2012/09/18(火)03:23
真夜中の犯人追跡劇
つい先ほどの事です
夜中の12時半頃だったでしょうか、階段を勢い良く走り下りる音がして長男が大声を出して家を飛び出して行きました。「何事かっ!!」と私も飛び起きて家内に事情を聞くと我が家の裏の方で「助けて!」という女性の叫び声がしたと言います。下着姿で寝ていた私も急いでハーフパンツだけ履いて護身用に置いてある木刀を持って家を飛び出しました。現場には被害女性と他に二人の女性が居て、聞けば痴漢なのか物取りなのかは解らないが裏のお宅のお嬢さんが家の前で襲われたという事らしい。大きな声を出したので娘さんは事無きを得たのですが犯人は逃走し、隣家の旦那さんと息子が後を追って行ったと言います。
女性達に警察に通報するように告げて私も直ぐに後を追いました。息子が犯人と相対した場面が頭を過り、不安で走り回ったのですが当てズッポウでは埒が開きません。何より下着のランニングシャツにハーフパンツ姿で木刀を持って走り回っている私自身が不審者^^;の様でしたので急いで我が家へ走り戻り、Tシャツを羽織って自転車で出直す事にしました。家を出て1分程の所で巡査のバイクが目に入り、脇で警察官と話している息子の姿を観て一安心。だったのですが、なんと息子もTシャツに下着のトランクス一枚という不審者さながらの格好で苦笑い^^;。犯人を取り逃がして残念そうにしている息子を一度家へ帰し、私は後から来たパトカーを被害者のお宅まで案内して帰って来ました。
犯人はバンダナの様な物で覆面をしていたので被害女性にも息子にも顔は解らなかった様ですが、警察官の話では近隣で頻発している同様の事件と同一犯人かもしれないとの事でした。兎も角、裏の家のお嬢さんは転んだ時に擦り傷が出来た程度で済んだ様ですし、周りの人達にも何事も無く何よりでした。
警察の現場検証に立ち会った息子が先程帰って来たので「よく瞬時に身体が動いたな、大したものだ。」と誉めてやりました。普段、親から見ると頼りない事この上無い長男ですが、まぁ、真っ当な人間には育っていた様です。