ブタ年?
昨日、2月18日は中国(韓国)の旧正月でした。中国系のお店はどこも謹賀新年のバナーが掲げられ、爆竹が鳴り響き、中華飯店ではお正月料理が出されていました。YEAR OF PIG新聞の折込チラシには、あまり可愛くないブタの絵が大きく描かれたレストランの広告がふんだんに載っていました。し、しかし、ブタ年って、なんふだかなぁ~。猪だったらもう少し迫力があるのに、なんでPIGなんかなぁ~。なんだか1年中食べまくってブクブク太りそうですねー。(笑)イヤー・オブ・ドラゴンとかカッコ良いのに、イヤー・オブ・ピッグじゃ、ちょっと間抜けで可哀想ですよね。暦で言う干支は日本も同じだと思うんですが、イノシシとブタじゃ、いくら同種だからってかわいそうな気がする。(笑)実はウチの末娘が年女で猪なのですが、昨日はみんなに「ブタ年、ブタ年」と言われ、ちょっと落ち込んでいましたネ。「おまえ、日本人で良かったなぁ~」慰めにもならない親爺の言葉に余計ムッとした娘でありました。(ヤレヤレ)そういえば、西遊記に出てくる猪八戒もブタでしたね。でも、牙があったからやっぱり猪だよね。つまり野生の豚ですよね。豚と言わずに猪と言うニッポン人の思いやりには頭が下がります。(えっ?そうなの?)すみません、正直言って道楽親爺はこの手の知識はありません。後でグーグルってみます。(笑)まあ、そんな他愛もないことを話しながら、昨日は一日近所の中国系のストアやらレストランで繰り広げられた中国のお正月風景を見て回りました。カー・ラジオからは「DON’T WORRY, BE HAPPY~」の歌が流れてきて、ブンチャカ、ブンチャカと、平和でのどかな南国特有のほんわか気分で中国の旧正月を楽しんでおりました。と、そこへ知り合いのマッサージ屋さんの社長が、花火の束を抱えてやってきました。彼は日本人ですが、10数年前に中国人と結婚してマッサージ屋さんを開業して大成功。今や、地元でもちょっとした実業家です。「○○さん、どうしたの、そんなに花火買いこんじゃって」と声をかける道楽親爺。「いやぁ~、隣の店が派手にドンパチ上げるもんで、ウチも負けてられないんですよ」「負けてらんないって・・・・」「ここで負けると社員(中国人)にしめしがつかないんっすよ」「へぇ~、そんなもんなんだぁ」「中国人は負けず嫌いですからね。隣が花火千ドル買ったっつったら、じゃぁウチは2千ドル買って来いってな、感じですよ、へへ~」「ああ、それで買い足ししてるんだ」「昨日は夜通しブッチギリでウチがドンパチ上げ続けて、ドンちゃん騒ぎしたんですけどね、ちょっと転寝してる間に隣がまた花火買い込んできてドンパチ始めたもんでね、負けちゃいらんないんすよ、ははは」急ぎ足で立ち去る店主。。。。。。花火屋丸儲け。。。。。。。。。。日曜日の商店街は再びドンパチの音でやかましくなりました。