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拝啓　愛しの龍弥さま（母より）

[ゆんの茶道日記] カテゴリの記事

全35件 (35件中 1-35件目)

茶席披きに　およばれ

ひさかたぶりに。。。ほぼ一年ぶりの書込みです。反省しきり、方々にも　お詫びしつつ　どぉせまた　尻切れとんぼにはなるであろうと思ひつつ。。。姉弟子の　茶席披きの茶事によばれてまいりました。どしやぶりの雨の中　１１時半　席入りとのことでしたので　１１時１０分に軒先に到着。格子戸が　ぴったりと閉められており　とまどふ三人。。。とにかく雨の中　路上でたたずむこと５分。時間もせまっていたので　勇気をふるって玄関先まですすむと　そこもぴったり閉まっています。。。ご亭主は　そんな失敗は　絶対になさらない方なので　軒下でぶるぶる震えておりますと　内側からそろそろとお玄関が開き　ご亭主が声をひそめて　責めたらいかんでと　一言。格子戸とか　お玄関とかを　細く開けておいて　ここからお入り下さいというのが　私たちの不文律。よそさまのお宅に　伺うわけですから　どこでもがらがらとは開けられませんもの。犯人は　先客さん。ご自分が入られて　ぴったり閉めちゃったわけでつね。。。お勉強になりました。そぉいうパターンも　あるわけなのね。。。寄付きは　お二階と聞いていたので　階段を上がるとここもまた　どのお部屋も　ぴたりやし。。。仕方がないので　ご亭主を探して　お水屋まで　のしのし　入って行きましたわぁぁ。んもおぉぉな　スタート。寄付は　大綱さんの松風の和歌の短冊、瓶掛に銀瓶、鉋目の小板に淡々斎の花押。千歳盆に　汲出の準備。赤絵の振出に昆布茶。ふかふかの絨毯が暖かくてうれしい。手付の銀杏透かしの煙草盆には　鵬雲斎大宗匠の花押。染付の火入れに　ご亭主御手引きの灰吹き。お包みは　申し合わせ通り　お祝いとして１万円、お水屋料として２千円を　一同として金封におさめ　床の間に。今回は　お若い方にお詰めを譲り　次客をつとめることに。。。初炭は省略して　八畳間、立礼で　懐石をいただく。床し　淡々斎「今日新」、香合は織部で　はじき。。。ん～　分銅だったかも。今日は　本懐石とのこと。汁碗は　粟麩と小豆、結び蒲鉾、からし。かまぼこは　温めておかねばと　そっと心の中にメモ。向付は　鯛の昆布〆つぼつぼに　蕪の酢漬煮物碗は　海老しんじょ焼物は　ぶりの幽庵預鉢は　春菊とえのきのごまあえ一献は　日本酒、途中でボヘミアングラスに　白ワインは　お洒落でした。箸洗は　梅八寸は　海老と　焼き栗栗の水煮をよく拭いて　焼くとあんなにおいしいとは　知らなかった。外側にうすく焦げ目がついて　焼き栗風。真ん中は　やわらかくて～＝剥く手間省いて＝栗飯用栗水煮簡単な　八寸　山のものになりますぅ。漬物は　セロリと蕪。最後は湯桶でしめくくり。おいしく頂戴いたしましたですぅ。そして本席ですが　また次回に書込みといふことで。。。明日は明後日の奈良でのお茶会の前泊ということで　大阪泊りです。晩秋の奈良で　鹿と戯れてまいりまする。

2008年11月24日

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4/1　茶会　会記

４月１日　栗林公園　掬月亭にて　ライオンズクラブのお茶会がありました。席主は　支部長先生。師匠の弟弟子にあたられますので　応援に行ってまいりました。当日　桜は　五分咲きといったところでしたがお天気にめぐまれ　池の上に張り出した舞台のような掬月亭障子を全て取り払い　まるで　舟上のような景色でした。ちなみに　掬月亭（きくげつてい）は　月を　掬す（すくいとる）一席　６０名ほどのお客さまが　入席できます。残念ながら　炉はありませんので　風炉点前。待合　雪消えぬ　富士の煙と見えつるは　霞にまかふ櫻なりけり　守常床　　　　碩応和尚筆　　「寿山青不老」花　　　　雪芥子草　突抜忍冬花入　　　青交趾　　鶴首　　　　　　　　永楽香合　　　荒磯蒔絵　蛤　　　　　　　　　表朔釜・風炉　富士・鳳凰　　　　　　　　　　敬典風炉先　　鵬雲斎好　金鳳　　　　　　　平安堂棚　　　　淡々斎好　加寿美　　　　　　　表完水指　　　高取一重口　大宗匠箱　　　　　楽山薄器　　　春の野平棗　大宗匠箱　　　　　一光茶杓　　　坐忘斎家元作　「青松」茶碗　　　黒　「清悠」大宗匠箱　　　長左衛門　　　　　仁清写花筏　大宗匠箱　　　　　永楽　　　　　唐津　　　　大宗匠箱　　　　　重利蓋置　　　乾山写残雪　大宗匠箱　　　　　永楽建水　　　餌畚　　　　大宗匠箱　　　　　浄益菓子　　　羽衣菓子器　　交趾　輪つなぎ　　　　　　　　翠嵐煙草盆　　松皮菱透　　大宗匠箱　　　　　秀斎火入　　　染付　舞扇　　　　　　　　　　祥平歴々たるお道具で　ございましたです。。。はい。当日は　火入れの炭係　花の霧吹き係　棗の盛り付け係入席のご案内係　正客お願い係　三碗・点出よぉいドン係お運び　お茶碗もぉ残ってません係と　八面六臂のくるくるねずみぃ。にこにこ　笑顔で　がんばりましたぁぁぁ。羽衣（はごろも）お人形のみ（紙製化粧箱入り）

2007年04月06日

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香木。。。新製品？

お茶のお稽古の中で　聞香を伴うものが　いくつかあります。お香のお道具は　どれも　雛道具のように　愛らしく小ぶりの香炉に火のついた香炭団を入れて　灰をこんもり。。。火箸で　火口をあけた上に　雲母の銀葉をのせます。細く割った香木を　銀葉の上にのせるときは　緊張の一瞬です。↓普段は　こぉいうのを　割って使っているのですが【香木を焚いてみよう！】白檀　小割10g↓こんな　新製品？を　見つけましたの。。。。焚香　新角割　白檀　12個入なんだか　割高のようですが　そのうちに試してみましょう。。。↓　お香関係　いろいろ　揃っていました。ちと　お高いかもです。

2006年06月13日

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くらわんか茶碗

東海道五十三次膝栗毛に　出てきます。ふねははや、ひらかたといへる所ちかくなりたると見え、商ひ船、ここに漕ぎよせ漕ぎ寄せ、「めしくらわんかい。酒のまんかい。サァサァみなおきくされ、ようふさるやつらぢゃな。」と此ふねにつけてえんりょなくとまひろげ、わめきたつる。このあきなひぶねはものいひがさつにいふを、めいぶつとすること、人のしる所なり。（舟は早くも枚方という所に近くなったと見え、商いの舟が漕ぎ寄せてきて、「飯くらわんかい。酒のまんかい。さあさあ皆起きくされ、よく寝るやつらじゃ。」といいながら、この舟につけて、遠慮なく筵をひろげ、叫んでいる。この商い舟は言葉が乱暴なことを名物にしているのは、有名なことだ。）淀川を行き来する　三十石船に鈎をかけて　近寄り　積極的なお商売を　なさったらしいです。。。あはは。広重の　京都名所「淀川」に　その姿を見ることができます。安藤広重画「東海道五十三次」復刻版［56枚＋額2点付き］先日　この船で　使われていたという　お茶碗に　出会いました。画像がなくて　申し訳ありませんが古波佐見焼くらわんか手描き茶碗↑これよりは　少し浅めの　小ぶりのものでした。ん～　もしかして　ご飯茶碗だったかも。。。みたいな感じ。。。染付けで　見込みに五弁の梅お正客には　了入　次客は　永楽でしたから　くらわんか茶碗の三客さんは　もしかして　がっかりだったかも。。。なんて心配しましたけどね～。あははお茶人さんは　心がお広い。。。。。

2006年04月23日

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お茶のお稽古を　始められた方に。。。

春にお稽古を始められたお弟子さんにお茶の本が　欲しいのですけど。。。と　頼まれました。そこで　おすすめしたのが　これ　↓淡交ムック　茶の湯入門シリーズはじめての茶の湯2600円は　ちと　お高めですが　カラーページばかりですもの。。。裏千家の　お茶のお稽古について　わかりやすい本ですよ。あ～　　えっと　もし注文なさるのでしたら　楽天ブックスの方が送料が　かかりませんので。。。。クスクス上のリンクは　出版社です。裏千家同門社中の皆様方。。。淡交社が　楽天市場にあるのをご存知かしらぁ?　リンク貼り付けときますね。↓　淡交社初めて見つけたときは　あたくしも　びっくりいたしましたぁ。金平糖ストラップ　ピンクこぉんなものまで　お取り扱い。。。お手軽な　季節のお稽古道具なども　ありましたよぉぉぉ。必見!

2006年04月19日

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三千家合同大茶会

久しぶりの更新です。。。。4月16日(日)栗林公園にて　ちと　大掛かりな茶会がございました。武者小路千家家元　不徹斎宗匠の　講演会梅澤記念館(東京)　梅澤信子館長(武者小路千家理事)の濃茶席表千家　木村哲郎宗匠の　濃茶席裏千家　安部宗正業躰先生の　濃茶席安部流家元　坂本大定宗匠の　煎茶席点心席は　京都　三友居の　お点心。歴々たる　お顔ぶれ。。。。息抜きの　薄茶席。。。を　担当させていただきました。野点の薄茶席は　三千家合同でという　めずらしい形式。表さんと　官休さん(武者小路さん)で　一席。官休さんと　お裏で　一席。お客さまは　どちらかに入っていただきました。短冊　　不徹斎　　　春風笑釜　　　唐松地紋　鶴首　　　与斎水指　　柳橋　　　　　　　　善五郎薄器　　キンマ　名取河　　　福井　誠山茶碗　　赤楽　　銘　草庵　　了入　　　　松に波　　　　　　　善五郎　　　　クラワンカ茶碗茶杓　　松平大膳　作蓋置　　つぼつぼ　　　　　　茜お点前は　官休さんと　お裏が　交互に。私は　両方の半東を　全席　させていただきました。お菓子は　富山からの取り寄せでおわら玉天。。。淡雪のきんつばみたいな感じ。。。お花は　浜乙女・鳴門さわぎく・縞葦大きなもめごともなく　終始　和やかな雰囲気で　ほっとしました。やっぱり　他流とご一緒というのは　しんどいですぞ。。。お互いに。◆野点（のだて）傘　二尺五寸(赤直径140cm 軒の高さ 167cm)

2006年04月18日

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表朔の展示会～

姉弟子が　表朔の展示会の　添え釜をいたしましたので決死の覚悟で　行ってまいりましたの。。。あはは。飛んで火に入る　なんとやら。。。お道具屋さんが　てぐすねひいているところにコソコソコソ。。。姉弟子の手前　行かないわけにはすまないし行けば行ったで　大きなお買い物が　待ってるわけだし。。。ゆっくりと　お道具を　見るまもなくあたくしの　目の前には　トントントンと　お棗が　みっつ並べられ　さぁ。。。どれに　なさいます?あはは～今回は　申し訳ないけれど　なにも購入いたしませんでした。桜の幹を　そのまま胴に使った　おもしろいお棗が　ありましたが甲が　桜の花蒔絵だったので　ん～　あと　もぉひとひねりほしいかな～なんて。。。６０万くらい。今　ひとつは　透明なアクリルに　紅葉の金蒔絵。これは　素敵でしたの。中に　お抹茶を盛ると　ところどころ透けて見えて　あ～　お洒落だわぁぁと　思いましたが８０万は　ちと　お高い。挿絵代わりに　なにかお棗を。。。と　探したところこんなのが　出てきましたぁぁぁ。１８０万ですと。。。↓棗　森羅万象蒔絵あ。。。これ　今日　見てきた。。。↓高級茶道具掘出し物市、開催中！大特価品、見切り品、多数あり！安さのために代引きのみです！...近左で　蓋裏に　鵬雲斎。４３万かぁ。。。。ん～　写真が悪いなぁ。。。甲の綺麗なとこ　写ってないやん。奥さんに　言うとこ。。。あはははは

2006年04月02日

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和親棚で　立礼席　

和親棚を使って　立礼での　お茶会。「魚鳥来親人」　地元のお寺さんの筆です。八十六翁　龍澄。お花は　木ブシと　薄いピンクの曙椿。花入は　耳付の青磁。白色と若草色の襲ねの紙釜敷に　香合は　隅田川。敬典の筒釜。水指は　デルフト。ローズ色の棚に　白地のデルフトが　すっきりと　よく　映りました。一番使いたかったのが　翠嵐の三つ組の　蝶の蓋置。青交趾で　春らしく　外国の方に　喜んでいただけました。棗は　白漆に吉野山の蒔絵。お茶杓は　太玄老師で　花だより。主茶碗は　小ぶりの赤楽　檜垣青子。替えは　春の野。。。。作は　忘れました。。。数茶碗に　とりどりの　桜の絵のお茶碗～。今回の工夫は　蓋置に　こだわりがありましたので最後の　かざり置きの際　まぁるい棚の　まんなかに　棗と茶杓。３時の位置に　主茶碗。　９時の位置に　蓋置を　かざりました。あはは～。　自己陶酔の世界ですぅぅぅぅ。デジカメを　持っていないのが　残念　残念。お菓子は　太宰府の藤丸さんから　取り寄せました。泡雪風の　黄色い菱と　地元の　和三盆。小間での　お道具は　のちほど～。【抹茶茶わん】色絵茶わん　春草

2006年03月27日

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和親棚

立礼という　椅子を使った　お茶もあります。裏千家には　点茶盤をはじめとして　御園棚や春秋棚　知新棚というものもあります。それぞれに　決まったお点前があり　畳のお部屋がなくても大寄せの茶会などでは　重宝します。当代　坐忘斎お家元の　お好みで　和新棚というものが　できました。現代風といいますか　入れ子の棚　三つ組になったもので丸・三角・四角　　色も　黒かローズの　６種類あります。昨年　街角のコミュニティホールで　呈茶の機会をいただき丸のローズを　購入いたしました。電気炉専用で　五徳の高さの調節ができませんもので釜の形は　限定されるようです。お点前は　特に　定めませんとの　お家元の　お言葉。。。丸型は　スマートで　美しくて良かったのですが三角や四角のように　釜の蓋を置けなくて。。。２２日に　外国の方　６０人ほどに　お茶を差し上げますものでまた引っ張り出して　ふぅぅぅむと　うなっております。やはり　丸型は　鉄瓶のためのものかと。。。でも　柄杓をかけるところが　ある。。。悩ましい　春の宵ですぅぅぅぅ。【立礼棚】御園棚　淡々斉好写

2006年03月18日

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七事式　東貴人且座

七事式のひとつに　且座　というものがあります。花月札で　くじ引きをして　それぞれが　役割分担。亭主(濃茶点前)・半東(薄茶点前)・正客(香点前)・次客(花入)・三客(炭点前)。。。本日のお稽古は　且座のバリエーション。「東貴人且座」でした。ん～。つまり　亭主が　貴人さんということでぇ。。。だから　且座のように　半東と亭主が　並んですわることをせず敷居外で　ご挨拶をします。亭主以外は　もちろん　ずうっっと　「控え」の姿勢です。正客　自香の後は　まず　貴人さんから　香を聞くので香炉は　いつもの　逆に移動します。亭主は　濃茶点前を　終えると　貴人畳に移動。半東は　亭主の座で　濃茶をいただきます。濃茶　一巡。正客の「お茶碗　お拝見を」で半東が正客の前に。正客「お薄は　お清で」の　ご挨拶。半東は　睨み菓子を運びます。一巡の後　睨み菓子は　正客が預かり　捨て菓子とします。貴人台で　出された薄茶は　お詰が　貴人さんに。あれ。。。。「お薄は　いただきません」って　どこで言ったんだっけか。。。このお稽古をしたのは　確か　３年ほど前。。。次回までには　また　綺麗さっぱり　忘れております。本日は　徒然棚を　使いましたので　茶入と棗の入れ替えも何やら　ややこしく。。。。花月　１００回　朧月。。。

2006年03月07日

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初めての　お茶のお稽古

高校生のお嬢さんと　おかあさま。新しい　お弟子さんの　初稽古でした。扇子を前において　まず　ご挨拶のお稽古。綺麗な立ち方　座り方。襖の開け閉め。お菓子の取り方。お茶の飲み方。今日のお菓子は　菜の花きんとん。お干菓子は　雪輪と　わらびを　準備しておきました。和菓子で記念日！4号【ポイント2倍200602】黄色と緑のかけわけの　菜の花きんとんの画像がなくて　残念。ん～　これは　でっかい　ケーキみたいなやつかも。。。です。手始めに割り稽古で　帛紗捌き　茶巾の扱い　etc。へぇぇぇぇ　ほぉぉぉぉ　と　目をまんまるにして楽しそうに　お稽古なさいました。つくづく　娘を　持っていないことを　残念に思います～あはは。

2006年02月19日

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夜咄の茶事

年に二回　業躰先生をお招きして　支部の幹事講習会をいたします。今回は　12月26日に　夜咄の茶事の　お稽古と　決まりました。茶事には「朝茶事」「正午の茶事」「暁の茶事」「夜咄の茶事」等七式あります。茶事は一服の茶を楽しむために茶、菓子、料理、道具などを総動員して客をもてなす　茶のもっとも完成されたかたちです。「夜咄の茶事」は日没から蝋燭の灯りのみで行う幽玄な茶事で、日が短く夜に虫などがでない冬の茶事と言えます。今回のお稽古は　席入り　前茶を　一組、　初炭を　四組濃茶　続き薄茶　止め炭を　我々二組が　担当致します。一番年若いあたくしは　いつも　恥かき係りと　決まっておりましてながながき　お点前を　満場の中で　させていただく光栄に拝し奉るわけでして。。。。とほほ。ありがとうございます。お勉強させていただきまつ。。。なのでする。ん～　師匠の　苦々しきお顔が　目にうかびまつ。師匠は　幹事の定年が　85歳ということで　昨年　引退いたしまして今回　同席いたしませんことが　心細いような　ほっとするような。。。あはは。がんばろ～っと。＊キャンドル＊p.手燭

2005年12月13日

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座布団のすわりかた。。。

先日　船上でのお茶会で　デッキの椅子の汚れがめだったので椅子の上に　茶道用の　お座布団を　置きました。家庭用のお座布団より　一回り　小さくて　薄いものです。お座布団の　マナー。。。ご存知ない方　多いのでは。。。茶室内で　お座布団を使うときは　一枚一枚　お客さまに手渡しします。正座しているところに　どうぞ　お使い下さいといって　両手で　手渡されるわけですが。。。。さて　どうします？正座のまま　立たずに　座布団を敷く方法。。。まず　座布団を　横に二つ折りにします。膝の下に　わを奥にして　差し込みます。体重を　前に移動して　わの下の部分をのばします。ん～　文字にすると　むずかしいね。。。でも　座布団　踏むなんて　もってのほかですから。。。。お気をつけ　あそばせ・・・です。　　あはは。銘仙判

2005年10月12日

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船上茶会

10/9　小さなフェリーを　貸切にして　船上茶会をしました。甲板で　ドラを鳴らして　紙テープを握って　出航です。瀬戸の花嫁　流したりして。。。。ククク　　悪乗り。お呈茶は　デッキで。船室では　茶箱のお点前が　三種。テーブル席で　ポットを使って　千歳盆点前。棗は　青漆に　渦蒔絵　　表朔茶杓は　誡堂老師　銘　潮騒主茶碗は　桧垣青子の　鳳凰替は　林　淡幽の　荒磯茶箱点前は　一閑張の　瓢型　秋草蒔絵の茶箱で器据を使って　月点前御所籠を使った　色紙点前も　やりました。歌花筒に　瑞祥のお扇子。お花は　野ぼたんと　吾亦紅。一席　８０人の　お客様で　約４０分間の　クルージング。六席で　４２０人の　お客様に　来ていただきました。お天気にめぐまれ　楽しい一日を　過ごしました。お茶席　準備で　ブログしばらく　おさぼりでした。お詫びいたしまつ。。。。

2005年10月11日

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茶事の着物

初秋の候文化協会賞　受賞記念のお茶事に　およばれしてきました。本来　濃茶席のご案内があるときは　紋付が約束なのですがお祝いの席でもありますので　敢えて　派手目のお着物での出席。九月は　単衣の着物です。◇山岡古都特選創作訪問着水墨書「御所時」今日の着物の　作家さんの　柄違いの画像を　みつけました。私のは　道長取りで　秋草の模様です。裏地が　墨黒で　おもしろいので　私は　単衣仕立てで　着ています。お色目は　地味ですが　個性的な一枚。なかなか　帯が難しい。。。今日の帯は　薄い白紫地の　ひげちりめんに　六瓢（瓢箪　六個で　無病）のお太鼓柄の染め帯。柄が少ない方が　すっきりします。帯揚げは　薄紫と薄緑の片身代わり。帯締めは　濃紫。月に兎の　手提げに　暗緑の草履。ん～。秋です。一日　遊ばせていただきましたぁぁぁぁ。

2005年09月25日

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九月月釜会期　義経

待合　　　淡々斎筆　別本席床　　太玄和尚筆　　関花入　　　船一重　　　　　　玄々斎在判花　　　　松村草　ほか香合　　　源氏烏帽子　　　　　　　　　　畦地貴山釜　　　　軍馬地紋　　　　　　　　　　　時代土風炉　　　　　　　　　　　　　　　　　永楽棚　　　　円能斎好　源氏棚　円能斎在判　25ノ内水指　　　荒磯　　　　　　　　　　　　　中村秋峰替茶器　　大海薄器　　　曲　五條大橋絵　　　　　　　　橋村万象茶杓　　　淡々斎　　銘　鉄刀木（たがやさん）主茶碗　　赤楽　　　　　　　　　　　　　了入替茶碗　　馬上盃　玉藻焼　　　　　　　　氏家常美蓋置　　　輪鈴　　　　　　　　　　　　　一ノ瀬宗辰建水　　　槍鞘　　　　　　　　　　　　　一ノ瀬宗辰煙草盆　　淡々斎好　菊置上　　　　　　　田原一斉火入　　　桶川　唐子　　　　　　　　　　中村秋峰菓子器　　鎧櫃　　　　　　　　　　　　　時代菓子　　　静（白拍子の水干の袖をかたどり　黄身餡に緋・白襲ね）義経の趣向の　お茶会でした。。。わかりやすい。。。あはは。義経（前編）義経（後編）

2005年09月04日

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船上　茶会

10/9に　貸切のフェリーの船上での　お茶会を頼まれているのですがまだまだ　ん～　　ピンときません。香箱のような　和紙の箱に入れたお菓子を　乗船の際にお渡しして船内で　千歳盆点前　茶箱点前　御所篭色紙点前を　見ていただく予定です。茶箱点前には　雪・月・花・卯の花・和敬と　種類がありますが秋なので　一番むずかしい　月点前の　ご披露になります。船の揺れの予想がつきませんので　瓶掛・鉄瓶は　使用せずティファールの　電気ポットを使ってみます。。。掟破り。。。ティファール　電気ケトルニューヴィテス　エキスプレス　1L　0824アップ祭5　これは　先日　楽天で　購入いたしましたので　使用後の感想などまた　後日　書かせていただきます。千歳盆セットん～。　考えが　まとまらん。。。あはは

2005年08月31日

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国宝　茶碗

国宝に指定されている　お茶碗は　８品。そのうち　国焼きと　言われる　国産品の　国宝は　２点。光悦白楽茶碗　銘「不二山」国宝の茶碗の中で唯一、作者が特定される　本阿弥　光悦の「不二山」。光悦が　嫁に行く娘に与えたと　伝えられる。茶碗上部の白と、茶碗下部の窯変による黒っぽさの対比が絶妙。サンリツ服部美術館所蔵10/16まで　サンリツ服部美術館で　展覧できる。志野茶碗　銘「卯花墻・うのはながき」全体の器形は瀬戸黒などの”真一文字”に近い器形で、畳付からの立ち上がりの低い　小振りの大人しいお茶碗。内箱の裏に「やまさとのうのは那がきのなかつみちゆきふみわけしこゝ地こそすれ」と言う片桐石州の書き付けがあり、「卯花墻」の銘の由来を示すものとなっている。三井文庫所蔵。9/25まで　愛・地球博協賛行事の　愛知県陶磁資料館で　展覧できる。　　　　業務連絡。。。一緒に見た　五島美術館の　鼠志野「峯紅葉」は　重要文化財でしたぁ。そして　高麗大井戸茶碗　銘「喜左衛門」。高麗茶碗の中でも特に珍重されてきた大名物手（大井戸）。大井戸の約束である竹の節の形態に似た竹節高台（たけのふしこうだい）、外側にまわる轆轤目（ろくろめ）、高台まわりの釉薬が鮫皮のように縮れた梅花皮（かいらぎ）も　見事。「細川井戸」「加賀井戸」と共に　天下の三井戸。大徳寺孤蓬庵所蔵　　　　再び　業務連絡。。。あれやあれ。。。所有者に祟りをなすといわれる　妖しの茶碗。見たやんかぁ。。あと　５品が　建戔手と呼ばれる中国の陶磁で、あの有名な耀変天目が３点と油滴天目と玳玻（たいひ）天目。天目茶碗については　また　後日。。。

2005年08月30日

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鏡　草

朝顔のことを　秋の鏡草と　いうそうです。じゃあ　春は? 夏は? って　思うよね。。。普通。。。あはは大根の和名　カガミグサ正月元日に宮中で鏡餅の上輪切りの大根を　置いた。はるのかがみぐさ。松の異名ん～。納得できんけど。。。季語。　　ふゆのかがみぐさ。あと　鏡草と呼ばれるものは　たくさんありました。1.ヤマブキの別名　鏡草 (カガミソウ)・面影草　むかし、あるところに相思相愛の男女がいた。二人は共白髪までと将来を誓いあったのだが、浮世の義理とでもいうものか、二人は別れなくてはならないことになった。そこで二人は別れに際してお互いの面影を忘れないようにと、互いの面影を鏡に映し合って持ち帰った。その鏡を地中に埋めておくとそこに山吹が芽吹いて明るい黄金色の美しい花が咲いたといわれている。「古（イニシエ）の面影草の夕映えや　留めし鏡の名残なるらむ」「面影をたがひに留めし鏡草　忘衣の名残恨めし」　　　　古歌2.カタバミ古くには、カタバミの葉で、鏡を磨いたことから、鏡草という名もある。3.一薬草の異名　きっこう草・鏡草葉が鏡のように　光沢がある。岩鏡。4.ウキクサ葉面の光沢が　著しいため。トチカガミの　トチは　スッポンの意。スッポンの鏡。。。あはは。5.ビャクレン　カガミソウ中国原産　ブドウ科の蔓草。「かが」という言葉が　蛇信仰に由来するとの説があり蔓が巻き上がって伸長する様からの命名。　アサガオ　ガガ芋も　この説と一致する。6.ガガイモ蔓草でもあり　裁縫のかがるという言葉は　古事記にまでさかのぼれる言葉。ん～　　深い。。。今日は　ここまで。。。西洋アサガオのタネIpomoea

2005年08月24日

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稽古茶事

手作りの点心で　稽古茶事。扇型の梅ご飯の押しぬきと　湯葉豆腐。ハモの辛子味噌あえと　スダチ酒。強肴は鯛の味噌漬け。八寸は　オクラと　海老。お軸は　泰道老師の「本来無一物」お菓子は　玉すだれ小雨のため　腰掛待合は　使わずに給仕口より　小間に入る。床の間に　白萩と　京鹿の子。義山の掛花入。螺鈿の琵琶香合。朝鮮切掛釜に　小ぶりの水指　矢と的の絵付け。琵琶法師で平家物語　那須与一の趣向か。。。薄茶席は　立礼で　家元好みの和親棚。床の間は　日々是好日の　短冊。矢筈すすきに　吾亦紅と桔梗。花入れは備前。中村　宗悦の蜻蛉の　香合。立秋を過ぎ　清々しい秋の趣向。百舌屋風の鉄瓶に　栗山の赤楽。替茶碗は　萩。干菓子は　和三盆。あたくしは　今日は　お正客だけ。ん～。やっぱり　亭主のほぉが　おもしろいな。。。あはは。【和の質感演出】ちりめん和の花桔梗（ききょう）

2005年08月21日

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着物のお手入れ

お茶のお稽古と　着物は　切っても切れない関係。。。お稽古の時は　ともかく　お茶会や講習会は着物で　出席というのが　不文律です。ここで　困るのが　男性の扱い。。。着物に袴という姿が望ましいのですが女性と違って　着物に執着しないからなのか季節のものを　一枚だけ　一張羅を　お作りになる。。。先程　電話がありましてね明日のお茶会の　お手伝いですが　洋服で行っても良いですか？と　連絡がありました。洋服だと　表に出ていただくわけにはいかないし　裏方になりますよと　お答えしたら　じゃあ　いきませんだって。。。お着物　あったじゃない。あれは　ダメなの？って　聞くとこの前　使って　汗をかいたから　クリーニングに出したらいいものなので　５万円かかったので　使いたくないです。。。やと。ふふん。。。やな。手伝うていらんわい。。。お着物を　お作りになるときは　パールトーン加工を　なさいませね。反物だと　一万円以内で　できますし今　お持ちの　お着物でも　一万円で　加工できます。加工後　５年間は　シミ抜きや　汗とり　無料ですよ。ご存知なかったのかしらね。。。パールトーン加工（袷・仕立上）紋付（三丈）

2005年08月20日

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８月の茶花　　芙蓉

中国・日本西南部原産のアオイ科の落葉低木で、夕刻には萎む一日花。夏から秋にかけて、一重咲きの清楚な白や柔らかな淡紅の花姿が楽しめ、八重咲の品種もある。捻ったような蕾が　愛らしい。大輪の花が　次々と咲き継ぐ姿に、芭蕉は「枝ぶりの　日毎にかはる　芙蓉かな」と　詠んでいる。古来　中国では　芙蓉といえば蓮（水芙蓉）のことで、楊貴妃の顔に例えられる美女の代名詞。それに対して　ここでいう花木のものは「木芙蓉・モクフヨウ」。ハイビスカスの仲間。純白の花弁が　日差しを浴びながら　次第に紅へと変わっていく「酔芙蓉」は　酒に酔っていく妖艶さに重ねて名付けられた。咲き終えた紅色の間に　新しい白花が開花する景色が　独特であり、移りゆく花の色は　華やかさの中に　無常観を漂わせる。画像を　お見せできないのが残念。。。今日を限りの儚さゆえ　茶花として好まれるが、ほろ酔い程度のものが　望ましい。時間との勝負。。。うまくいけば　酔いのまわった風情を　見ていただける。一期一会の想いを託して　一瞬の美しさを求めて。。。酔芙蓉

2005年08月20日

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秋の茶会

10/9に　お茶会を　します。県の秋の文化祭　協賛なのですが貸切フェリーの上で　船上茶会です。一般の方が　たくさん　おみえになるようなので親しみやすい　気楽なお茶会にするつもりです。香箱のような　和紙のＢＯＸに　お菓子を入れて桟橋で　お手渡しして　甲板で　海をながめながらつまんで　食べられるような　お菓子を　考案中。大好きな　栗落雁と　有平糖　金平糖なんかを入れようかな。。。箱の中に　折り紙で　何か折って　一緒に入れたいんだけどなかなか　ピンとくるものがなくて。。。毎日　こんなに暑いのに　秋のものなんて　思いつかないよぉ。。お盆休みは　折り紙の本と　にらめっこしてまつ。小布施の楽雁（らくがん）120枚

2005年08月13日

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蓮根羹

夏のお菓子の　お気に入り　蓮根羹。レシピを　ご披露しませう。＜材料＞　　　新れんこん　　　350Ｇ　　　寒天　　　　　　　1本　　　水　　　　　　　カップ　1　　　砂糖　　　　　　150Ｇ＜作り方＞　レンコンの皮をむき　酢水につけて　アクをぬく。　寒天は　水できれいに洗って水けを絞り　手で　小さくちぎって　分量の水とともに　なべに入れて　30分ぐらいおいてふやかし　そのまま火にかける。　寒天が　完全に溶けたら　砂糖を混ぜ合わせて　5分ぐらい煮て　一度　こして　荒熱をとる。　れんこんを　細かくすりおろし　ふきんに包んで　絞って　軽く水けをきり　寒天液を加えて　まぜあわせる。　水をくぐらせた　流し缶に入れて　冷蔵庫で冷やす。新！　加賀蓮根　1本　(1kg）　　[産直石川県]簡単だよぉぉぉ。　しゃくしゃくして　おいしい。。。ぜひ　おためしあれ。

2005年08月02日

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現金で　お中元

お中元の時期ですよね。　習い事の師匠には　月々のお月謝に重ねて　お中元・お歳暮を　するものです。　お中元にも　決まりがあるのですよ。毎月のお月謝・一か月分を　現金で。。。という　不問律があります。知らない方は　びっくりされますよねぇ。。。私の茶歴は　もう　３０年を超えますが　まだまだ　師匠に比べると　知らないことが多くて　しっかり　お月謝払って　毎週　お稽古に行っています。親先生という　言葉があります。私にとって　師匠は　親先生。私の弟子は　師匠の孫弟子というわけでして　親先生を　持たなくてよくなるのは　まぁ　お人にもよりますが　名誉師範クラスにならないと。。。名誉師範は　年齢制限で　７５歳にならないと　申請できませんので　まだまだ　まだまだ　先のことです。。。あ。。。。そうそう。　ボーナスないていうものを　いただかなくなって随分になりますが　ボーナスのことを　夏は　おだんご代　冬は　おもち代って　言うのですよ。あたくしも　お手伝いをしてくださる方に　ほんとに　おだんごくらいしか　買えない程度ですけど　おだんご代　準備しました。あはは。

2005年07月27日

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釣舟　花入

花は野にあるように。。。流儀花と違って　茶室では　茶花と呼ばれる控えめな花を　自然な姿に入れます。季節によって　花入も　変わります。夏は　目にも涼しく　篭を使うことも多いのですが　水を想起させることもあり　舟型も　よく使います。【花入】白楽　釣舟花入本来は　南蛮砂張(金属)ですが　陶器のもの　篭のものも　よく　見かけます。裏千家では　常には船首を上座に向けて釣り　入船としますが　門出を祝う時には　出船に釣ってもよいと　されています。　入船に釣って　糸柳や糸すすきなど　枝垂れるものを生け　碇を下ろした　泊船としたり、出船に扱い　釣鎖の間で　花を　帆を高く上げたように入れて　走舟の姿に入れたり。。。使う茶花も　ひと工夫。。。碇草　立浪草　浦島草　釣舟草　鯛釣り草などなど。。。あはは　まぁ　こんなことを　考えはじめたら　きりがないわけで。。。香合は　亀にしようかしら。。。とか　青海波の　お水指　あったわねぇとか　海松貝蒔絵の　お棗が欲しいわねぇとか。。。あはぁ。

2005年07月25日

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三千歳(みちとせ)

おいしい　桃の時期ですね。ご予約受付中！【岡山の特選白桃（M～L玉・4kg入）】中国の古い伝説に　三千年に一度実を結び　食せば寿命が延びるという　桃の木の話しがあるといいます。それにちなんで　三千歳(みちとせ)という　お菓子があります。雛の節句のころに　いただく　なんのことはない　ピンクの衣のきんとんなのですがね。。。あはは。今年の春だったかしら　お茶会から　帰って　今日のお菓子は　三千歳だったの。あたし　一人で　食べちゃった。。。食べずに　持って帰って　二人で　半分ずつ　いただけば良かったわねって言ったら　そんなに生きたら　飽きると　のたもぉた。。。ふふん　今は　お菓子じゃなくて　本物の桃の季節やしぃ。。。今度は　仲良く　半分ずつ　食べられたら良いわね。　

2005年07月24日

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灰

お茶人さんが　一番　大切にしているものって　何だと思いますか?値段の高い　お道具ではないのです。それは　とっても　意外なものなのです。あのね　炭を使って　お湯を沸かすでしょ? その　炭の最後の姿。。。灰。どんどん炭を　使うから　どんどん灰も　貯まりますよね。それを　庭先の甕に　保存しておいて　夏の土用の頃。。。つまり今頃　洗うんですよ。。。灰を。あ! 炭を　茶室に持ち込む時には　当然　洗って　乾かしたものを　使います。これも　ご存知ない方が多いですね。洗った灰を　乾かして　番茶を煮出したものをかけて　色をつけるわけですよ。これをまた　乾かして　保存しておく。。。。炉の中に　入ってるじゃないですか。。。灰。あれは　そこまで手間をかけたものなのですよ。私の師匠が　病気で５０日間　入院されましてね　看病に来られていたお嫁さんが　庭先の甕を　綺麗に洗って　灰がなくなっていたそうです。貯めるの大変なんですけどね、悪気があったわけじゃないし。。。。あはは大切なものって　人によって　いろいろですね。愛媛産菊炭3kg灰と灰形

2005年07月24日

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水琴窟

水琴窟（すいきんくつ）って　ご存知ですか？　これだけ暑いと　今更　涼しげな。。。なんて　間に合いませんけどね。あははお庭に甕を埋めて作った　手作りの水琴窟に　出会ったことがあります。どこからか。。。ほんとに　どこからか　雫がかなでる音が　聞こえてくるのですよ。それも　少しずつ　音色の違うものがね。雨上がりで　木々の緑にかこまれて　露地待合での　ほんのひととき。。。。何よりの　ご馳走でした。水琴窟が奏でる四季のやすらぎ～夏しかし。。。。暑い。。。ついに　肩を　出してしまいました。お稽古場では　肩や　お膝は　出してはいけない　お約束です。今日は午後から　お稽古。。。一度出してしまった肩に　衣装をのせるのは　つらぁぁぁ。

2005年07月23日

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なでしこ

お稽古用の　お茶碗を　今日から　なでしこの平茶碗に　かえました。河原撫子。。。かわいい　お花です。撫子の　別名　常夏（とこなつ）。これは　茶道だけの　呼び名でしょうか。。。季節感を　大切にする　お茶の道ですが　なでしこのものだけは　夏中　使っても良いそうです。渓峰作乾山撫子半掛平茶碗四つ花　なんていうのも　あります。これは　紫陽花のこと。主に　ガクアジサイを　好みますが　アジサイの花びらに見える部分は　４枚のものが　多いですからね。思いつくところでは　梅のことを　花の兄とか　呼びますねぇ。魁（さきがけ）とも　言う。春　一番に　咲きはじめますからね。薀蓄のご披露。。。。。あはは夏の間は　朝顔形の　平茶碗です。見た目にも涼しいですから。。。反対に　２月の極寒のときには　筒茶碗。お茶が　冷めにくく　両手で　つつみこむように持つと　あったかい。。。乾山老松筒茶碗日本に四季が　あってこその　お茶の楽しみを　しみじみと　実感です。

2005年07月22日

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七月のお菓子

葛焼きという　お菓子を　ご紹介しましょう。大寄せの茶会では　何百という数で　お菓子を注文しますので、懇意な和菓子屋さんに　お願いして　オリジナルのお菓子を　作っていただきます。昨年　この　葛焼きの餡を　コバルトブルーで　作ってみました。なんだか　サイダーみたいで　少しへんだった。。。あはは。濃い緑にしていただいたのは　大成功。岩洩る水とか　苔清水とかの　名前をつけて　冷たく冷やして　お客さまに　召し上がっていただきました。【限定　今月の和菓子】「文月」二色の葛焼き以前　摘み草料理の　フルコースというのに　およばれした時に　メニューに　わらびの刺身と　書いてありまして。。。わらびが　どんなふうに　出てくるのかと　楽しみにしていたら　わらび餅が　出てきて　大笑いでした。葛焼きの　あのもちもち感は　わらびの粉のおかげだそうです。

2005年07月20日

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うずくまる

蹲る（うずくまる）という　名の　花入れがあります。もともと　信楽の民具で　農家で　豆を入れたり　油を入れた　小壷です。昔の茶人が　花入に　見立てて　その　侘びた味わいを　好んだそうです。適当な画像が見つからず　残念ですが　その姿は　まさに　うずくまる。。。礼拝の姿と見るか　すねて　うずくまる姿と見るかは。。。。。焼物の小壷を見て　うずくまると　名付けた人の感性に　敬服します。信楽焼き流木付　花瓶　　送料無料。。。業務連絡。。。信楽の　うずくまる　ひとつ　欲しいな。。。ああたの　にぎりこぶしくらいの　大きさのやつ。首に縄掛けて　柱に掛けとく。

2005年07月19日

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おすすめ　有平糖　ごま・大豆

有平糖なのですが　お稽古用に　買い置きできる　お菓子として　地元のお茶屋さんで　購入していたものですが　ネットで　半額以下で　見つけてびっくりです。五大アレルゲン対応の　自然食のおやつだったなんて　またまたびっくりです。うすい有平糖の中に　ごまの　はいっているのと　大豆のはいっているのの二種類ですが　私は　金の粒・銀の粒と　呼んでいました。甘すぎず　ごまや大豆の香りが　自然です。手土産として　いとしい人のところに　持って行ったことがあるのですが　おいしぃぃぃぃと　言って　目の前でバリバリ　食べられて　びっくりしました。あはは。お稽古のときは　それを　一個だけ　食べるんだぞ。。。あ！　裏ワザ　紹介しときます。はさみで　３個くらいに　切れるのです。これ。切り口も　綺麗にまとまって　かわいいです。有平糖（ありへいとう）　黒大豆ごまは　画像が　取り出せませんでした。同じ　ショップにありましたよ。

2005年07月16日

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裏千家　青年部

裏千家には　青年部という組織が　あります。許状・資格には　かかわらず　５０歳未満で師匠に　ご推薦いただける方なら　どなたでも　参加できます。全国に　374の　青年部がありその　ひとつが　うちの　青年部でそこの　部長さんが　あたくしというわけです。名刺を差し出すときとか　領収書をいただくときに青年部部長という　肩書きが　ここ最近　ちと　はずかしくなってきました。。。。あはは８月に　青年部で　お茶事をして　遊びます。今日は　その　打ち合わせ。。。。広間で　点心席、小間で　濃茶席、立礼で　薄茶席の　３席です。点心は　手作りで　露地草履　蹲　にじり口も　省略せずにちゃんと　やることになりました。今回は　あたくしは　オブザーバーで　なぁんもしなくて良い係り。若手を　育てる　お茶事です。でも　お遊びとはいえ　お茶事ですからはずせないルールというか　それはいかんでそ。。。というのもたくさん　ありますからねぇ。担当表作って　みぃんなに　役割分担したからこの件に関しては　当日までの　お楽しみということにしとこ。茶托／茶道具／暁山窯

2005年07月15日

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お盆の準備に　いいもの　みつけたぁ。。。

先日　小学校の　伝統文化体験授業というもので　茶道を教えてきました。毎年　六年生対象に　この時期　行われる行事です。今年は　事前に　国語の授業との　リンクで　子どもたちから　教えてくださいなの　依頼のお手紙をいただき　終わったあとでの　お礼状もいただきました。一人ひとりに　その　お返事を　今　書き送ったところです。ちと　しんどい。。。あはは。メールも良いけど　お手紙も　やっぱり良いですね。●季節のお花いろいろミックス50本最終価格2400円7/7日～7/20日開催分こんなの　見つけちゃった。送料がかかっても　これはお買い得。。。お盆用に　要チェックです。お仏壇のお花や　お墓用の　お花。。。あはぁ。。。

2005年07月15日

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