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テーマ:今日のこと★☆(103991)
カテゴリ:峰絵佳物語
※黒のバックが読みにくい方は、
申し訳ありませんが、livedoorの運命館~階~へお越し下さい!! 同じ内容をアップしています。 次の日、学校の就職相談員である先生から 呼び出しが来た。 就職相談室に入るなり、先生は 「お前は、何を考えているんだ!」と 真っ赤な顔で、怒鳴りつけた。 A社から、学校に問い合わせの電話が入ったようだった。 私は、A社に電話して、面接してもらう事を、 先生には勿論、学校では誰にも話していなかった。 先生は「俺は恥をかいたぞ。勝手に面接してくれなんて A社に電話しやがって。先方も忙しいんだ。 そんな時間を作らせて、失礼じゃないか!」 私は「自分の進路は自分で決める。どうせこの学校じゃ たいした企業からの募集なんて来ないしね。」と 平気な顔で言った。 先生は「就職活動でお前みたいな突拍子もないことを するやつは初めてだ。本当に頭がどうかしてるとしか 思えない。」 「いいじゃない別に、悪いことしたわけじゃないし・・」 「だいたいA社が、お前を採用してくれるはずがないじゃないか 恥ずかしいことをするやつだ。」 「・・ってゆうか、面接してくれるんだから、それでいいよ。 私は、A社に電話したときに大卒しか採用しないって、 言われたので、ムカッとしたんだよ。仕事ができれば、 大卒も高卒も関係ないじゃん。」 「峰絵、良く聞け。そういう問題じゃないんだ。 社会はお前が考えてるほど甘くないんだ。」 「甘いか、甘くないかは、私が決めることで 経験してみないと、何もわからないよ。」 「・・・・・・もう、好きにしろ。呆れてものが言えん。」 結局、先生には恥さらしだの、バカだの散々言われた。 だが、私は嬉しかった。 自分で切り開くことの喜びを また一つ感じられたから。 どんなことでも、最初から諦めたくはない。 それは、ずっと耐える生活をしてきた中で 学んだことだった。 ダメならできるまで何度もでもやる。 勝つんじゃなくて、負けない。 いつも、辛いときには そう自分に言って聞かせてきた。 これで、もし不採用になっても悔いはない。 絶対に無理だと、諦めなかった自分が 次の道を進むための力になるんだから・・・。 ********************************************************* □初めてこのブログに起しいただいた方は、 申し訳ありませんが、『峰絵佳物語』からご覧下さい。 □鑑定のご用命はこちらでご案内しております。 ********************************************************* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.18 17:19:11
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