タイムマシン
図書館の検索機が調べにくくなっていて(タイトルいれるところにスクロールできない?)カウンターのおねいさんにたのみました。「児童書ですけどいいですか?」と検索しながら言われました。大人が子供用読んだって、子供が大人用読んだっていいでしょ!と思いつつ、冷房のあまりきかない図書館でおねいさんは走って探してくれました。親切な応対に感謝。「タイムマシン」は映画を先に観て、これがなんとぶっとんだお話で、いつか原作読んでみたいなと思ってたのです。タイムマシンを作ったトラベラーは自ら80万年後の世界に旅立つのですが、未来人は美しい地上人「イーロイ」と暗闇に澄む地底人「モーロックス」に分かれていました。そして、モーロックスはイーロイを・・・キャ━━━━ッッ!!!!H・G・ウェルズの生きた19世紀も資本家と労働者の格差がひろがってきてた時代で、この勝利はたんに自然にうちかっただけでなく、人間の仲間をふみつけた勝利なのだ。と、2つの未来人をとおして現代風刺かはたまた将来を予告してたかんがありまする。なんしてもこの時代に「タイムマシン」という考え方を発明した作者に頭がさがります。