影丸研究その3

裏旋蹴り(44K)

 この技は影の持つ技の中でもダメージ効率を上げるために必要な攻撃です。
おもに使いどころとしては、2Pヒット時、こっちがコンボを食らって
受身を取ったときに相手が余裕をもって受身攻めをできない状況の時、
開幕、後は先っぽ旋蹴りをガードさせたとき、捌き技にあわせる等があげられます。
この技は硬貨カウンターで当たっても背後2Kしかヒットせず、カウンターをとるためには
一番有力なのは先っぽ旋蹴りや捌き技にあわせた時だと僕は思います。

しかしカウンター以外にもこの技は肘をスカス時がある、ガードされて+1、躍歩頂肘など腹崩れの技
を食らっても腹崩れしない、影の3Pをくらってもコンボが入らない、発生が15などの強みがあります。
弱点としては上段、3Kを食らうと背後崩れみたいになってコンボが入ってしまう。
当然相手次第ですが、2P後の攻防のバリエーションの一つとして考えていただければいいとおもいます。

2Pがヒット後2Pを打ち返されると上段だから辛いところはありますが、上中段で暴れる相手には
かなり強烈ですよ。2Pから揚撃と裏旋蹴りを使い分けるといいと思います。
揚撃と発生は同じですが、ダメージが違います。
また立ちガードでぼったちされても、+1なので背後2Pを出せば相手は手をだせないので攻めを持続できる
という感じでしょうか。

またバックダッシュからも出すと非常に有効です、肘をスカス間合いまで下がれば硬貨カウンターではありますが
そのあと背後2Kでダメージをきっちり奪うことができます。(まあ肘だと思ったら3Pですけど)
また2Pからバックダッシュ避けを見せておいて、ダッシュ投げに来たときにカウンター取れます。
開幕は3Kのような発生16の技にはカウンターをとることができ、開幕ダメージ70ぐらいとれます。

1.バックダッシュ揚撃と使い分け。

まずこの技出すためには相手見てないでだすと本当に痛い目見ますといっておきましょうか、3Kをカウンターで食らうと本当に辛いです。
ダッシュ投げ各種コンボが回復も何もできない状態にぶちこまれます、万が一そうなったら投げ抜けだけはきっちり入れましょう。

まず近距離戦ではこちらが不利な時に3Kを使う人、やたらと2Pが多い人には残念ながらこの技の強みをあまり発揮できないと思います。
しかし3Kは44Kの狩りどころという矛盾が発生するんですね。
だから使い方さえ間違えなければ3Kを狩ることはできます。

3Kで背後よろけになる場面っていうのは、五分もしくはキャラによっては-1以上の状態でも勝てます(3Kがダメージ24以下の人)。
五分以上の状態で3Kを出させなければなりません。(なぜか晶の3Kには五分の状態から負ける意味不明)
というか裏旋風蹴りをカウンターで当てなきゃ駄目なのかよ、っていう突っ込みもありですが、
実際考えてやってる人はそういう選択肢(五分から3K)を結構とってきます。

手っ取り早いのがバックダッシュ揚撃を使いましょう。
一章を読んでもらえばわかると思いますが、バックダッシュ揚撃だけでなく3Pとか旋蹴りとか
バックダッシュからそういう技を出すと相手は2Pと避けはできないことになり、様子見かバックダッシュを
するという行動をとらざるおえなくなります。
しかし、五分の状況からは肘に負けてしまうので、注意しましょう。

様子見された場合揚撃と裏旋風蹴りじゃガードされたときの状況が違いすぎますよね。
バックダッシュされた時も揚撃すかされるよりは状況が違いますよね。
リーチも多少長いし。

いくら裏旋風蹴りをすかしたとはいえ、背後状態の影に対して少しでも反応が遅れると振り向きP発生10のパンチもあるし
下段の2Kも出してこないとわかっていても人間様子見してしまうものです。
ガードを揺さぶるという意味で非常に有効ではないかと思います。

2.壁際での使いどころ。

相手を壁際に追い詰めた時も非常に有効な選択肢の一つとして使えます。
壁際に追い詰めた場合は、ノーマルヒットでも壁にヒットするため振り向きPKから裏水車が入ります。
非常においしいダメージを獲得することができます。
壁際では龍尾閃も相手を壁よろけにすることができますが、振り向きP+Kは回復早い人なら回復されてしまいます。

また立ちガードされた時に背後2Pで割り込めないのに割り込んでくると背後2Pでも壁よろけを誘うことができ、非常においしいです。
また壁際での龍尾閃と大きな違いは発生が早いという利点があり、選択肢の一つとしてはかならず考えておいてもいいと思います。
ちなみに、裏旋風蹴りは壁と密着ではなく少し離れた状態が一番いいです。その距離では龍尾閃で壁よろけにならないので
そういった使い分けの見極め方も大事ですね。

3.捌ばき技やスカシ技に当てる。

これは自分が有利な状況で攻める際に、相手に捌技やスカシ技を重ねられたとき万が一
捌かれても後ろを向いているので、ろくなコンボは入りません。(もちろんわかっているなら捌かれない技を出しましょうw)
しかし影の苦手とする葵せんではわりと使いどころは多いと思います。
43P+K陰掌をガードした後に揚撃や肘を打つと心中突に捌かれてしまいます。
そういった場面で、出すとカウンターをとることができ、また草薙(2K+G)を食らった後に肘等をだすと葵アッパーになぜかすかされます。
すんげーイライラする技なんですが、裏旋風げりだとカウンターをとることができます。

影の得意とする肘や揚撃はリーチが短いのですかされやすい上に、捌かれやすいです。
だからなぜか相手に勝てないときは肘が当たっているかしっかり確認しましょう。
揚撃や肘がすかされたり捌かれたりそういった場面では一度裏旋風蹴りをお試しあれ。
隙がでかいわけでもなく、発生も早いために相手によってはかな~りダメージ効率を上げることができます。
頭の片隅にでもこの技の存在を覚えておいてそんはしません。
まだまだ使い道は色々ありますがそれはみなさんが実践で試してみてください。




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