉たまご」とか「ハムたまご」とか「謎の白身魚」とかわかりやすい名前にしろよ。しねよ、デン。ん、いや、デンはもう死んだ。少しイライラしてコーラを飲んでいた。マクドナルドの2階の客席から国立駅に向かって次から次へと押し寄せてくる社畜や学畜たちを眺めていた。いやぁ、なにしろ、8時とかこんな時間に起きていることも珍しい。世の中には、こんなにもたくさんの、毎日都心まで通う人たちがいるものなのかと、普段、12時に起床する僕には、本当に気味の悪いものだった。ふと、国○音大付属小の子供たち、ブレザーを着た数十人の集団が、通りかかった。小学生から制服というのは珍しい。あの小学校、前衛的で醜い原色デザインの校舎で、いつみても寒気がする。例えば、自動車工場のライン作業、ピカピカの新車が次々とでてきて、海外で売られる。不良品は弾き飛ばす。当然に市場はそれを必要としないから。だから、もう大人になってしまったけど、大人が大嫌いです。それで、胃がとんでもないくらい痛くなった。立てない。歩けない。とりあえず店から出たが、帰れそうにない。ムリして大学の便所まで行った。むしろ救急車を呼びたかった。そのまま倒れこみそうなくらい痛くなった。本当に、痛かった。死にたいくらい痛くなった。トイレに30分ほど篭った。どうやらただの下痢のようだ。最後はほとんど水だった。力を抜くだけで出るという、そういう状況。3kgは痩せた。今日は疲れた。