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工房雲汀(うんてい)

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2008.07.09
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京都は、祇園祭に入り蒸し暑さも厳しくなってきました。
京都府民だよりの記事に「顔師」と言う職人を紹介されていました。

奥山恵介(71歳)顔師(かおし)
長刀鉾のお稚児さんの化粧方を受け継がれて10年ほどになられ、
祇園祭に入るときは、化粧道具を新たにして水と酒で清めるそうです。
お稚児さんの化粧は、日本古来の和化粧である白塗り。

この白塗りの技を継承する者だけが「顔師」と呼ばれるのです。
和化粧とは高松塚古墳の時代までさかのぼれるそうで、化粧道具は
平安時代から変わっていなく、白塗りも、お稚児さんは神さんの白
ですから透明の白
これは、京風といわれる色。歌舞伎役者は不透明の白で、また違います。
「手足三年、えり首三年、顔四年」いうて、白の下塗りを会得するだけ
で十年かかるのがこの世界。さらに「上塗り十年」、つまり役によって
違う化粧を覚えるのにまた十年。
和化粧は今でも親方が口伝で後継を育てる凝縮の世界。

親方と言われるには秘伝の色を受け継がねばならず、紅ぼかしに
使っている紅は、先代が四十年以上寝かしたその上澄みをとったもの。
白粉も独自の配合です。
上方にも江戸にも顔師はいますが、神さんの透明の白を継承させて
もらえるのが京の顔師だと思っています。

と語られておられる記事を読み、
色へのこだわりと技の継承の奥深さを感じました。
デジタル化が進む現代において、着物の染色もインクジェットで
デジタル化も行われているようですが、どうなんだろう・・・・






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Last updated  2008.07.09 23:39:42
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