私のメインマシンであるiMacG5は発熱が問題になっています。
主にはCPU横の電解コンデンサが熱(ロット不良?)でいっちゃうという問題です。
これは、Appleでも把握していたらし、
リペアエクステンションプログラム(早い話、保証の延長)が発表されていました。
私のiMacG5は今のところ大丈夫ですが、私が一番心配しているのはハードディスクです。
端くれでも、ハードディスクに関わる仕事をしているので、熱に弱いハードディスクが気になって仕方ありません。
そこで、iMacG5の内部構造(冷却システム)を再度確認し、ハードディスクにとって一番良い方法を考えようと思います。
まずは内部構造から。
ちんなみに裏蓋は、
現状、ハードディスク(画面右上)の冷却は、CPU(画面右下)を冷やした暖かい空気を取り入れ、ハードディスクの左にあるシロッコファンで排出すると推察されます。
これでは、いくらハードディスク用シロッコファンが働いても、CPUにより暖められた空気を取り入れるため、高温になるのは仕方の無い事です。
さらに、ハードディスクの発熱も加わって、非常に高温になります。
Temperature Monitorで計測すると50度は確実に超えます。
50度超えでは、すぐにどうこうってことはないでしょうが、確実に寿命に影響します。
そこで、私は次の様に考えました。
3.5インチではスペース的に厳しいので、2.5インチディスクにします。
当然、そのままでは付きませんので、
2.5->3.5インチマウンターを使い、ハードディスク冷却用ブロアを抱かせます。
そして、冷却空気はCPUから取らないで(うらぶたの空気穴を塞ぐ)、下面から奇麗な空気を取り入れ、右端の本体隙間から直接ハードディスクに取り入れます。
さらに、CPUの熱が伝わらない様に裏蓋(ハードディスク部分のみ)に断熱材を張ります。
こうする事により今までよりは奇麗な(冷たい)空気を直接ハードディスクに当てる事ができるので、発熱はかなり押さえられると思っています。
近いうちに実現させたいのですが、前述のリペアエクステンションプログラムの関係から、保証が切れてからの作業になると思います。
不正改造で保証が受けられないようでは困りますので。
また、実現したらご報告します。
ちょっと作業をしただけで、ハードディスクの温度(青色、オレンジ色)上昇は止まりません。
それに引き換え、奇麗な空気があるCPU(緑色)はある温度(60度前後)で一定になっています。