カゲ攻略

基本攻略
①通常構えからの攻め

 カゲはパンチ、肘打ち(P)、しゃがみパンチを攻めの主体とした、標準的なキャラである。したがって、初心者でも使いやすく、上級者にとっては、それに加え十文字構えからの読み合いを楽しめるキャラになっている。パンチからは派生技である、散弾螺旋(PPP)が主力となる。ヒット時、ガード時ともにカゲが有利であり、連続ヒットする点も強い。上上上という構成のため、しゃがまれると避けられるが、ディレイで散弾螺旋裏蹴り(PPPK)を出せば、一応フォロー出来る。ここから十文字構えに移行することも出来るが、この場合、ヒット時、ガード時ともに不利になるのでお勧めしない。肘打ちはカゲの中段の主力となる技で、ここから十文字構えに移行しての攻めが非常に有効である。ときには移行せずに、横移動などにつなぐのもいい。相手は構えに移行したかどうかは見て判別できない。霞刃(P+K)も十文字構えに行ける技として、注目したい。こちらは必ず構えに移行してしまうが、避けに強いので、相手の避けに合わせて使える。
 こちらの技のヒット後や、相手の技のガード後など、少し有利な状況を作れたら、大技も混ぜていくといい。風閃刃(P)や円月蹴り(K+G)、龍尾閃(K+G)等が使える。風閃刃は上段回避性能があり、自分が不利な状況で使っても十分効果がある。ヒット時は空中コンボが出来、ガードされてもそれほどの隙はない。円月蹴りは出は遅いが見た目以上にリーチがあり、遠距離からの奇襲にも使える。ヒット時はバウンドを拾うことが出来、ガードされても五分の為、しゃがみパンチで反撃を潰し、投げにつなぐというのは誰もが知っている連携だ。龍尾閃は下段の為、ヒット率が高く、ヒット後は背を向けるが、有利な状態になる。ここから中段の断ち手刀(背向け中P+K)と、下段の半月蹴り(背向け中K)で2択をかけるといい。半月蹴りはガードされるとかなりの隙が生じるので、堅実に行くなら裏手刀(背向け中P)がいいだろう。半月蹴りヒット後は裏水車(K+G)で追い討ちできる。龍尾閃がカウンターヒットした場合は振り向いての裏水車が決まる。
 基本として、このあたりの技を知っておけば、とりあえず使うことが出来るだろう。使っていく投げとしては弧延落(P+G)、浮霞(P+G)、刀霞(P+G)の3択でいい。

②十文字構えの特性

 十文字構えへは、直接構えるよりも肘打ちや霞刃(P+K)で構えた方が効果的といえる。構え中はガードは出来ないが、上中パンチを勝手に返す性質を持つ。構え中の技は浮身乱弾撃(十文字構え中P+G)を除き、技後も構えたままである(水月砲(十文字構え中P+K)はホールドすることで構えを解ける)。Gを押すことで構えを解くことは出来るが、瞬時にとはいかない。始めにことわっておくが、十文字構えは相手のどんな行動にも対処できる構えだ。そのため、ガードを考える必要は無い。まず、基本的な選択肢は、水月砲(十文字構え中P+K)、飛猿(十文字構え構え中K+G)、十字弾拳(十文字構え中P)の3択となる。水月砲は上中パンチを捌きつつ攻撃することが出来、飛猿はしゃがみパンチをかわせる。十字弾拳は膝を潰すことが出来る。これだけで、相手のほとんどの攻撃に対しても対応できる。メインとして使っていくのは水月砲だろう。水月砲はヒット時に崩れを誘発し、ホールドすることで構えを解くことが出来る。ここから水車蹴り(K+G)などで追い討ちが可能なので、構えを解くことをお勧めする。飛猿もヒット後崩れを誘発でき、鎌鼬(十文字構え中P K K)で追い討ちできる。避けに対しては浮身乱弾撃(十文字構え中P+G)で対応する。キャッチ投げのため抜けられる心配もない。
 実際には、膝を持つキャラは水月砲を読んで、膝を使ってくることが多い。したがって十字弾拳で様子を見るようにしたほうがいい。十字弾拳自体の性能もかなり良く、ガード後再度十字段拳を出すと、相手はしゃがみパンチ以外で割り込めず、ヒット後に飛猿を出せば、全ての反撃を潰せる。流影転も方向が合っていれば、膝をかわす事が出来る。この場合、有利な状況で背を向けた状態になるので2択を迫れる。
 使用頻度は低いが、覚えていてもらいたいのが明王陣(十文字構え中P+K+G)だ。この技は中段キックを返すことが出来る返し技で、この技のヒット後は構えを解いての円月蹴りが確定する。狙いどころは④で後述する。

③振り向き攻撃と背向けからの攻め

 カゲは背を向けての技が多く、既に述べたが、半月蹴り(背向け中K)と断ち手刀(背向け中P+K)の2択は非常に使える。半月蹴りはヒット後、裏水車(K+G)で追い討ちが出来、断ち手刀は、派生の身楊蹴(背向け中P+K K)があるので、1発止めから投げといった選択肢も有効だ。身楊蹴はカウンターで連続ヒットし、曲輪蹴り(K)で追い討ちできる。
 まず、背を向ける技としては、下段の龍尾閃(K+G)と上段の裏旋蹴り(K)を使うといい。龍尾閃の性能は上記に書いた通り、裏旋蹴りはガードされても有利で、裏手刀(背向け中P)に繋げば割り込まれない。間合いが遠ければ、半月蹴りがしゃがみパンチを避けつつヒットする。

④投げ技の使い分け

 カゲの代名詞ともいえる弧延落(P+G)を始め、カゲには多数の投げ技があり、相手にとっては的を絞りづらい。当然一番警戒されるのが弧延落で、次いで刀霞(P+G)、浮霞()だろうか。ダメージ的には弧延落からのコンボによるが、この順番になる。
 弧延落はご存知の通り、多種多様なコンボを決めることが出来、カゲの面白さを味わえる技でもある。浮身膝蹴り(K)の先行入力が可能になった上、旋風陣(P+K)からも十分なコンボが狙えるので、コンボの難易度はそれほど高くはない。ダメージ的には70を超えるコンボも可能だ。
 注目したいのが刀霞だ。この技は確実に踵落としで追加ダメージを与えられるが、それよりも螺旋(P)で十文字構えに移行しての起き攻めをお勧めしたい。刀霞後は相手は頭をこちらに向けてダウンする。この状態からの起きあがり中段攻撃は、その場起きあがり、横転起きあがり共に、明王陣(十文字構え中P+K+G)で返すことが出来るのだ。ここからはガードで構えを解いての円月蹴り(K+G)~しゃがみパンチ~螺旋裏蹴り(P K)が決まり、103ものダメージを与えることが出来る。ポイントは螺旋で足位置を変えることで、こうしないと、螺旋裏蹴りが決まらない。
 下段起き上がり蹴りに対しては、飛猿(十文字構え中K+G)で対応する。



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